家を建てる際の段取りとは？マイホーム購入を成功させるための流れ

家を建てる段取りは？まずは全体の流れを把握しよう！

まずは、家を建てる際の全体の流れを把握しましょう。

全体像が明確にイメージできると、立ち止まって迷わずに次のステップに進むことができるためよりスムーズです。

また、自分が今全体の中でどの段階にいるのかを掴みやすくなり、お家づくりへのモチベーション向上にも繋がります。

家を建てる段取りの全体の手順は次の通りです。

• 資金計画を立て、ローンの事前審査で予算を確定
• 建てたい家や理想の暮らしをイメージする
• 建築会社やハウスメーカーの情報を集め、検討
• 家を建てる土地について情報を集め、検討
• 建てる家をプランニング
• 工事を開始
• 引き渡し後、入居

次から、上記のそれぞれの段取りについて詳しく見ていきましょう。

家を建てる段取りを詳しく解説！それぞれのステップでやるべきことを把握しよう

家を建てるまでの段取りは大きく分けて7ステップ。

それぞれのステップで何をすべきか、どのような点に注意が必要か詳しく知っておきましょう。

家を建てる段取り① 資金計画を立て、事前審査で予算を確定

次にすべきなのは、ご自身たちの予算をしっかり把握すること！

無理なく返済できる月々の返済額はいくらなのか？

ご自身の年収だとどのぐらいの借り入れが可能なのか？

など予算を組み立てておかないと、使うことができるお金がいくらなのかわかりません。

資金計画については、雑誌等を参考になさるのも良いですが、ハウスメーカーの営業マンなどプロに聞くのが一番早く、正確な金額を割り出すことができるので、オススメです。

ただ注意が必要なのは、資金計画を立てても銀行から本当にその金額が借りれるのかどうか調べてみなくてはいけないということです。

事前にローンが組めるかどうか、銀行へ審査を通す「事前審査」を必ず行いましょう。

住宅ローン審査の流れや審査項目などについては別のコラムで詳細に解説しているので、合わせてご覧ください。

家を建てる段取り② 建てたい家をイメージしてみる

予算が把握できたら、どんな家に住みたいのか、どんなところに暮らしたいのか、家族で話し合ってみましょう。

まず、こんな暮らしがしたい！という理想の生活シーンをイメージしてみたり、今の住まいの不満点を挙げてみるのも有力なヒントになるはずです。

イメージを具体的にするために、展示場にモデルハウスを見に行ってみたりするのも良いと思います。

さらに間取りや収納、インテリア、外観のテイストなど、家づくりで重視するポイントや優先順位の高い条件など、ある程度の方向性は考えておくのがポイントです。

モデルハウスを見学する際は、「あれもこれもマイホームに取り入れたい！」とつい目移りしてしまい、余計な時間がかかるもの。

見るべき部分をしっかりチェックするために、モデルハウス見学のポイントや注意点も確認しておきましょう。

新築一戸建てのチェックポイントもご覧くださいね。

家を建てる段取り③ 建築会社の情報収集をする

家づくりをどこに依頼するか、ホームページや情報誌で気になる不動産会社や工務店、設計事務などを見つけたら資料請求してみるのも一つです。

興味を持った会社があれば、ぜひモデルハウスへ見学に行きましょう！

空間の使い方や素材の質感、そこの会社で働く人など、資料だけでは分からない発見があります。

セミナーや勉強会の受講もオススメです。

会社選びも大切な家づくりの要素。

一生暮らす住まいは、信頼できる会社にお願いしたいものです。

失敗しないハウスメーカー選びのポイントもチェックしましょう。

家を建てる段取り④ 土地について情報を集める

住まい探しを始めようとする際、土地もご自身で探そうとするのは、あまりオススメできません。

土地探しには思わぬ落とし穴も多いのが事実です。

一戸建てを建築するために土地を購入したが、建築不可能な土地だった…、理想を求めすぎて、なかなか土地が見つからない…なんてことも多くあります。

インターネットではその地域の土地の相場を調査したり、ある程度土地を探すこともできます。

しかしネット上の情報だけでは限界があったり、良い条件や価格の物件はネットに出る前に決まってしまったりします。

土地探しは、その後の暮らしまで考えてくれるハウスメーカーに依頼なさるのが一番です。

土地探しで後悔しないよう、正しい土地の選び方や安い土地の思わぬ落とし穴についても知っておきましょう。

また、敷地に対して建築できる面積の基準となる建ぺい率と容積率についても理解しておきましょう。

家を建てる段取り⑤ 気に入った土地でプランニング

気に入る土地が見つかったら、実際に注文住宅の間取りや内装の設計や設備を考えて、プランニングと見積もり依頼をしましょう。

ご自身達の希望の間取りが成り立つかどうか、見積もり費用は予算内に納まるのかどうかなど、判断材料が揃います。

家を建てる段取り⑥ 工事開始

新居のプランや図面が決まったら、施工会社と請負契約を結ぶ段階に入ります。

工事は数カ月かかり、騒音も発生するため、工事を始める前に近所の方への挨拶をしておきましょう。

会社によっては、建築会社の担当者が挨拶まわりをしてくれることもあります。

工事が始まったら、施工現場に行って進捗を確認してみましょう。

施工途中の様子を見ておくと、基礎工事などがしっかりと進んでいるか自分の目で確認でき、新居への愛着も湧きます。

家を建てる段取り⑦ 引き渡しと入居

建物が完成したら引き渡しです。

施工会社の担当者などと一緒に、床や壁などに汚れや傷がないか、設備はスムーズに利用できるかなどをチェックして、鍵や保証書などを受け取ります。

入居後の定期点検の時期やアフターメンテナンスの内容やタイミングなどについても忘れずに確認しておきましょう。

家を建てるまでに必要な期間は？

ここまで家を建てるまでの流れをご説明しましたが、家を建てる際は入居がいつ頃になるかを見据え、逆算して準備を始めることが大切です。

家を建てるまでにかかる期間はだいたい8~15カ月ほどを目安と思っておくといいでしょう。

ただ人によって工期はそれぞれで、長い場合だと2年ほどかかることもあります。

段取りごとの期間の目安は下記の通りです。

• 資金計画を立て、建てたい家をイメージする：約1ヶ月～3ヶ月
• 建築会社や土地ついて情報を集める：約3ヶ月～6ヶ月
• 気に入った土地でプランニング：約3ヶ月～10ヶ月
• 工事期間：約4ヶ月～12ヶ月
• 引き渡しと入居：約1ヶ月～3ヶ月

家を建てる段取りを把握してから理想の家づくりを始めよう

家を建てる際は、全体の段取りを把握することから始めましょう。

資金計画を立て、住宅ローンの事前審査で予算を決めます。

理想の家のイメージを膨らませたら、それを実現できる住宅会社の情報を集めます。

家を建てる土地を決め、新居のプランニングも決まったら、いよいよ工事へ。

引き渡し時には不備がないかしっかりとチェックし、アフターメンテナンスなどについても確認しておきましょう。

以上、簡単に家づくりの段取りについてお話しましたが、もっと詳しく知りたい方は「家づくり勉強会」への参加がオススメです。

ご自身で調べるよりも圧倒的に早く、勉強できるはずです。

勉強会は各住宅会社が開催しており、はれ暮らしを運営しているジョンソンホームズでも、お家づくりの勉強会を開催しています。

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