新築一戸建ての光熱費は集合住宅とどう違う?北海道の事例もご紹介

家づくり

#お金のこと#新築の家づくり

はれ暮らし編集部2022.06.01

「光熱費」とは、電気、ガスといった生活のために必要なエネルギーにかかる費用のこと。

 

「一戸建てを建てたら、マンションやアパートで暮らすよりも光熱費が上がるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、新築一戸建て住宅にかかる光熱費や、集合住宅との光熱費の違いもご説明します。

 

北海道の一戸建て住宅の光熱費の特徴や事例、新築を建てる前に知っておきたい光熱費を節約するポイントもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

新築一戸建ての光熱費はどのくらい?その特徴や集合住宅との違いも

新築一戸建ての光熱費はどのくらいの金額が一般的なのでしょうか?

 

日本生活協同組合連合会の「電気・ガス料金調査」や総務省統計局の「家計調査」を参考に一戸建ての光熱費を考えてみましょう。

集合住宅との違いについてもご紹介します。

 

 

一戸建て住宅の電気代の特徴

マンションといった集合住宅から一戸建てに引っ越しをすると、「一戸建てのほうが電気代が高い」と感じる方が多いようです。

 

実際、2019年9月に日本生活協同組合連合会が発表した「電気・ガス料金調査」によると、住宅別の電気料金の月平均金額は、戸建ての場合8,546円、集合住宅では6,477円という調査結果が出ています。

 

集合住宅より一戸建てのほうが電気代が高くなる理由として「家の広さ」が考えられます。

一戸建てのほうが部屋数が多く、部屋の面積も広い場合が多いので、その分電気代がかかるといわれています。

個々の部屋で空調や電化製品、電気設備を使用するため電気使用量も多くなり、「マンションで暮らしていたときより電気代が高くなった」というケースも多いのかもしれませんね。

 

また、一戸建てと集合住宅とでは契約アンペア数に差があり、一戸建てのほうがアンペア数が大きいことが多いです。

契約アンペア数で基本料金が変わりますので、その点も一戸建ての方が電気代が高くなる要因の1つと考えられます。

 

 

電気代は世帯人員によっても異なります。

住宅別の調査ではありませんが、総務省統計局の家計調査の世帯人員別の電気代を見てみると、3人世帯を超えると1万円以上となる世帯が多いようです。

 

平均 2人 3人 4人 5人 6人以上
2021年 10,317円 9,183円 10,655円 11,376円 12,423円 14,852円

(参照:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(用途分類:世帯人員別) | 政府統計の総合窓口e-stat

 

電気代は、お住まいの地域や季節によっても異なりますので、こちらは目安としてご参考くださいね。

 

 

一戸建て住宅のガス代の特徴

一戸建て住宅と集合住宅でガス代に違いはあるのでしょうか。

 

住宅種類別に料金単価を比較した調査によると、戸建てと集合住宅の平均金額にも差が見られました。

 

<都市ガスとLPガスの料金の単価比較(住宅別、平均)>

全体 戸建て 集合住宅
都市ガス 170円 165円 176円
LPガス 313円 300円 340円

(参照:電気・ガス料金調査|日本生活協同組合連合会)

 

ガス代については、集合住宅のほうが料金の単価は高い傾向にあるようです。

 

またガス代は、都市ガスとプロパンガス(LPガス)でも異なります。

2019年9月に発表された「ガスの種類、使用の有無」では、このような結果でした。

都市ガス LPガス 簡易ガス オール電化(太陽光発電なし) オール電化(太陽光発電付) その他
全体 52.3% 17.6% 1.1% 17.2% 10.0% 1.8%
戸建て(持家) 41.2% 17.7% 1.3% 22.2% 14.9% 2.8%
戸建て(賃貸) 58.6% 27.6% 0.0% 10.3% 3.4% 0.0%
集合住宅(持家) 88.9% 1.5% 1.5% 8.1% 0.0% 0.0%
集合住宅(賃貸) 59.3% 32.5% 0.0% 7.3% 0.8% 0.0%

 

集合住宅では、単価の低い「都市ガス」の比率が一戸建ての2倍以上となっています。

都市ガスもプロパンガスも単価は集合住宅の方が高いですが、都市ガスの集合住宅からプロパンガスの一戸建てに引っ越した場合、単価の差が大きくなるため、ガス代の高さが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ガス代も、世帯人員数でも異なるのでしょうか?

こちらも住宅別の調査ではありませんが、家計調査の世帯人員別のガス代を確認してみると、平均では4,648円となっています。

平均 2人 3人 4人 5人 6人以上
2021年 4,648円 4,330円 4,930円 4,882円 4,883円 5,213円

(参照:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(用途分類:世帯人員別) | 政府統計の総合窓口e-stat

 

6人以上の世帯では5,000円以上となる場合が多いようですが、3人世帯~5人世帯だとだいたい同じぐらいの金額という調査結果でした。

 

ガス代もお住まいの地域や季節によっても異なりますので、目安としてご参考ください。

 

 

北海道の一戸建ての光熱費の特徴は?実例もご紹介

北海道の場合、一戸建ての光熱費はどうなるのでしょうか?

北海道の光熱費の特徴を知るために、まずは地域区分別の比較を確認しましょう。

2021年 光熱・水道 電気代 ガス代 他の光熱 上下水道料
北海道地方 23,090円 9,503円 3,783円 5,376円 4,428円
東北地方 21,330円 9,420円 3,869円 3,000円 5,042円
関東地方 17,017円 7,794円 4,346円 562円 4,315円
北陸地方 20,655円 10,587円 3,593円 1,754円 4,722円
東海地方 18,109円 9,080円 4,354円 576円 4,098円
近畿地方 17,003円 8,300円 4,178円 367円 4,159円
中国地方 18,366円 9,512円 3,670円 768円 4,416円
四国地方 18,681円 10,466円 3,467円 913円 3,836円
九州地方 16,788円 8,772円 3,454円 522円 4,041円
沖縄地方 16,416円 8,760円 3,702円 332円 3,621円

(参照:家計調査 家計収支編 総世帯 (用途分類:総数)都市階級・地方 | 政府統計の総合窓口 e-stat

 

北海道は電気代の平均金額が9,503円と、最も平均金額が低い関東地方に比べると1,700円程度の差があります。

 

基本料金の部分で地域差が出やすく、例えば、北海道電力の「従量電灯B」の場合、契約アンペア数「30A」の基本料金は1,023.00円。

東京電力の「従量電灯B」だと、契約アンペア数「30A」の基本料金は858.00円となっています。

※2022年6月時点

 

また北海道地方は、「電気・ガス以外」の金額がそれ以外の地域と比べてかなりの差がありますね!

北海道では「灯油セントラルヒーティング」「灯油ストーブ」といった灯油を使う暖房器具を利用することも多く、他の地域より電気・ガス以外の光熱費が高い傾向にあります。

 

 

北海道の一戸建て住宅の光熱費事例をご紹介!

今回は、北海道で32坪4LDKの一戸建て住宅で暮らす、4人家族のジョンソンホームズオーナーS様の光熱費事例をご紹介します。

 

<S様ご一家のプロフィール ※取材当時>

  • 旦那様:33歳
  • 奥様:30歳
  • 長女:4歳
  • 長男:2歳

※暖房・給湯はオールガス(エコジョーズ)を利用されています。

 

S様邸:月別光熱費比較・他の熱源との年間光熱費比較

一般的な賃貸住宅(2LDK) の光熱費だと、真冬で2~2万5,000円程度かかるといわれています。

 

ジョンソンホームズで一戸建てを建てられたS様ご家族の光熱費※を月別で見てみると、1月の光熱費が1番高く、金額は35,000円ほどでした。

※電気代、ガス代(エコジョーズ)の合計金額

 

一戸建て住宅(4LDK)でありながら、賃貸住宅(2LDK)との差は、わずか10,000円未満となっています!

しかも、5月から10月の期間の光熱費は2万円未満に抑えられていますね。

 

S様ご家族の光熱費の結果から、賃貸住宅から一戸建て住宅に変わって、家はすごく広くなるのに光熱費は劇的には変わらないことがわかります。

 

他の熱源との年間光熱費も比較すると、オール電化よりも、少ないガスで効率よくお湯を沸かすことができる給湯器「エコジョーズ」や、熱源が灯油の「灯油セントラルヒーティング」のほうがお得という結果が出ました。

 

オール電化からガス、灯油への切り替えリフォームを検討されている方は、こちらのコラムもご覧ください。

オール電化からガスへ!オール電化が寒いと感じたらエネチェンも視野に

 

 

新築一戸建ての光熱費は節約できる?建てる前に知っておきたいポイント

新築一戸建て住宅を建てる前にぜひ知っていただきたい、光熱費を節約するためのポイントをご紹介します。

 

高気密・高断熱の一戸建てを建てる

気密性・断熱性が優れた一戸建ては、夏は暑くなりにくく、冬は冷えにくいという特徴があり、光熱費節約にもつながります。

 

また、外気の冷気や暑さは窓から室内に入りやすくなっているため、窓の断熱性能を高めることで、光熱費を節約しながら過ごしやすくなります。

 

新築一戸建てを建てるなら、初期費用は少しかかってしまいますが「窓そのもの」を断熱効果が高いものにするのがおすすめです。

例えば、通常2枚の窓ガラスを3枚にするといった方法もあります。

 

 

省エネルギー住宅、ZEH住宅を検討する

高気密・高断熱住宅の一歩先を目指したい方は、省エネ住宅、ZEH住宅を検討してみませんか?

 

「省エネルギー住宅(省エネ住宅)」とは、文字通り省エネ性能の高い住宅のこと。

エネルギー消費を抑えることのできるだけでなく、断熱・気密・日射遮蔽(※窓から侵入する日射を遮ること)にも優れているため、光熱費の節約につながります。

 

「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」とは、太陽光発電システムといった再生可能エネルギーを導入し、年間で消費する一次エネルギー消費量をゼロとすることを目指した住宅のことです。

もちろん断熱性能にも優れているため、快適な室内環境を実現しています。

 

省エネ住宅、ZEH住宅は、建てたあとの光熱費の節約につながるだけでなく、新築時に補助金の対象となることもあります。

子育て世帯や若いご夫婦世帯が新築一戸建てを建てる場合、ぜひ知っていただきたい「こどもみらい住宅支援事業」があります。

 

利用条件を満たした住宅の場合は、最大100万円の補助金額を受け取ることができますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

こどもみらい住宅支援事業を解説!対象や補助金、申請方法など詳しく」もあわせてご確認ください!

 

 

省エネ家電を選ぶ

新築一戸建てに入居前に、家電製品を買い替えることもおすすめ。

 

現在販売されている家電製品は、古い家電製品よりも性能が向上しているため、エネルギー消費を抑えられる可能性も高いです。

 

また、家電製品を購入する際にはエネルギー消費効率の良い「省エネ家電」を選ぶと、さらに節約効果が期待できます。

 

例えば、照明器具や電球を省エネタイプのLEDに変えることでも光熱費を節約することができますよ!

 

家電製品を長期間使わないときはプラグを抜いておく、無駄な明かりは消すといったことでも電気代の節約になります。

 

 

電力会社・ガス会社を変える

新築一戸建てを建てる機会に、これまでの料金プランを見直し、電力会社・ガス会社の変更を検討しても良いかもしれません。

 

ご家族のライフスタイルにあわせて、自分たちにあったプランを選んでみてくださいね。

 

現在は、「電力自由化」により、自分が選んだ電力会社から電気を買えるようになりました。

詳しくは、こちらのコラムをご覧ください。

電力自由化の仕組みや目的とは?メリットやデメリットも解説!

 

 

新築一戸建ての光熱費は集合住宅より少し高め!対策も知ってお得に

電気、ガスといった生活のために必要なエネルギーにかかる費用である「光熱費」。

 

一戸建て住宅の電気代は、集合住宅よりも部屋数が多い・部屋の面積が広いことから電気使用量が多くなり、一戸建てのほうが高くなるケースが多いです。

2019年の場合になりますが、住宅別の電気料金の月平均金額で戸建ての場合8,546円、集合住宅で6,477円という調査結果も出ています。

 

ガス代は都市ガスとプロパンガス(LPガス)でも異なり、戸建てと集合住宅の場合、料金単価の平均金額にも差が見られました。

 

光熱費はお住まいの地域や季節によっても異なり、あくまで目安です。

北海道の場合は、灯油を使う暖房器具を利用することも多いため、電気・ガス以外の光熱費が高くなる傾向にありますよ。

 

北海道のS様ご家族の光熱費事例では、年間を通して見てみると1月の光熱費が1番高く、金額は35,000円ほどでした。

ですが、賃貸住宅との差は10,000円未満にとどまっています。

 

新築を建てる前に知っていただきたい光熱費を節約するポイントとして、高気密・高断熱の一戸建てや省エネルギー住宅、ZEH住宅を検討することが挙げられます。

家電製品の買い替えや省エネ家電を選ぶことでも節約効果が期待できますよ。

 

料金プランを見直し、電力会社・ガス会社の変更をすることも検討してみましょう。

 

はれ暮らしでは他にも、住まいや暮らしに役立つ情報をたくさん発信しています。

他のコラムもぜひ参考にしてくださいね。

 

 

記事を書いた人
はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ

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