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蓄電池とは、太陽光発電で発電した電気を貯めておくことができる設備です。太陽光発電をすでに導入しているが、非常時に自宅で利用するために導入を検討している人も多いでしょう。また、これから太陽光発電の設置を考えている人の中には、同時に蓄電池を導入するか悩んでいる人もいるでしょう。
蓄電池を導入するにはどのくらいの費用がかかるか不安という人のために、本記事では蓄電池の相場価格と国内製品価格を紹介していきます。蓄電池を導入するメリット・デメリットや選び方まで解説していきますので、蓄電池選びの参考にしてください。
蓄電池を安く設置するなら相見積もりがおすすめ
蓄電池の導入費用を抑えるには、複数の蓄電池の設置業者に見積もり依頼をおこない、比較して業者を決定することが大切です。初めから1社に決めてしまうと、相場よりも高額になってしまうことがあります。また、「蓄電池の設置相場を確認したい」という人にも相見積もりがおすすめです。
以下で紹介するサービスを利用すると、簡単に複数社に見積もり依頼を出せるため、蓄電池の導入で悩んでいる人は利用してみてください。
関連記事:太陽光発電一括見積もりサイトおすすめ6選を比較|注意点や選び方を紹介
名前 | Yさん | |
物件種別 | 戸建て | |
物件所在地 | 神奈川県 | |
利用時期 | 2022年 |
※J-Nav太陽光メディアでは、ユーザーの生の声をお届けするために、商品・サービスの利用者に直接取材を行っています。
編集部:小原
目次
太陽光発電で利用できる蓄電池とは
蓄電池とは、自宅に設置している太陽光発電で発電した電気を貯めておくことができる設備です。また、電力会社から電力を購入した場合も、発電した場合と同じように貯めておくことができます。
太陽光発電パネルを設置するだけでは、発電した電気を貯めておくことはできません。夜間に自家発電した電気を使いたい場合や災害時など停電してしまった際の非常用電源として使いたい場合は蓄電池が必要です。
太陽光発電の蓄電池の価格相場
2021年1月に経済産業省より発表された「定置用蓄電システムの目標価格および導入見通しの検討」では、1kWあたり18.7万円(税込み20.57万円)が相場となっています。家庭用の蓄電池の容量は5kWhから7kWhが最も多いため、相場価格は935,000円から1,309,000円です。
あくまでもこれは相場で蓄電池の商品はさまざまあり、選ぶ商品によって価格は異なります。
“参考:経済産業省「譲渡所得内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)」”
太陽光発電の蓄電池メーカーと製品価格
太陽光発電の蓄電池メーカーと製品価格を紹介していきます。それぞれのメーカーの価格帯や主要製品について以下の表にまとめました。
メーカー名 | シャープ | 京セラ | ニチコン | 長州産業 | オムロン |
価格帯 | 131.5万円 ~ 271.3万円 | 275万円 ~ 407万円 | 55万円 ~ 500万円 | 2,943,600円 ~ 6,241,400円 | 2,660,000円 ~ 7,020,000円 |
主要製品・価格 | ・JH-WB1621/1,315,000円 ・JH-WB1821/1,984,000円 ・JH‐WB2021/2,069,000円 |
・EGS-LM0500/2,750,000円 ・EGS-LM1201/4,070,000 ・LBN-0650/2,970,000円 |
・ES-T3S1/1,200,000円 ・ESS-P1S1/550,000円 ・ESS-U2M1/3,200,000円 |
・スマートPVマルチ CB-H55T07A1/3,120,000円 ・スマートマルチ CB-P98M05A/3,602,500円 |
・KP-BU42-A/2,870,000円 ・KP-BU98-S/3,320,000円 |
保証期間 | 10年(無償)15年(有償) | 15年 | 15年 | 15年保証 | 15年保証 |
公式サイト | https://jp.sharp/sunvista/battery/ | https://www.kyocera.co.jp/solar/ | https://www.nichicon.co.jp/products/ess/ | https://cic-solar.jp/ | https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/energy/product/bt/kpbp.html |
関連記事:蓄電池のおすすめメーカーとその商品10選を解説|選び方のコツや注意点も紹介
シャープ
メーカー | シャープ |
設立日 | 1935年5月 |
国籍 | 日本 |
資本金 | 50億円 |
保証期間 | 最長15年 |
シャープの蓄電池は、最新のAI技術”COCOROENERGY”を使用しています。無駄なく効率よく電気が利用できるようにエネルギーマネジメントをおこなっていて、AIが翌日の日射量を予測し蓄電池が賢く運転しています。
ラインナップは4kWhから12.6kWhまで6種類あり、 自分の生活スタイルに合わせた製品選びが可能です。4kWhのJH-WB1621のみ利用用途が限られた特定負荷タイプで、あとの5種類は全負荷タイプです。
シャープの蓄電池の価格は、4kWhで1,315,000円から12.6kWHで2,069,000円と比較的安価で購入ができます。
シャープ|蓄電池製品の価格
製品名(型番) | JH-WB1621 | JH-WB1821 | JH‐WB2021 |
製品価格 | 1,315,000円 | 1,984,000円 | 2,069,000円 |
充電方式 | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド |
負荷タイプ | 特定負荷タイプ | 全負荷タイプ | 全負荷タイプ |
容量 | 4.0kWh | 8.0kWh | 12.6kWh |
サイズ | 500×360×605mm | 700×360×605mm | 560×470×685mm |
京セラ
メーカー | 京セラ |
設立日 | 1959年4月 |
国籍 | 日本 |
資本金 | 1,989億3,800万円 |
保証期間 | 最長15年 |
京セラの蓄電池のラインナップは蓄電池容量が選べるタイプ、ハイブリッドタイプ・大容量タイプ・太陽光発電から直接接続で変換ロスが少ないマルチDCリンクタイプがあります。
継ぎ目のない滑らかなデザインで、室内はもちろん屋外でも住空間に溶け込めるような製品を提供しています。
京セラの蓄電池のは単機能型が多く、価格帯は2,750,000円から4,070,000円です。
京セラ|蓄電池製品の価格
製品名(型番) | EGS-LM0500 | EGS-LM1201 | LBN-0650 |
製品価格 | 2,750,000円 | 4,070,000円 | 2,970,000円 |
充電方式 | 単機能型 | 単機能型 | 単機能型 |
負荷タイプ | 特定負荷タイプ | 特定負荷タイプ | 特定負荷タイプ |
容量 | 5.0wKh | 12.0kWh | 6.5kWh |
サイズ | 485×562×280 | 1060×1250×300 | 452×656×120 |
ニチコン
メーカー | ニチコン |
設立日 | 1950年8月 |
国籍 | 日本 |
資本金 | 142億8,600万円 |
保証期間 | 最長15年 |
単機能蓄電システム・ハイブリッド蓄電システム・ポータブル蓄電システムの他に、ニチコンはトライブリッド蓄電システムを販売しています。トライブリッドとは蓄電池と太陽光発電の他EV(電気自動車)も利用できる蓄電池です。容量も2.0kWhから16.6kWhと幅広くご自身の使用状況に合わせた製品選びができます。
ニチコンの蓄電池製品の価格はさまざまな商品があるため、550,000円から5,000,000万円まで幅広い価格帯です。
ニチコン|蓄電池製品の価格
製品名(型番) | ES-T3S1 | ESS-P1S1 | ESS-U2M1 |
製品価格 | 1,200,000円 | 550,000円 | 3,200,000円 |
充電方式 | トライブリッド | ポータブル | 単機能型 |
負荷タイプ | 全負荷型 | 全負荷型 | |
容量 | 4.2kWhと8.6kWh | 2.0kWh | 11.1kWh |
サイズ | 540×418×230 mm | 250x380x550mm | 1060 × 1250×300 mm |
長州産業
メーカー | 長州産業 |
設立日 | 1980年10月 |
国籍 | 日本 |
資本金 | 4億1,000万円 |
保証期間 | 最長15年 |
長州産業の蓄電池は屋内・屋外問わず、狭いスペースでも蓄電が導入できるようにコンパクトなサイズです。負荷タイプや充電方式もどちらもあり、容量も6.5kWhから16.4kWhまでと豊富なラインナップを取り揃えています。コンパクトなため設置のための手間は大掛かりにならず設置費の費用もコンパクト です。
長州産業の蓄電池の価格帯は2,943,600円から6,241,400円ですが、すべての製品がDER補助金の対象製品となっているため、補助金を活用した場合はお得に導入できます。
長州産業|蓄電池製品の価格
製品名(型番) | スマートPVプラスCB-H55T07A1 | スマートマルチCB-P98M05A |
製品価格 | 3,102,000円 | 3,602,500円 |
充電方式 | ハイブリッド | ハイブリッド |
負荷タイプ | 全負荷タイプ | 特定負荷タイプ |
容量 | 7.04kWh | 9.8kWh |
サイズ | 580x1070x459 | 490x741x295 |
オムロン
メーカー | オムロン |
設立日 | 2011年4月 |
国籍 | 日本 |
資本金 | 50億円 |
保証期間 | 最長15年 |
1つのプラットフォームで3つのシステム構成ができるというのがオムロンの特徴です。ライフスタイルに合わせた選び方がしやすいようにかんたんWeb診断を公式サイトではおこなっています。単機能型とハイブリッド型があり容量は6.3kWhから12.7kWhまでの5種類から選べます。
オムロンの蓄電池はラインナップも豊富で、2,660,000円から7,020,000円と幅広く予算に合った製品選びがしやすいでしょう。
オムロン|蓄電池製品の価格
製品名(型番) | KP-BU42-A | KP-BU98-S |
製品価格 | 2,870,000円 | 3,320,000円 |
充電方式 | 単機能型 | ハイブリッド |
負荷タイプ | 特定負荷 | 特定負荷 |
容量 | 4.2kWh | 9.8kWh |
サイズ | 530×455×215mm | 490×740×295mm |
太陽光発電と蓄電池を同時に設置するメリット
太陽光発電と蓄電池を同時に設置するには多くの費用がかかります。同時に設置して後悔しないようあらかじめメリットを知っておきましょう。
導入費用が安い
太陽光発電設置と同時に蓄電池を導入した場合、別々に導入した場合と比べると費用は安く済みます。同時に導入した場合は工事回数が1回で済むからです。工事にかかる人件費が安くなるため工事費が安くなります。
変換効率がよい
太陽光発電と蓄電池を同時に導入したほうが、電力の変換効率はよく、変換ロスが少なくなります。(※ハイブリットタイプの場合)太陽光発電で集めた電気エネルギーは直流です。パワーコンディショナーによって交流へと変換され住宅のなかで電気として使えるようになります。
太陽光発電を設置した後に導入した場合は、パワーコンディショナーの追加が必要で変換がさらに1回必要になるため、変換ロスが多く生まれます。
同時に導入することで、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーは1つで済むので変換効率は別々よりもよいです。
災害時・停電時も電気が使える
災害時などで停電になった場合でも、非常用電源として、ためていた電気を使うことができます。
どうしても電気が使えないと困る方もいたり、生死に関わる危険な状態になったりする方もいると思います。
いつ災害が起こるかわからないので、万が一の時のために蓄電池で備えておきましょう。
太陽光発電に蓄電池を設置するデメリット
同時に導入するメリットはありますが、蓄電池を設置するにはスペースが必要になったり、かかる費用が増えたりなどのデメリットも存在します。ここでは太陽光発電とセットで購入する場合と別々に購入する場合のデメリットについて見ていきましょう。
太陽光発電とセットで蓄電池を購入する場合のデメリット
大きなデメリットは初期費用が高額になるということです。以前よりも太陽光発電と蓄電池の価格は下がっていますが、5kWhの太陽光発電と9kWhの蓄電池を同時に導入すると300万円を超えます。
太陽光発電および蓄電池の導入には、ソーラーローンを利用することも可能です。上手に活用することで毎月の支払いを抑えることもできるため、きちんとシミュレーションをしてから導入しましょう。
蓄電池を後付けする場合や別々に購入する場合のデメリット
蓄電池を後付けもしくは別々に購入する場合は、パワーコンディショナーが2つ必要になります。太陽光発電用と蓄電池用のパワーコンディショナーを設置する場所をそれぞれ確保しなければいけません。そのための工事費もそれぞれかかります。
同時に導入する場合、ハイブリッド型のパワーコンディショナーを選択すれば、パワーコンディショナーが1つで済みます。
太陽光発電の蓄電池の種類
蓄電池には種類があるため、購入する前に充電方式と負荷タイプについて知っておきましょう。蓄電池と太陽光発電の使い方によって選ぶタイプが変わります。
蓄電池の充電方式
充電方太陽光発電設備がすでにある場合や導入のタイミングで選ぶタイプが異なります。蓄電池は2通りあり、単機能型とハイブリッド型が選べます。
充電方式 | メリット | デメリット |
単機能型 | ・価格が安い ・太陽光発電との相性は気にしなくてよい |
・電力の変換ロスが多い ・パワーコンディショナーの設置スペースが必要 |
ハイブリッド型 | ・発電効率がよい ・パワコン1台の設置で良い |
・価格が高い ・別々に導入の場合はパワーコンディショナーの交換が必要 |
単機能型
太陽光発電設備のパワーコンディショナーとは別に、蓄電池のパワーコンディショナーが必要です。独立した設備として使えるため、太陽光発電と同じメーカーのものを設置しなくても問題ありません。
ハイブリッド型よりも価格は安く済むという利点があります。電力の変換は太陽光発電用と蓄電池用のパワーコンディショナーの2回変換をおこなうため、変換効率が低い場合が多いのがデメリットです。
ハイブリッド型
ハイブリッド型は、パワーコンディショナーが1つで済むため設置スペースを考える必要がありません。変換が少なくなるので、発電のロスが少なくなり効率よく電気が使えます。
すでに太陽光発電を導入していて、のちに蓄電池を設置する場合はパワーコンディショナーの交換が必要で、費用がかかります。ハイブリッド型は停電時には出力が高く、多くの家電製品を使うことが可能です。運転モードも豊富で費用は単機能型と比べると高額になりがちです。
蓄電池の負荷タイプ
負荷タイプとは停電時に使える範囲で特定負荷タイプと全負荷タイプに分かれています。それぞれの特徴を知っておくことで、自分のライフスタイルに合わせた選び方ができるでしょう。
負荷タイプ | メリット | デメリット |
特定負荷タイプ | ・消費電力が抑えられる ・稼働時間が長い |
・停電時は100Vの電化製品しか使えない ・選択肢が少ない |
全負荷タイプ | ・全電化製品・電気が使える ・種類が多い |
・電池の減りが早い ・価格が高い |
特定負荷タイプ
停電時に事前に指定したエリアのみ使えるタイプです。200Vの製品は対象外のため使える電化製品は限られます。しかし多くの電気を消費しないため、稼働時間は全負荷タイプと比べると長くなります。
全負荷タイプよりも使っている部材が少ないため小スペースで、比較的安く購入できます。
全負荷タイプ
すべての部屋の電気や電化製品が使えるのが全負荷タイプです。IHやエアコンなどの200Vの電化製品が使用できるので停電時でもいつもと変わらない生活が可能です。そのため、貯めた電気の減りが早い可能性があります。
価格は特定負荷タイプよりも高いことが多いですが、ラインナップが多いため太陽光発電に合った製品選びが可能です。
蓄電池の選び方のコツ
自分に合った蓄電池を選ぶうえでどのようなポイントを抑えて選ぶべきなのでしょうか。ここでは以下の5つについて見ていきましょう。
停電時の利用用途で選ぶ
蓄電池は停電時になると自立運転モードに切り替わります。切り替えたときに、蓄電池に貯めた電気をどのように使いたいか考えてみましょう。
特定の電化製品や決まった部屋のみに使えればよいという場合は、特定負荷タイプがおすすめです。部屋ごとで指定できるため、同じ階でもトイレは使えるが廊下の電気は使えないという選択ができます。
停電時でも、エアコンや各部屋の電気などを普段の生活と同じように使用したい人には、全負荷タイプをおすすめします。全負荷タイプの場合は、電気残容量の減りが早いため、容量が大きい蓄電池を選ぶとよいでしょう。
設置場所とサイズ
蓄電池は容量が大きくなるほど貯められる電気の量も多くなります。家族構成によって必要とする電気量が異なるため大人数の場合は大容量タイプを選ぶとよいですが、容量によって価格は上下します。
蓄電池は容量が大きくなればサイズも大きくなることが一般的です。しかし商品によってサイズは異なるため大きい容量のものを購入を考えている場合は、設置できるスペースを考えましょう。容量が大きい蓄電池を必要としていて設置スペースに余裕がない場合は、コンパクトサイズを選ぶなどしなければなりません。
補助金が利用できるか
蓄電池導入時には国や自治体で利用できる補助金制度があります。それぞれ要件が当てはまることで補助金は活用できます。どの蓄電池でも活用できるわけではないため、あらかじめ対象となる製品であるかを確認しましょう。
国からの補助金は経済産業省と環境省からのものがあり、それぞれ一般社団法人環境共創イニシアチブに登録されているものが対象です。補助金を利用することで、導入費用が抑えられるためぜひ活用してみてください。
関連記事:【2024年最新】蓄電池の補助金情報まとめ|補助金の種類と条件を解説
保証内容
蓄電池設置後は日々使用し長く付き合っていくものです。耐用年数は商品ごとに定められていますが、蓄電池の置かれてる環境によっては耐用年数内に故障が不具合が起きる可能性があります。
蓄電池には10年または15年のメーカー保証がついていることが一般的です。保証期間内の故障や不具合であれば無償で蓄電池の交換もしくは修理をおこなってくれます。
保証の内容はメーカーごとで変わります。そのため購入する前に必ずどのようなことについて保証があるのか、または保証の対象外であるかを確認してみましょう。その他にも、有償で保証内容を加えたり期間延長ができたりするメーカーもあるので検討してみましょう。
耐用年数
蓄電池の耐用年数に注目して選ぶのもよいでしょう。蓄電池は10年または15年が耐用年数です。耐用年数を超えると貯められる容量は減っていきます。しかし耐用年数内で蓄電池の交換が必要になることもあるでしょう。
蓄電池にはサイクル数というものが製品ごとで決められていて、サイクル数を超えてしまうと充電容量は減っていきます。
このサイクル数とは蓄電池を満タンまで充電して空になるまで使いきると1とカウントされます。メーカーのホームページやパンフレットに記載されているため確認してみましょう。
【インタビュー】蓄電池の導入経験者にお話を聞いてみました!
実際に蓄電池を追加で導入されてみて、どのような変化やメリットを感じますか?
蓄電池を導入する上で、何社に見積もりを依頼しましたか?
ダイヤゼブラ電機のEIBS7について容量別に見積りまして、具体的には下記の通りです。
■EIBS7(7.04kwh)
E社:119万円(最安)
T社:143万円(最安 + 24万円)
Y社:165万円(最安 + 46万円)
■EIBS7 (14.08kwh)
E社:185万円(最安)
Y社:260万円(最安 + 75万円)
※全て設置工事費込み、税込み価格。
価格や容量など、蓄電池を選ぶ上で、どのような点を重要視されていましたか?
■システム構成
既設太陽光が導入から10年経過し、パワコンも一体化しているため、ハイブリット型蓄電池を選定。
■停電時の対応負荷
停電時に家中全てのコンセントが使えるようにしたかったため、全負荷型の蓄電池を選定。
■停電時の最大出力
オール電化でエコキュートやIHなど消費電力が高い機器があるため、停電時でも出力が大きい5.5kwの蓄電池を選定。
■充電容量
オール電化で24時間程度は生活を維持できる容量が希望だったため、少し大きめの14.0kwhの蓄電池を選定。
■サイクル数
バッテリー劣化は少ない方が長期間利用可能であるため、業界最高水準の12,000サイクル(約33年耐久)対応の蓄電池を選定。
■保証期間
保証期間は長い方がコストパフォーマンスが良いため、業界最長水準15年の蓄電池を選定。
■2サイクル動作が可能な機種
深夜電力での充電と太陽光の充電、1日2サイクルで充放電できる機能を有する機種を選定。
最終的に蓄電池の設置を依頼した会社を選んだ理由は何でしょうか?
まとめ
太陽光発電で利用できる蓄電池の相場価格は、2021年経済産業省発表では1kWh18.7万円が相場です。蓄電池メーカーの主力製品の価格や特徴についても解説してきました。相場価格はありますがメーカーや選ぶ製品ごとで価格は大きく変わります。
蓄電にには充電方式と負荷タイプがあり、それぞれのメリットやデメリットを知ったうえで製品選びをしましょう。選び方のコツもあわせて解説しますので蓄電池選びの参考にしてください。