蓄電池のおすすめメーカーとその商品10選を解説|選び方のコツや注意点も紹介

太陽光発電システムで発電した電気を貯めておける蓄電池。これから太陽光発電を導入する人も、これまで売電をしていて買取期間の終了が迫っている人も、災害の備えや電気代節約のために、蓄電池の導入を検討している人も多いでしょう。

しかし導入する蓄電池はどれにするべきなのでしょうか。業者のおすすめだけで選んでいては、本当に自分にあっているものを見過ごす可能性があります。

そこで本記事では、蓄電池のおすすめメーカーや商品、選び方、導入前の基礎知識について紹介。運用を開始してから後悔をしないため、ぜひ参考にして最適な蓄電池を選んでください。

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回答数 31

関連記事:太陽光発電一括見積もりサイトおすすめ6選を比較|アンケート調査でわかった人気サイトや選び方を紹介

監修者紹介
監修者 髙島さん
株式会社EX-World 代表取締役
髙島岳彦 さん

太陽光や蓄電池等の専門家。2017年より某外資系パネルメーカーに所属し年間1000件以上の太陽光を販売しトップセールスを記録。これまでの知見を活かしたYouTubeが業界NO,1の再生数を誇り、2021年に開業。現在は一般の方向けに自社で販売〜工事を請け負う。
YouTube詳しくはこちら

目次

蓄電池のおすすめメーカーと商品10選

蓄電池のおすすめメーカー10社と代表的な商品を紹介していきます。それぞれのメーカーの特徴や商品を表でまとめました。

  • 髙島岳彦さん
    古いパネルと接続する場合、連携の有無が取れていないケースもあるので、蓄電池を導入する前に自分のパネルの対象かどうかをメーカーか販売店に確認することもメーカー選びで大切です!
  • メーカー パナソニック シャープ オムロン ニチコン 京セラ 長州産業 ダイヤゼブラ電機 テスラ 伊藤忠商事 HUAWEI(ファーウェイ)
    設立日  1918年3月 1935年5月 2011年4月 1950年8月 1959年4月 1980年10月 1985年11月 2003年7月 1949年12月 1987年
    国籍 日本 日本 日本 日本 日本 日本 日本 アメリカ 日本 中国
    資本金 2,529億円 50億円 50億円 142億8,600万円 1,989億3,800万円 4億1,000万円 3億3,333万円 2,534億4,800万円 45億6,400万円
    保証期間 最長15年 最長15年 最長15年 最長15年 最長15年 最長15年 15年 最長10年 最長15年 最長15年
    代表的な
    商品
    ・LJB1335
    ・LJB1367
    ・LJB2363
    ・JH-WB2021
    ・ JH-WB1921
    ・ JH-WB1711
    ・KP-BU164-S
    ・KP-BU98B-S
    ・KP-BU65B-S
    ・ES-T3S1
    ・ES-T3M1
    ・ESS-H1L1
    ・LBS-0500
    ・EGS-LM1201
    ・LBN-0650
    ・CB-LMP65A
    ・CB-LMP164A
    ・CB-LKT70A
    EOF-LB70-TK Powerwall ・スマートスター3
    ・スマートスター
    ・スマートスターL
    ・LUNA2000-5-NHS0
    ・LUNA2000-10-NHS0
    ・LUNA2000-15-NHS0
    公式サイト

    パナソニック

    メーカー パナソニック
    設立日 1918年3月
    国籍 日本
    資本金 2,529億円
    保証期間 最長15年

    パナソニックは1931年から乾電池の生産を開始した会社で、信頼性や安全性が高いです。各設備には複数の安全保護を施し、蓄電池からシステムまですべて自社で一貫生産しています。

    2023年2月に受注開始された「住宅用V2H蓄電システム eneplat(エネプラット)」は、電気自動車と蓄電池による同時充放電を実現。家庭内でより効率的に太陽光発電を利用できることが期待されます。

    保証期間は長く蓄電池を対象としたものが最長15年、モジュール本体や出力では25年です。使い続けて蓄電容量が下がってきても、規定値を下回れば無償で修理してくれます。

    パナソニックの蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    パナソニック LJB1335 全負荷型 3.5kWh 屋内 W480×H660×D139mm
    パナソニック LJB1367 全負荷型 6.7kWh 屋内 W480×H660×D245mm
    パナソニック LJB2363 全負荷型 6.3kWh 屋外 W649×H646×D333mm

    シャープ

    画像出典元:シャープSHARP公式サイト

    メーカー シャープ
    設立日 1935年5月
    国籍 日本
    資本金 50億円
    保証期間 最長15年

    シャープは、太陽光発電システムの国内累積販売台数が1位のメーカーです。蓄電池の開発にも力を入れており、2024年からは電気自動車と蓄電池が連携できるシステムも販売予定です。

    蓄電池製品は、充電や変換の効率がよいハイブリッド型に絞り、どれを導入しても短時間で満充電まで蓄えられます。シャープのHEMSとシステムを使うと、AIがエネルギーマネジメントをおこなうため電力の有効活用が期待できます。

    また、シャープの蓄電池は屋外への設置が容易です。簡易的な基礎工事で蓄電池のある生活を始められます。全国に特約店があるので相談してみてください。

    シャープの蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    シャープ JH-WB2021 全負荷型 9.5kWh 屋内外 W570×H685×D470mm
    シャープ  JH-WB1921 全負荷型 6.5kWh 屋内外 W560×H575×D320mm
    シャープ  JH-WB1711 特定負荷型 6.5kWh 屋内 W520×H500×D263mm

    オムロン

    メーカー オムロン
    設立日 2011年4月
    国籍 日本
    資本金 50億円
    保証期間 最長15年

    オムロンの蓄電池は小型設計の製品が多いため、置き場所に悩む人におすすめです。幅は490mmからあります。

    蓄電池のシステムは、1つのプラットフォームで3パターン選べます。現状や希望に応じてハイブリッド型や全負荷型を選んでください。2023年3月時点では4種類の蓄電池が対応しています。

    取り扱っている蓄電池の容量は上限が高く、16.4kWhのものもあります。消費電力が多い家庭や長期の停電に備えたい人は、オムロンの蓄電池を検討してみましょう。

    オムロンの蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    オムロン KP-BU164-S 16.4kW 屋内外 W490×H1010×D295mm
    オムロン KP-BU98B-S 9.8kWh 屋内外 W490×H741×D295mm
    オムロン KP-BU65B-S 6.5kWh 屋内外 W490×H847×D147mm

    ニチコン

    メーカー ニチコン
    設立日 1950年8月
    国籍 日本
    資本金 142億8,600万円
    保証期間 最長15年

    ニチコンは日本の蓄電池メーカーの大手で、ハイスペックな商品を多数取り扱っています。蓄電容量が多く、「トライブリッド蓄電システム」では、電気自動車との連携も可能です。

    また、「トライブリッド蓄電システム」であれば、蓄電池の増設も容易になっています。家族が増えるなど将来自家消費が増えた際も、設備を一新せずに増設で対応することができます。

    AI機能を搭載して気象情報と連動した商品もあり、悪天候で雷警報が発令されると充電が自動で始まります。停電に備えることができ、電力不足で不便を感じるリスクを減らすことができるでしょう。

    ニチコンの蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    ニチコン ES-T3S1 4.9kWh 屋内外 W540×H418×D230mm
    ニチコン ES-T3M1 7.4kWh 屋内外 W540×H418×D230mm
    ニチコン ESS-H1L1 12kWh 屋外 W1060×H1250×D300mm

    京セラ

    メーカー 京セラ
    設立日 1959年4月
    国籍 日本
    資本金 1,989億3,800万円
    保証期間 最長15年

    京セラの蓄電池のラインナップには、産業用のものも含まれています。住宅と自社工場などで蓄電池の導入を検討しているならば、まとめて相談が可能です。

    住宅用の蓄電容量も幅が広く、5~15kWhのものまで揃っています。生活スタイルや非常時に備えて、蓄電容量は余裕のあるものを選ぶとよいでしょう。

    京セラは蓄電池のデザインにもこだわっています「Enerezza(エネレッツァ)」シリーズは2019年のグッドデザイン賞を受賞しており、継ぎ目のない滑らかな曲線の外観が特徴です。屋内に設置しても他のインテリアと馴染みやすいでしょう。

    京セラの蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    京セラ LBS-0500 5~15kWh 屋内外 W485×H562×D280mm
    京セラ EGS-LM1201 12kWh 屋外 W1060×H1250×D300mm
    京セラ LBN-0650 6.5kWh 屋内外 W452×H656×D120mm

    長州産業

    長洲産業

    画像出典元:長州産業公式サイト

    メーカー 長州産業
    設立日 1980年10月
    国籍 日本
    資本金 4億1,000万円
    保証期間 最長15年

    長州産業は設立から住宅設備に携わってきた会社のため、日本の気候や家の特徴を熟知し最適な蓄電システムを提案してくれます。蓄電池はコンパクトでありながら大容量を実現し、16.4kWhのものでも幅は490mmで収まります。

    「Smat PV Multiシステム」であれば、希望に合わせてハイブリッドか単機能、全負荷か特定負荷かが選べます。どのような構成にするか迷っている人は、このシステムを導入するとよいでしょう。

    また蓄電池に見守り機能が付いていると、常時監視をして異常をメールで知らせてくれます。問題が深刻化する前に気づけるため、トラブル時もすぐに対処が可能です。

    ※長州産業の蓄電池はオムロンのOEM製品が使用されています。(OEM製品:製造メーカーが他社ブランドの製品を製造した商品)

    長州産業の蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    長州産業 CB-LMP65A 6.5kWh 屋内外 W490×H847×D147mm
    長州産業 CB-LMP164A 16.4kWh 屋外 W490×H1010×D295mm
    長州産業 CB-LKT70A 7.04kWh 屋内外 W580×H1070×D459mm

    ダイヤゼブラ電機

    メーカー ダイヤゼブラ電機
    設立日 1985年11月
    国籍 日本
    資本金 3億3,333万円
    保証期間 15年

    ダイヤゼブラ電機(旧:田淵電機)はダイヤモンドエレクトリックホールディングスの子会社で、太陽光発電のパワーコンディショナーのシェア上位メーカーです。

    蓄電池の開発はラインナップを絞っており、2023年3月現在は「EIBS7(アイビス7)」が主力製品です。システムは、最大9.9kWのハイパワーで200Vの機器に対応しています。

    保証は標準で15年と長めです。蓄電可能容量が初期の60%になると保証の対象となっています。

    ダイヤゼブラ電機の蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    ダイヤゼブラ電機 EOF-LB70-TK 7.04kWh 屋外 W580×H1070×D370mm

    テスラ

    メーカー テスラ
    設立日 2003年7月
    国籍 アメリカ
    資本金
    保証期間 最長10年

    テスラは、アメリカに本社がある電気自動車で世界的に有名なメーカーです。2023年3月時点で取り扱う蓄電池は1種類で、工事は認定施工会社のみが対応可能となっています。

    蓄電容量は13.5kWhもありますが、価格は100万円程度に抑えられています。国内メーカーでは数百万円になるケースもあるため、蓄電池だけを導入する予定であれば導入費用のコストカットが期待できます。

    また、専用のアプリでリアルタイムのモニタリングができ、運転状況の設定をいつでも調整できます。目的に合わせて調整をすれば、より効率的に活用することができるでしょう。

    テスラの蓄電池

    メーカー 商品名 負荷 容量 設置場所 外寸
    テスラ Powerwall 13.5kWh 屋内外 W753×H1150×D147mm

    伊藤忠商事

    メーカー 伊藤忠商事
    設立日 1949年12月
    国籍 日本
    資本金 2,534億4,800万円
    保証期間 最長15年

    伊藤忠商事は日本を代表する総合商社で、エネルギー事業の一貫で蓄電池も取り扱っています。Smartstarのシリーズは2021年時点で累計4万台の販売実績があり、2023年現在のラインナップは3種類です。

    太陽光発電のメーカーを問わず利用可能で、これから蓄電池を追加で導入予定の人に向いています。種類によっては初期費用無料で月額利用のプランがあるため、初期費用を抑えて利用したい人におすすめです。

    定期メンテナンスや保証の延長で別途費用はかからず、契約期間(契約期間は15年間)が終了すると蓄電池を無償譲渡してもらえます。

    伊藤忠商事の蓄電池

    メーカー 商品名 負荷 容量 設置場所 外寸
    伊藤忠商事 スマートスター3 13.16kWh 屋外 W1182×H1008×D392mm
    伊藤忠商事 スマートスター 9.8kWh 屋外 W762×H1145×D466mm
    伊藤忠商事 スマートスターL 9.8kWh 屋外 W762×H1145×D466mm

    HUAWEI(ファーウェイ)

    メーカー HUAWEI
    設立日 1987年
    国籍 中国
    資本金 45億6,400万円
    保証期間 最長15年

    HUAWEI(ファーウェイ)は、スマートフォンやノートパソコンなどで知られている企業ですが、蓄電池の販売も行っています。太陽光発電のパワーコンディショナーにおいては、2019年に世界シェア1位を獲得している程です。

    リン酸鉄のリチウムイオンバッテリーを搭載しているのが特長で、蓄電容量が5kWh・10kWh・15kWhの3つがあります。

    管理アプリでは全機器を識別した上で、初期設定をすることが可能です。保証期間は通常10年間ですが、有償オプションをつけると最長15年まで伸ばすことができます。

    HUAWEI(ファーウェイ)の蓄電池

    メーカー 型番 負荷 容量 設置場所 外寸
    HUAWEI LUNA2000-5-NHS0 5kWh 屋内外 W670×H600×D150mm
    HUAWEI LUNA2000-10-NHS0   10kWh 屋内外 W670×H960×D150mm
    HUAWEI LUNA2000-15-NHS0   15kWh 屋内外 W670×H1320×D150mm

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    画像引用元:ソーラーパートナーズ公式HP

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    関連記事:ソーラーパートナーズの口コミ・評判は?特徴やデメリットを解説

    蓄電池の選び方のコツ5つ

    蓄電池の選び方

    ここまで、蓄電池のおすすめメーカーや商品を紹介していきまた。しかし自身でもどれがよいのか判断できないと、業者のおすすめに従って導入するのと変わりません。

    そこで蓄電池を選び方として、次の5つを解説していきます。

  • 髙島岳彦さん
    蓄電池の自立出力も気をつけましょう。自立出力は停電時に同時に使える量を示す蓄電池のパワーみたいなものです。特に全負荷タイプを選んだのに自立出力が低いと結果的に使えない可能性もあるので注意が必要です!
  • 負荷で選ぶ

    負荷で選ぶ

    負荷のタイプは次の2種類があります。

    種類 特徴
    全負荷型 ・停電時でも普段通りに電気を利用可能
    ・価格は高い
    ・オール電化の住宅向け
    特定負荷型 ・住宅の指定したエリアの電気だけ蓄電池でカバー
    ・価格は安い
    ・少人数の家庭向け

    全負荷型を選ぶ場合は、IHやエアコンを使えるよう200Vに対応した蓄電池にすることをおすすめします。特定負荷型とどちらがよいかは人によって変わるので、予算や業者と相談しましょう。

    パワーコンディショナーの型

    パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した直流を家庭で使える交流に変換する機器です。

    大きく分けてハイブリッド型と単機能型の2種類があり、特徴は次のようになっています。

    パワーコンディショナーの型 特徴
    ハイブリッド型 ・太陽光パネルと蓄電池のパワーコンディショナーが一体
    ・変換ロスが少ない
    ・多様な運転モードを搭載
    単機能型 ・太陽光パネルと蓄電池のパワーコンディショナーが別々
    ・停電時の出力は低い
    ・価格が安い

    ゼロから太陽光発電と蓄電池をセットで導入予定の人は、ハイブリッド型にしたほうが無駄はありません。価格が安いからと単機能型にすると、あとからハイブリッド型に変える際、太陽光太陽光パネルの出力保証が切れるかもしれません。

    容量

    蓄電池の必要な容量の目安

    容量は多いほど貯められる電気は増えますが、本体価格も上がり、10kWhを超える蓄電では400万円以上のものも存在します。

    どの程度の容量が必要なのかは、1ヵ月の電気料金の明細から計算可能です。電気使用量を日割りすると、1日を蓄電池だけでカバーするのに必要な容量が求められます。

    実際の電気使用量は季節によっても変動するので、年間を通して余裕のある容量にしておくとよいです。

    電気家庭だと「300~330kWh/月」、オール電化家庭だと「500~600kWh/月」が目安となるため、1日あたりに換算すると10kWh~20kWhが目安となるでしょう。

    設置場所

    設置場所

    蓄電池のサイズは、小型のものでもエアコンの室外機程度の幅はあります。重量は100kg超えも珍しくなく設置場所は限られます。

    まずは、屋内と屋外のどちらに設置したいのから検討しましょう。屋外であれば劣化を避けるため、直射日光が当たらず高温になりにくい場所にしたほうがよいです。また海が近い人は塩害対策が施された商品を選ばないと、想定より早く壊れやすいです。

    屋内に設置する場合は、運転音が気にならない場所に設置できるかを考慮してください。寝室の近くなど、運転音が気になる場所は避けましょう。

    保証内容

    保証内容

    蓄電池の運用は長期にわたるため、機能の低下や故障の可能性があります。メーカーごとに保証内容や保証期間が異なるため、内容の詳細まで比較してください。保証の例として次のようなものがあります。

    • 蓄電池容量の保証
    • 機器瑕疵保証
    • 自然災害補償

    有償で延長できる場合もあるため、蓄電池を長く安心して使いたい場合は検討しましょう。

    ハイブリッドと単機能はそれぞれどんな人におすすめ?

    蓄電池単体での利用がしたい方は単機能蓄電池がおすすめ

    単機能型

    太陽光発電システムを導入したばかりでパワコンも新品同様の場合、単機能蓄電池がおすすめです。

    単機能蓄電池を導入することにより、太陽光発電システムの新しいパワコンを使い続ける事が可能なんです。

    また、蓄電池単体での利用がしたい方は、太陽光発電システムを導入せずとも、単機能蓄電池を導入することで蓄電池の導入費用を大幅カットすることができます。

    太陽光発電と併用したい方にはハイブリッド蓄電池がおすすめ

    ハイブリッド型

    太陽光発電システムと蓄電池を併用したい方には、ハイブリッド蓄電池がおすすめです。

    太陽光パネルの容量が多い場合、ハイブリッド蓄電池の方が変換ロスが少ないことや、発電した電気を有効活用することが可能になります。

    さらに、ハイブリッド蓄電池は種類が多く、容量や性能など、自分の目的に合ったものを選ぶことができます。

  • 髙島岳彦さん
    昨今の蓄電池を購入する方の多くは太陽光の売電が終了した方が多くパワコンの保証が終了している方が多いので既存のパワコンと交換を兼ねてハイブリッド蓄電池を設置する方が多いです。
  • 蓄電池を利用するメリット

    蓄電池を利用するメリット

    蓄電池は太陽光パネルより高額になるケースも多く、融資を受けない場合は導入費用の負担は重いです。業者におすすめされても気軽に決断できる価格ではないため、どのようなメリットがあるのか把握しておきましょう。

    停電時に電気が使える

    停電の際でも電気が使える

    蓄電池があれば、充電できている分だけ停電時の夜でも電気を使えます。大規模な地震や台風ではすぐに復旧が見込めないかもしれません。太陽光パネルは日中しか発電できないため、蓄電池の恩恵は大きいです。

    非常時に備えたモードが搭載された蓄電池なら、台風や大雨の予想が出ると自動で電気を貯めておけます。いざというときに残量がゼロの事態を避けられ、情報収集に必要なスマートフォンの充電も可能です。

    電気代が節約できる

    電気代が節約できる

    燃料の高騰や売電価格の下落が続く2023年現在、蓄電池は電気代節約でも注目を集めています。夜間の電力を昼間に貯めた分でカバーできるため、電力会社からの請求は基本料金まで下げられるでしょう。

    導入で融資を受けていても節約分を返済に回せば、無理のない完済を目指せます。

  • 髙島岳彦さん
    1番のメリットは「災害時の安心」です。いつ起こるかわからない災害に対して保険として購入するかたも多いようです。
  • 蓄電池に関する基礎知識

    最後に蓄電池を導入する前の基礎知識として、次の4つを解説します。

    おすすめメーカーや商品だけでなく基礎知識もあれば、業者の勧誘に流されることはなくなるでしょう。

    蓄電池の価格相場

    蓄電池の価格相場

    蓄電池の相場は、本体が50~150万円で設置の工事が20~30万円です。本体の価格については、1kWhあたりで比較をすると高いか安いのかを判断しやすいでしょう。

    一般的な家電と同様に、同じ型番の蓄電池でも購入する業者によって差も生まれます。高額な商品のため10万円単位安くなるかもしれません。必ず複数社で見積もりをとってから、妥当な価格のところに正式な依頼をしてください。

    関連記事:太陽光発電の蓄電池の価格は?相場や選び方のコツ、メリットデメリットも解説

    蓄電池の寿命

    蓄電池の寿命は15年程度で、実際は使い方によって前後します。空の状態から満充電して使い切るまでの1サイクルとして、サイクルが早いほど劣化は短期間で進みます。

    また、寿命を過ぎても蓄電池を使い続けることは可能です。蓄電容量の上限は下がりますので、電力不足を感じるようであれば買い替えを検討してください。15年であれば有償の保証も切れてくるタイミングですから、修理するよりは買い替えのほうがよいでしょう。

    蓄電池の利用がおすすめな人

    蓄電池の利用がおすすめなのは次の人です。

    • すでに太陽光発電を設置している人
    • 災害時に非常用電源を確保しておきたい人
    • 毎月の電気代が高い人

    一つでも該当する人は、蓄電池を取り扱う業者にすぐ相談をしましょう。運用が長期になるほど恩恵は大きく、融資を受けられるため手持ちの預貯金が少なくても手が届きます。

  • 髙島岳彦さん
    「災害時の安心」の価値が高い方は太陽光と一緒に導入することがおすすめです。ハイブリッド蓄電池の方が基本的に効率等もいいことから、初期費用が気になる方は太陽光の保証が切れる頃にパワコン交換と一緒にハイブリッド蓄電池を入れるのがお財布にも優しいスマートな考え方になります!
  • 蓄電池の補助金

    2023年度に蓄電池で利用できる国の補助金には、国土交通省の「こどもエコすまい支援事業」があります。リフォーム工事の枠で蓄電池を導入すると、1戸あたり6万4,000円です。

    参考:国土交通省「こどもエコすまい支援事業

    補助金制度を利用する

    また補助金の制度は、各自治体が独自のおこなっている可能性があります。予算に上限があるなど早期終了することもあり得るので、最新情報で使えるものはないか探してみましょう。

    蓄電池の最新情報については、以下の記事で詳しく解説しています。

    関連記事:【2023年最新】蓄電池の補助金情報まとめ|補助金の種類と条件を解説

    【体験談】蓄電池の設置経験者にお話をお伺いしました

    【体験談】蓄電池の設置経験者にお話をお伺いしました

    蓄電池を導入されたきっかけを教えてください

  • Tさん
    2010年頃に太陽光発電を導入していたのですが、売電価格が下がる10年目となり、蓄電池に興味を持っていたのがきっかけです。そのときに近隣で蓄電池を設置した知り合いの紹介で決めました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    後付けで蓄電池を設置された形だったのですね!近隣の方からは蓄電池を設置することでのメリットなどもお聞きされた形だったのでしょうか?
  • Tさん
    近隣の方もまだ設置されていなかったです。その方は給湯器も含めて依頼しておられました。このまま売電してもたいした金額にはならないし、共働きで夜の高い時間に電力消費が多いので、その辺りを考えて設置を決めました。
  • 蓄電池の導入で重要視されていたポイントを教えてください

  • Tさん
    電力を無駄にすることなく貯めるために容量を意識していたのと、それに対する設置費用を重要視していました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    実際に導入された容量と費用を教えて頂けますでしょうか?
  • Tさん
    グリットシェジャパンというメーカーの蓄電池を導入したのですが、容量は9.8kWh、価格は200万円でした。
  • 蓄電池を設置依頼する業者は複数比較されましたか?

  • Tさん
    何社か玄関に挨拶にこられていろいろ話しは聞きいて比較しましたが、知り合いの紹介いうことが決定打となり依頼先を決めました。また営業のかたが蓄電池以外にも相談にのってくださり、外構の工事もお願いし、営業さんの人柄が良かった点も決め手です。
  • 蓄電池を導入されてどのようなメリットを感じますか?

  • Tさん
    ちょうど電気代が高騰していたということもあり、太陽光発電と蓄電池を併用することにより、電気代が抑えられていることが一番のメリットです。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    毎月いくら程度の節約になっているのでしょうか?
  • Tさん
    おおよそにはなりますが、2000円程度は安くなっているかと思います。
  • 今後太陽光発電や蓄電池の導入を考えている人にどのようなアドバイスができますか?

  • Tさん
    やはり太陽光発電と蓄電池をセットで設置することをお勧めしたいというのはあります。初期投資はかかりますが、長い目で見たらお得になると考えています。
  • まとめ

    蓄電池は、設置工事込みで100万円超えもある機器です。しかし太陽光発電との併用で、停電に備えられ電気代の節約もできます。

    導入は業者の話に流されず、本記事で紹介してきたおすすめのメーカーや商品、選び方を踏まえて自身でも厳選をしましょう。どれが最適なのかは使用する環境や、希望する容量でも変わります。複数業者で見積もりをとっておくと、同じ型番の蓄電池を導入する場合でも損をするリスクは減らせます。

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