太陽光発電設置の6つのメリット!デメリットや損をしないコツも徹底解説

太陽光発電設置の6つのメリット

電気料金の高騰があり電気料金をどうにか削減しようと考え、太陽光発電の導入が望ましいと考える人もいるでしょう。太陽光発電とは、設置した太陽光パネルで光を集めエネルギーにして、自宅で使えるような電気に変換する装置です。

太陽光発電を導入することで、電気料金削減のほかどのようなメリットがあるか気になりませんか。そこで本記事では太陽光発電の6つのメリットのほか導入する際のデメリットもあわせて解説します。メリットだけではなくデメリットも知っておくことで上手な活用が可能です。

太陽光発電の基礎知識を学びメリットを最大限に活かすことが電気料金の削減にもつながるでしょう。最後まで読みぜひ参考にしてみてください。

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回答数 31

関連記事:太陽光発電一括見積もりサイトおすすめ6選を比較|アンケートで業者の評判や人気サイトを徹底調査!

目次

太陽光発電の6つのメリット

太陽光発電の6つのメリット

太陽光発電には次の6つのメリットが存在します。

  1. 電気代が安くなる
  2. 環境に優しいエネルギー
  3. 停電しても電気が使える
  4. 収入が得られる
  5. 夏は涼しく冬は暖かい
  6. 再エネ賦課金が削減可能

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

電気代が安くなる

電気代が安くなる

太陽光発電で発電した電気を使うことで毎月の電気料金は安くなります。発電した電気量が日中使用する電気量を下回れば、電力会社から電気を購入する必要はありません。

ではどのくらいの電気料金が削減できるか計算してみましょう。太陽光発電協会調べによると、設置容量1kWあたりの年間発電容量は1,000kWhです。家庭用太陽光発電の平均的な容量は4.5kwのため、年間発電する電気量は4500kWhとなります。平均的な一般家庭での電気消費量は4,892kWhなので91.9%の電気を太陽光発電で賄えます。

環境に優しいエネルギーが使える

太陽光発電は使用時に二酸化炭素の排出がありません。集めた太陽光を電気エネルギーとして変換するため、温室効果ガスも発生せず環境に優しいエネルギーとされています。

太陽光発電は再生可能エネルギー

他のエネルギー源となる化石燃料を使用しエネルギーを発生させると、二酸化炭素などの温室効果ガスが発生し地球温暖化の原因とされています。化石燃料は限りのある燃料のため枯渇が心配されていますが、太陽光発電であれば枯渇の心配はありません。

太陽光発電の目的は電気料金を減らすためだけではなく、2050年のカーボンニュートラル達成のための再生可能エネルギーの普及もあります。太陽光発電を導入することでその手助けも可能です。

停電の際でも電気が使える

次に挙げられるメリットが災害など 停電した際でも電気が使えることです。停電した場合でも太陽光発電が正常に作動していれば発電しつづけます。

停電の際でも電気が使える

製品によって異なりますが、停電時は自立運転モードに切り替える必要があります。切り替えることで太陽光発電で発電した電気を使うことが可能です。電気が使えなくても不便を感じずスマートフォンの充電や調理器具が使えます。ただし、蓄電池がない場合は電気を使えるのは発電しているときのみのため注意してください。

突然停電になり家のなかが暗くなってしまうと、手動で自立運転モードに切り替えるのは難しいです。メーカーや製品ごとにその方法は違います。そのため事前にメーカーの取扱説明書を読んだり、実際に切り替えたりしてみることをおすすめします。

売電することで収入が得られる

発電した電気は住宅内で使用もできますが、余った分や発電した分は電力会社に売ることで収入が得られます。日中発電して余った電気は、蓄電池を導入していない場合は貯めておくことができません。

太陽光発電の売電価格

日本国内では再生可能エネルギー固定価格買取制度という制度があります。その制度では再生可能エネルギー普及のために、再生可能エネルギーで発電した電気を一定期間一定価格で、電力会社が買い取るというものです。

国が定めた制度で10年間は買い取り価格が優遇されています。2024年度の固定買い取り価格は一般用10kW未満の設備で1kWh16円です。

日中使う電気の量を上手に節約し売電に回すことで、入ってくる収入は増えるだけではなく電気料金の節約ができます。

“参考:資源エネルギー庁買取価格・期間等(2023年度以降)」”

断熱効果がある

太陽光発電を屋根へ設置することで、断熱効果が高まります。設置した太陽光パネルと架台が、太陽の光が屋根に当たるのを防ぐ効果があるためです。

断熱効果がある

PVソーラーハウス協会では、太陽光パネルと断熱板がどのくらい日射遮蔽しているかを調査しています。無断熱の屋根の場合は、太陽光パネルがあることで約10度も温度が下がることがわかりました。

反対に、冬は太陽光パネルが屋根にあることで、屋根から熱が逃げていくのを防ぐ役割を果たしています。そのため、冬は太陽光パネルがあることで約5度家自体の温度が上がり、断熱材としての効果を得ることができます。

“参考:PVソーラーハウス協会「夏期における太陽光パネル・断熱材の日射遮蔽効果(7月)」”

再エネ割賦金が削減できる

太陽光発電設置で毎月支払っている再エネ賦課金が削減できます。再エネ賦課金とは再生可能エネルギー発電促進賦課金の略称です。再生可能エネルギーを促進するためを目的として作られたものです。

再エネ賦課金

電力会社が太陽光発電など、再生可能エネルギーを買い取る費用がかかり、その費用を電気を使用する全員で負担していきます。毎月支払う電気料金の内訳に含まれていて下記の式で計算が可能です。

再エネ賦課金=賦課金単価×電気使用量(kWh)

毎年再エネ割賦金の単価は、有識者で組織されている調達価格等算定委員会の出した意見をもとに毎年変わります。なお2024年度の単価は、1kWhあたり3.49円です。月300kWh利用している家庭の場合、年間12,564円負担しなければなりません。

太陽光発電を導入した場合、毎月の電気使用量が減り支払う電気料金が少なくなることで、再エネ割賦金は安くなります。

太陽光発電はやめたほうがいい?7つのデメリット

太陽光発電はやめたほうがいい?

太陽光発電には上記で述べたようなメリットがありますが、デメリットも存在します。

  1. 初期費用がかかる
  2. メンテナンスが必要
  3. 設置に向いていない場合がある
  4. 発電量は一定ではない
  5. 反射光トラブルの可能性
  6. 業者とのトラブルの可能性
  7. 売電価格の低下

利用前にデメリットを軽減させることができるため知っておきましょう。

初期費用がかかる

太陽光発電設置にかかる費用

“参考:調達価格等策定委員会令和6年度以降の調達価格等に関する意見」”

一番大きなデメリットとしてあげられるのが初期費用がかかることです。経済産業省の調達価格等算定委員会によると、2023年度の新築における太陽光発電設置費用は1kWあたり288,000円ということがわかりました。

平均的な家庭用太陽光発電は4.5kWのため、太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台や工事費を含めると約130万円が太陽光発電にかかる初期費用です。この費用は太陽光パネルのkWなどによって価格が上下します。

メンテナンスする必要がある

太陽光発電は設置後定期的にメンテナンスが必要で手間も費用もかかります。太陽光発電は、太陽光パネルやパワーコンディショナー・架台のほかケーブルなどのさまざま部品や部材で構成された機器です。屋外に設置する箇所も多く品質を保つためにはメンテナンスが必須です。

メンテナンスする必要がある

メンテナンスをせず、放っておくことで故障や不具合が起きる可能性があります。放っておく結果、発電量の低下や他者に損害を与えるかもしれません。製品によってメンテナンスの頻度は違いますが、3~4年に1度おこない費用は2万から5万円かかります。

メンテナンスの内容は定期点検のほか、太陽光パネルの清掃やパワーコンディショナーの交換です。費用を節約するために自分でおこなうのは、感電のリスクや屋根からの落下などの恐れがあるため危険です。必ず専門業者に依頼し定期的におこなってください。

設置に向いていない場合がある

屋根の状況・状態や方角によっては太陽光発電の設置に向いていない家があります。せっかく多額の費用をかけて設置しても十分な発電が得られない可能性があるでしょう。

設置に向いていない場合

北面規制があって、屋根一面を南向きの部屋に出来ない家や屋根が小さい家が挙げられます。また屋根の構造的の点や劣化があり太陽光パネルの重さに耐えられないケースも存在します。その場合は、屋根の上ではなく駐車場やカーポートに設置するということも検討してみるとよいでしょう。

積雪量が多い地域や塩害のある地域の場合も同様です。思うような発電が得られない可能性があるため地域特有の事情もきちんと調べる必要があります。

天候によって発電量が変わる

太陽光によって発電するのが太陽光発電のため、天候次第で発電量は左右されます。雨の日曇の日と比べると当然晴れた日のほうが日射量が多いため発電効率が良いです。夏と冬とでは日照時間が違い夏のほうが日照時間は多いです。しかし天候が悪いのはずっと続くわけではありません。

周りを山に囲まれた山間部や日本海側の東北地方や山陰地方は、他の地域と比べると日照時間は短い傾向にあります。安定した売電収入を得たい場合や、多くの家電製品を太陽光発電に頼る場合は思ったような成果が得られないでしょう。

反射光トラブルの可能性

太陽光パネルは、設置場所や角度次第では、反射光で近隣住民とトラブルになることも考えられます。太陽光パネルへの光の入射角と等しい角度へ反射光は出ます。パネル自体には発電効率が良くなるように、反射防止コーティングなどが施されていて吸収できなかった光をパネルで反射する仕組みです。

このトラブルを避けるためには、北面に太陽光パネルを設置しない、実績があり信頼できる設置業者に依頼する、といった対策方法があります。トラブルにつながりそうな窓がある場合は、太陽との位置と方角を考慮し設置場所や角度を検討しましょう。

施工不良など業者とのトラブルの可能性

太陽光設置後で発覚するのが施工不良などを原因とした業者とのトラブルです。施工中にミスが起き、瓦や防水部分に穴が空いてしまい設置後に雨漏りが発覚することがあります。配線の仕方がうまくいかず当初の想定どおりの発電量が得られないといったトラブルが起こることがあるでしょう。

メーカーによって定められた施工基準から外れた工事になってしまった場合は、メーカー保証の対象外となるかもしれません。また業者が施工不良を認めなかったときは、自己負担で修理となることもあります。

しかしメーカー保証とならない場合でも業者が施工不良と認め、業者側で雨漏り保証や施工保証がある場合は、無償で補修をしてくれることがあるため事前に確認しておきましょう。

売電価格は低下している

高い費用を投じて設置した太陽光発電設備ですが、売電収入でその費用を回収しようと考えている場合には、売電価格が低下しているというのは大きなデメリットといえるでしょう。

固定価格買取制度が始まった2012年の買い取り価格は、10kW未満の家庭用では1kWあたり42円でした。年々下がり続け2023年度は1kWあたり16円と経済産業省より公表されています。

固定買取制度というのは、10年間は買い取り価格は一定の価格を保証しているもので、制度終了後は当初の買い取り価格よりも下がる可能性があり大きな売電収入は期待できないかもしれません。

太陽光発電とは?仕組みや設置費用を解説

蓄電池の後付けや増設は可能

次に太陽光発電の仕組みや設置費用といった基礎知識について解説していきます。

太陽光発電の仕組み

いくつもの太陽電池で太陽光パネルを構成しています。太陽電池はP型シリコン半導体とN型シリコン半導体が張り合わせて作られたものです。その電池に太陽光が当たるとP型シリコン半導体はプラスになり、N型シリコン半導体はマイナスになります。

そのとき太陽電池は乾電池と同じ状態になって電線をつなげると電気が流れます。太陽電池が入っている太陽光パネルを設置すると、太陽光が当たっている間は電力に変換し続ける仕組みです。

太陽光発電にかかる費用

次に知っておきたいのは太陽光発電にかかる費用です。前述の2022年経済産業省の資料「2032年度以降の調達価格等に関する意見」では、1kWあたり26.7万円です。3~5人程度の一般的な家庭では、システム容量4.5kWが主流で120.15万円程度が相場とされています。

あくまでも一般的な相場のため設置場所や工法・システム・容量によって費用は変わります。

関連記事:【2024年最新】太陽光発電の設置費用はいくら?設備ごとの価格相場やお得な設置方法を紹介

太陽光発電のメリットを最大限に活かす方法

太陽光発電導入には100万円超と高額な費用がかかり、費用対効果を考えるとメリットを最大限に活かして賢く利用していきましょう。次の2つのポイントを取り入れて使うことをおすすめします。

  1. 蓄電池を導入しよう
  2. ZEHと連携しよう

蓄電池の導入

蓄電池を導入することで太陽光発電のメリットを活かせます。

太陽光発電で発電した電気を家で使って余った場合、蓄電池がなければ貯めておくことはできず、売電することになります。

売電して収入を得ることはメリットの1つですが、夜間など発電していないときに電気を利用したくても貯められた電気がなければ使えません。

蓄電池の導入

太陽光発電で発電した電気で余った電気は蓄電池に貯めておくことが可能です。いざというときの備えにもなるのでぜひ導入を検討してみてください。

ZEHと連携

ZEHとの連携で国や自治体からの補助金がえられます。ZEHとは断熱と省エネのほかに創エネを取り入れて、家庭内で消費するエネルギーを0以下にする家のことです。

太陽光発電を取り入れただけではZEHにはならないため、LED照明や省電力を使った冷暖房で省エネをします。断熱性の高い壁や窓で作られた家造りも必要です。

環境省や経済産業省・国土交通省による補助金制度があります。活用することでお得に家造りができるためZEHとの連携を検討してみてください。

ただし、この補助金には公募期間が定められ要件を満たす必要があります。先着順で締め切られますので公募期間が開始したら速やかに申請を済ませましょう。

太陽光発電の設置を後悔しないためにできること

太陽光発電の設置を後悔しないためにできること

最後に太陽光発電設置で後悔しないために以下の4つのポイントを紹介します。多額の費用をかけて設置する設備なのできちんと対策をしておきましょう。

  1. 補助金制度の利用
  2. 販売店・施工店の選びかたのコツを知る
  3. リースを利用してお得に導入する
  4. リスクがあることを知る

補助金制度を利用する

以前、国では太陽光発電設置のみでも利用できる補助金がありました。現在は国では蓄電池と同時に導入する際のみ補助金の利用が可能です。

補助金制度を利用する

太陽光発電導入のみではおこなっていませんが、各自治体では太陽光発電のみでも補助金制度があります。補助金制度利用で設置費用を抑えることができるためぜひ活用してみましょう。

補助金制度はそれぞれ申し込み期間が定まっています。補助対象になる条件や補助金額は自治体で異なるため事前に確認しておきましょう。

関連記事:【2024年最新】蓄電池の補助金情報まとめ|補助金の種類と条件を解説

信頼できる販売店・施工店を選ぶ

太陽光発電導入で後悔した原因の多くが販売店・施工店選びの失敗です。販売店や施工店選びに注意することで、施工不良や悪質業者に当たる可能性を減らすことができます。

信頼できる販売店・施工店を選ぶには

見積り内容が詳しく記載されてなく一式と書いてある会社や、疑問や不安があり質問した場合具体的な返事が返ってこない会社は注意しましょう。工事内容がずさんであったり、顧客に対して真摯に向き合っていなかったりする可能性があります。

1つの会社だけで決めるのではなく、必ず複数の会社に見積りを依頼して比較検討も重要です。同じメーカーの同じ製品でも、販売会社や施工店によって価格は変わります。複数比較で相場の価格がわかるので必ず比較しましょう。

リースの利用

太陽光発電は購入ではなくリースといった形で導入することも可能です。リースであれば機器の代金や工事費用もかかりません。

リース会社が初期費用を負担して設置してくれます。リース会社に毎月利用料金を支払うことで太陽光発電が利用できる仕組みです。点検費用や補修費もかからないため、初期費用や維持費の負担が大きいというかたは検討するのもよいでしょう。

しかし10年程度の期間の利用料金の支払いが必要なことと、メーカーや製品はある程度の範囲内でしか選べないということに注意が必要です。

リスクの把握をしておく

太陽光発電導入では毎月の電気料金が安くなるなどのメリットが挙げられますが、施工不良などの業者トラブルやメンテナンスをしていかなければならないなどのデメリットもあります。

導入するうえでさまざまなリスクがあることを知っておくことで、デメリットを避けることができたり少なくすることが可能です。

【体験談】太陽光発電の設置経験者にインタビュー

【体験談】太陽光発電の設置経験者にインタビュー

太陽光発電を導入したきっかけは何ですか?

  • Tさん
    訪問で家に来られた方から太陽光発電のリースについてお話を聞いたことがきっかけで、家族と相談した上で導入することを決めました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    今回戸建てに設置されたとのことですが、家を建てたときにも設置を考えられていたのでしょうか?
  • Tさん
    3年前ほど前に家を建てたのですが、将来的に太陽光発電を設置することは考えていて、太陽光発電が設置しやすく日差しが当たりやすいような屋根にしました。
  • 太陽光発電を導入するうえで注意していたポイントはありますか?

  • Tさん
    営業の方からは多くのメリットをお聞きしていたため、デメリットや注意点などを自身でも情報収集するように努めていました。具体的にリース契約後のメンテナンスやアフターフォローや初期費用、設置業者の口コミなどを調べました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    リース契約中は保証などもありますか?
  • Tさん
    はい、15年のリース契約になるのですが、その間のトラブルや故障の対応が保証がされています。
  • 今回リース契約を選ばれた理由について教えてください

  • Tさん
    太陽光発電と蓄電池を導入すると数百万単位の費用が発生し、新しくローンを組む必要があるため、毎月のコストが低いリース契約を選びました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    今回は太陽光発電と蓄電池をリースで導入されたのでしょうか?
  • Tさん
    おっしゃるとおりです。蓄電池がないパターンやあるパターン、契約期間が10年のプランなどがありましたが、今回は蓄電池ありの15年プランを選びました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    毎月のリース代はいくらほどになるのでしょうか?
  • Tさん
    月26,000円になります。
  • 売電や電気代節約などによりリース代をどの程度賄えていますか?

  • Tさん
    まだ売電を開始できていないため、電気代節約で6,000円ほどを賄えています。
  • 太陽光発電を導入したメリット・デメリットを教えてください

  • Tさん
    メリットとしては、実際に毎月の電気代が安くなっていることです。反対デメリットとして感じていることは、売電がすぐに開始できていない点で、申請して2ヶ月ほど経っても、許可がおりていません。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    家を建てるときに太陽光発電の設置を想定していたことも発電のプラスになっていそうですね。太陽光を発電すると同時に売電を開始できるというわけではないのですね。
  • Tさん
    売電の申請状況はwebサイトで確認できるのですが、書類の確認などに時間がかかっているようです。太陽光発電の設置者が増えているということが長引いている原因かと思います。
  • 太陽光発電を設置する中で難しいと感じたポイントはありますか?

  • Tさん
    初めての設置で高額のお支払いになるため、太陽光発電を導入するメリットやデメリット等を理解するのは時間がかかりました。仕組みを理解するまでは、担当の方に何度も質問していました。
  • J-Nav太陽光メディア編集部
    今後太陽光発電の設置を考えている人がいたらどのようなアドバイスができますか?
  • Tさん
    太陽光発電を設置すればするに売電を開始できるわけではないため、設置するタイミングには注意が必要かと思います。例えば、日の長い夏に売電を開始したいのであれば、春頃に設置を開始するというのも手かと思います。また、新築に太陽光発電を導入する際は、その後の発電量にも関わってくるため、屋根の向きなどにはこだわっても良いかと思います。
  • まとめ

    太陽光発電には、毎月支払う電気料金が安くなることや売電収入が得られるなど、多くのメリットがあることがわかりました。しかし天候によって発電量が左右されたり、多額の費用がかかったりするほか施工業者とのトラブルというデメリットも存在します。

    施工業者とのトラブルを減らすためには、複数の会社から見積りをもらい比較検討が大切です。どちらも知ったうえで導入することで、リスクを減らすことが可能になります。

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