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太陽光発電パネルを設置する場合、おすすめの企業はあるのでしょうか?取り扱う企業は世界中にあり、厳選しなければ高額な初期費用を回収しきれなかったり、想定より発電できなかったりするケースもあるでしょう。
運用は10年、20年と長期にわたるため、太陽光パネル設置後に問題に気づくと長い期間付き合っていくことになります。
そこで本記事では、太陽光発電パネルを扱うおすすめ企業をランキング形式で紹介します。選び方のコツも解説しますので、ぜひ太陽光発電パネル選びの参考にしてください。
自身にあった業者を見つけるなら相見積もりが重要
太陽光発電パネルのメーカーを選ぶのは重要ですが、自宅の近くの施工会社によって取り扱うメーカーが決まっていたり、屋根の形や立地によって限定されることも考えられます。
そのため、まずは太陽光の設置業者に依頼して見積もりをしてもらうことが大切です。以下で紹介するサービスを利用することで、簡単に複数社に見積もり依頼を出せるため、比較検討して依頼する業者やパネルを選びたい人は利用してみてください。
関連記事:太陽光発電一括見積もりサイトおすすめ6選を比較|注意点や選び方を紹介
名前 | Kさん | |
物件種別 | 戸建て | |
物件所在地 | 兵庫県 | |
利用時期 | 2022年 |
※J-Nav太陽光メディアでは、ユーザーの生の声をお届けするために、実際に不動産売却を経験された方に直接取材を行っています。
編集部:小原
目次
太陽光発電パネルを取り扱う企業の選び方
太陽光パネルを取り扱う企業は、次の3つを基準にして選ぶと、絞り込みやすくなります。
なぜこれらが太陽光パネルのメーカーを選ぶ際に重要視されるのか、詳しく解説していきます。
①太陽光発電パネルの設置容量
太陽光パネルの価格の前に、設置容量を把握しておくことが重要です。設置費用が安くなる場合でも、容量が少なければ、発電量も落ちます。
また、設置容量の大きさによっては、ソーラーパネルの相場価格が反映されなくなる点にも注意しましょう。
5kWの場合は、実際の価格と近い値となりますが、設置容量が大きくなるほど、1kWあたりの価格は安くなります。反対に設置容量が小さいと、1kW当たりの価格は高くなる傾向にあるため、はじめに設置容量がどの程度になるのかを把握しておく必要があります。
②太陽光発電パネルの価格
太陽光発電パネルを設置すると、節電や売電によって初期費用の回収を期待できます。価格が高すぎれば、ローンを組んでも支払いの負担が重く、いつまでも回収できないかもしれません。
価格を比較するときは、初期費用の総額を発電量で割ったkW単価を使うのが一般的です。住宅用の4~5kWの太陽光パネルだと、2022年の相場価格は1kWあたり14.5万円です。
発電量を増やすほど単価は安くなる傾向ですが、設置スペースは有限となります。予算の都合もあると考えられるため、相場価格と比較したうえで太陽光発電パネルの企業を選びましょう。
関連記事:【2024年】太陽光発電の設置費用の相場は?設備ごとの価格やお得な設置方法を紹介
③アフターフォロー
アフターフォローとして、メンテナンスなどのサポートがあるかも重要です。太陽光発電パネルは基本的に24時間外気にさらされており、気づかないうちに汚れや軽微の不具合で発電量が落ちることも少なくありません。
メンテナンスをしてくれていれば、故障を防げるだけでなく、期待通りの発電量を維持することもできるでしょう。
【国内企業】おすすめの太陽光発電企業ランキングTOP6
ここからは、太陽光発電パネルのおすすめ国内企業をランキング形式で紹介します。「設立日・資本金・製品保証・出力保証」の4項目をスコア化して選定しました。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 |
メーカー | パナソニック | 京セラ | シャープ | 長州産業 | ソーラーフロンティア | カネカ |
設立日 | 1918年3月 | 1959年4月 | 1935年5月 | 1980年10月 | 2006年 | 1949年9月 |
資本金 | 2,529億円 | 1,157億300万円 | 50億円 | 4億1,000万円 | 70億円 | 330億46百万円 |
国籍 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 |
変換効率 | 21% | 21.0% | 21.3% | 20.4% | – | – |
製品保証 | 15年 | 10年(有償で15年) | 10年(有償で15年) | 15年 | 10年 | – |
出力保証 | 20年 | 20年 | 20年 | 20年 | 20年 | – |
公式サイト |
各企業が取り扱うソーラーパネルの特徴や、具体的な商品を取り上げて紹介するので、気になる企業がある人は、ぜひ参考にしてください。
1位:パナソニック
メーカー | パナソニック |
設立日 | 1918年3月 |
資本金 | 2,529億円 |
メーカー国籍 | 日本 |
製品保証 | 15年 |
出力保証 | 25年 |
パナソニックの太陽光発電パネルは、研究から40年以上の歴史があり、国内外でも評価されている企業です。くもりの日でも高温の真夏でもしっかりと発電し、変換効率は20%です。
長期保証も魅力的で、太陽光発電パネルの出力保証が25年、周辺機器の製品保証が15年です。いずれの保証も無償のため、長期のローンを組んでも安心できます。
また、パナソニックの商品に熟知した施工会社は、全国に約4,000店舗あるため、性能を十分に発揮できる形で設置してもらえるでしょう。
パナソニックの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
パナソニック | MODULUS(モデュラス)VBM410FJ03N | 21.0% | 410W | 35万1,780円 | 詳細はこちら |
パナソニック | VBM250EJ03N | 20% | 250W | 21万4,500円 | 詳細はこちら |
2位:京セラ
メーカー | 京セラ |
設立日 | 1959年4月 |
資本金 | 1,157億300万円 |
メーカー国籍 | 日本 |
製品保証 | 10年(有償で15年) |
出力保証 | 20年 |
京セラは、長寿命の太陽光発電パネルの製造を強みとしています。実際に1984年から稼働している設備があり、36年経過後でも出力の低下は17.2%で推移しています。耐久性は世界の第三者機関でも高く評価され、長期の運用で信頼できるといえるでしょう。
保証は機器と出力、自然災害に関するものが付きます。機器や自然災害の保証は基本10年、有償で15年まで伸ばすことができ、万が一に備えることができます。出力は無償で20年付き、初期費用の回収を安定させることも可能です。
また製品のラインナップは豊富で、屋根材と一体になったものもあります。見た目はスッキリとして、建物への負担の軽減が可能です。取り外しが容易な設計になっており、メンテナンスに手間もかかりません。
京セラの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
京セラ | ルーフレックス KJ210P-5ETCG |
18.0% | 210W | 15万7,080円 | 詳細はこちら |
京セラ | エコノルーツ タイプL KT410W-108HL4B |
21.0% | 410W | 351,780円 | 詳細はこちら |
3位:シャープ
※画像出典元:SHARP公式HP
メーカー | シャープ |
設立日 | 1935年5月 |
資本金 | 50億円 |
メーカー国籍 | 日本 |
製品保証 | 10年(有償で15年) |
出力保証 | 20年 |
シャープの太陽光発電パネルは、日本の屋根にマッチしたデザインの製品を販売しています。BLACKSOLAR ZEROというモデルでは、黒を基調として4種類の形状やサイズ違いで、無駄なく設置可能です。
2023年5月に発売された製品では、20%の変換効率があり、従来のものより約16%の軽量化も実現しています。JIS規格より厳しい基準で耐久試験がおこなわれ、季節により過酷な環境になる地域でも設置しやすいでしょう。
クラウドを利用した見守りサービスCOCORO ENERGYのおかげで、不具合はタイムリーに通知されます。修理の申し込みも24時間365日いつでも受け付けており、迅速な復旧が期待できます。
シャープの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
シャープ | 単結晶太陽電池モジュール NQ-230BP |
20.2% | 230W | 17万6,000円 | 詳細はこちら |
シャープ | 太陽電池モジュール NU-415PP |
21.3% | 415W | 28万6,000円 | 詳細はこちら |
4位:長州産業
※画像出典元:長洲産業公式HP
メーカー | 長州産業 |
設立日 | 1980年10月 |
資本金 | 4億1,000万円 |
メーカー国籍 | 日本 |
製品保証 | 15年 |
出力保証 | 20年 |
長州産業は、住宅設備に携わってきた経験から、日本の気候や住宅の特性を熟知した太陽光発電パネルの設備を提案可能な企業です。
高温多湿や耐荷重の試験を厳しい基準でおこない、製品は高い耐久性が確保されています。国内生産にもこだわり、品質の高さがうかがえます。
リーズナブルな価格の太陽光発電パネルで変換効率は20%あり、25年の出力保証付きです。自社で認定した施工会社を利用すると、雨漏り保証の対象にもなってくれます。
新築住宅向けのソラトモサービスを活用すると、初期費用0円での設置が可能です。利用期間となる13年間は電気代の負担はありますが、契約期間終了後は無償譲渡されるため、損得をシミュレーションして納得できるならばおすすめです。
長州産業の製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
長州産業 | Gシリーズ CS-232G81 |
20% | 232W | 16万5,880円 | 詳細はこちら |
長州産業 | Gシリーズ CS-348G81 |
20.4% | 348W | 24万8,820円 | 詳細はこちら |
5位:ソーラーフロンティア
メーカー | ソーラーフロンティア |
設立日 | 2006年 |
資本金 | 70億円 |
メーカー国籍 | 日本 |
製品保証 | 10年 |
出力保証 | 20年 |
ソーラーフロンティアは出光興産グループに属し、2024年現在はOEM(他社ブランド生産)で太陽光発電パネルを製造する企業です。セキスイハイウやトヨタホームなど、大手ハウスメーカーに採用された実績もあります。
自社の販売代理店を利用すると、アフターサービスとして補助金申請の手続きまで代行してくれます。少しでもかかる手間を減らして太陽光発電を導入したい人におすすめできるといえるでしょう。
また、法人向けの売電に特化した、太陽光発電システムの提案もおこなっています。使用用途の決まっていない広い土地を所有している人は、ソーラーフロンティアで設備の導入を検討してみるのもおすすめです。
ただし、2022年6月末に自社ブランドの太陽光パネルの生産を終了しており、実際に販売停止となっている製品もあるため注意が必要です。
ソーラーフロンティアの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
ソーラーフロンティア | 単結晶シリコン太陽電池モジュール SFA405-120C |
– | 405W | – | 詳細はこちら |
6位:カネカ
メーカー | 株式会社カネカ KANEKA CORPORATION |
設立日 | 1949年9月1日 |
資本金 | 330億46百万円 |
メーカー国籍 | 日本 東京本社 |
製品保証 | – |
出力保証 | – |
「カガクでネガイをカナエル会社」カネカは、太陽光発電システムだけではなく、医療機器や食品なども製品開発をおこなう化学メーカーです。
太陽電池は製品性能を重視し、厳しい性能試験を実施するなど、安定した品質の提供に努めています。また、高品質の製品を提供するためには施工技術の高さも必要と考えており、独自の施工技術者研修も実施しています。
カネカの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
カネカ | グランソーラ D-P2250 |
– | 250W | – | 詳細はこちら |
カネカ | グランソーラ G-S2245 |
– | 245W | – | 詳細はこちら |
【海外企業】おすすめの太陽光発電企業ランキングTOP7
太陽光発電パネルの開発は世界で多くの企業が取り組んでおり、日本製より高性能なものもあります。国内企業の太陽光パネルのみを検討していると、自身にとって最適なシステムを組めていないケースもあるでしょう。
これから紹介する7社の太陽光発電パネルもチェックしたうえで検討するのがおすすめです。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
メーカー | ハンファQセルズジャパン | サンテックパワージャパン | カナディアン・ソーラー ・ジャパン |
LONGi(ロンジ) | トリナ・ソーラー・ジャパン | Jinko Solar(ジンコソーラー) | JA SOLAR(JAソーラー) |
設立日 | 1984年2月 | 1967年7月 | 2009年6月 | 2000年 | 2010年2月 | 2006年 | 2005年 |
資本金 | 86億9,850万500円 | 4億5,000万円 | 2億9,700万円 | 1億円 | 1億円 | – | – |
国籍 | 韓国 | 中国 | カナダ | 中国 | 中国 | 中国 | 中国 |
変換効率 | 21.3% | 20.6% | 21% | 21.3% | 21.1% | 21.16% | – |
製品保証 | 12年 | 10~15年 | 25年 | 12年 | 10~12年 | – | – |
出力保証 | 25年 | 25年 | 25年 | 25年 | 25~30年 | 25年~30年 | – |
住宅対応 | ◯ | ◯ | ◯ | – | – | – | – |
公式サイト | – |
1位:ハンファQセルズジャパン|韓国
※画像出典元:ハンファQセルズジャパン公式HP
メーカー | ハンファQセルズジャパン |
設立日 | 1984年2月 |
資本金 | 86億9,850万500円 |
メーカー国籍 | 韓国 |
製品保証 | 12年 |
出力保証 | 25年 |
ハンファQセルズジャパンは、韓国で太陽光発電をはじめ金融や保険の分野でも活躍する、ハンファグループの日本法人です。
取り扱う太陽光発電パネルは、ドイツ生まれで低照度に強い設計となっています。独自技術で配線の無駄をなくし、同じ面積でも出力は高く、最新モデルの変換効率は21.3%です。
また高品質な軽量フレームを採用し、積雪や強風が多い地域でも耐久性を発揮してくれます。
ハンファQセルズジャパンの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
ハンファQセルズジャパン | Q.PEAK DUO M-G11S | 21.3% | 415w | – | 詳細はこちら |
ハンファQセルズジャパン | Q.PEAK DUO S-G11S | 20.8% | 275W | – | 詳細はこちら |
2位:サンテックパワージャパン|中国
メーカー | サンテックパワージャパン |
設立日 | 1967年7月 |
資本金 | 4億5,000万円 |
メーカー国籍 | 中国 |
製品保証 | 10~15年 |
出力保証 | 25年 |
サンテックパワージャパンは、中国の太陽光発電パネルメーカーの大手サンテックパワーが、2006年に日本の企業を買収して生まれました。元の企業は1984年から製造に関わっており、2024年現在では太陽光にプラスアルファの提案を進めています。
長野に技術サポートの拠点を構え、海外メーカーのものでも品質管理は徹底しています。製品によっては15年の保証が付いているのも、長期運用にとってメリットです。
太陽光発電パネルの変換効率は、高いもので20.6%あります。価格はメーカー希望で27万6,375円と、交渉最大出力が高いため他のメーカーより高額となっていますが、見積もりをおこないソーラーパネルの必要枚数を把握したうえで比較する必要があると考えられます。
サンテックパワージャパンの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
サンテックパワージャパン | STP375S-B60/Wnhm | 20.6% | 375W | 27万6,375円 | – |
サンテックパワージャパン | STP265S-C20/Tmhm | 19.6% | 265W | 19万5,300円 | – |
3位:カナディアン・ソーラー・ジャパン|カナダ
※画像出典元:カナディアン・ソーラー・ジャパン公式HP
メーカー | カナディアン・ソーラー・ジャパン |
設立日 | 2009年6月 |
資本金 | 2億9,700万円 |
メーカー国籍 | カナダ |
製品保証 | 25年 |
出力保証 | 25年 |
カナディアン・ソーラー・ジャパンは、2001年にカナダで設立したカナディアン・ソーラーの日本法人です。2020年時点で太陽光発電パネルを14万棟に設置した実績があります。
住宅用の太陽光発電パネルは、いずれも変換効率20%越えで、最大は21%です。屋根の形に合わせて複数のラインナップを組み合わせても、高い変換効率を維持できます。
またカナディアン・ソーラー・ジャパンの製品は、保証期間の長さも魅力的です。メーカー規定の取り付け方をしていれば、製品と出力の保証がどちらも25年となっています。
カナディアン・ソーラー・ジャパンの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
カナディアン・ソーラー・ジャパン | CS6R-410MS | 21.0% | 410W | – | 詳細はこちら |
カナディアン・ソーラー・ジャパン | CS6RA-315MS | 20.5% | 315% | – | 詳細はこちら |
4位:LONGi(ロンジ)|中国
メーカー | LONGi Solar Technology 株式会社 |
設立日 | 2000年 |
資本金 | 1億円 |
製品保証 | 12年 |
出力保証 | 25年 |
LONGi(ロンジ)は、変換効率の世界記録を何度も更新するなど圧倒的な技術力を誇る、中国の太陽光発電メーカーです。アメリカのPVELやドイツのTÜV Rheinlandから賞を受賞するなど、世界から注目を集めています。
Hi-MO5mではセル間隔を縮小することで、モジュール変換効率が21.3%まで向上。出力保証も25年と比較的長く、効率よく長期間の発電をおこなうことができるでしょう。
LONGi(ロンジ)の製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
LONGi(ロンジ) | Hi-MO 5m | 21.3% | 415W | – | 詳細はこちら |
5位:トリナ・ソーラー・ジャパン|中国
メーカー | トリナ・ソーラー・ジャパン |
設立日 | 2010年2月 |
資本金 | 1億円 |
メーカー国籍 | 中国 |
製品保証 | 10~12年 |
出力保証 | 25~30年 |
トリナ・ソーラー・ジャパンは、中国にある太陽光発電企業のトリナ・ソーラーが100%出資している企業です。住宅向けに開発されたラインナップがあり、変換効率は最大で21.1%と高いです。
産業用の太陽光発電パネルであれば、全国のメガソーラー発電所で採用しているところがいくつもあります。独自のガラス構造で、紫外線による経年劣化に強くなっている点も特徴です。
アフターサービスでは専用のアプリが用意され、各種の問い合わせを気軽におこなえるでしょう。
トリナ・ソーラー・ジャパンの製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
トリナ・ ソーラー・ ジャパン |
TSM-DE09 | 21.1% | 405W | – | 詳細はこちら |
トリナ・ ソーラー・ ジャパン |
TSM-DE09.05 | 20.5% | 395W | – | 詳細はこちら |
6位:Jinko Solar(ジンコソーラー)|中国
メーカー | JinkoSolar Holding |
設立日 | 2006年 |
メーカー国籍 | 中国 |
出力保証 | 25年~30年 |
ジンコソーラーは、発電所向けから住宅用までさまざまなニーズに対応する太陽光発電製品を提供している、中国の太陽光発電メーカーです。導入国は160か国以上で、日本や韓国、アメリカなど世界に14か所の⽣産拠点を持っています。
ジンコソーラーは最先端の技術力が魅力です。住宅用としての利用が多いTigerシリーズでも、タイリングリボン(TR)技術やハーフセル技術を用いて、効率の良い太陽光発電を実現しています。
Jinko Solar(ジンコソーラー)の製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
Jinko Solar (ジンコソーラー) |
Tigerシリーズ Tiger390-410M-6RL3 |
21.16% | 475W | – | 詳細はこちら |
7位:JA SOLAR(JAソーラー)|中国
メーカー | JAソーラー・テクノロジー株式会社 (晶澳太陽能科技股分有限公司) |
設立日 | 2005年 |
メーカー国籍 | 中国 |
JA SOLAR(JAソーラー)は、世界に12か所の生産基地を持ち太陽光発電製品を135国に提供している、上海に本社を持つ太陽光発電パネルメーカーです。太陽光発電パネルだけではなく、シリコンウエハーや発電プラントなど関連製品の製造もおこなっています。
JA SOLAR(JAソーラー)は、製品の安全性や品質の高さが特徴の企業です。2014年には太陽光発電パネルの信頼性や保証体制を認証する「JISQ8901」を取得しています。
JA SOLAR(JAソーラー)の製品例
メーカー | 型番 | 変換効率 | 公称最大出力 | 価格 (税込み) |
公式サイト |
JA SOLAR(JAソーラー) | Deep Blue 3.0 JAM 78D30 GB |
– | 610W | – | 詳細はこちら |
太陽光発電を導入する際は施工業者選びも重要
どれだけ太陽光発電パネルを企業で厳選しても、施工業者選びを誤ってしまうと、希望のシステムを導入できないケースが考えられます。取り扱いの太陽光パネルメーカーが1社しかないケースもあり、同じシステムを導入予定でも、業者によって費用が変わるでしょう。
また、実績がない業者に依頼すると、施工不良で雨漏りのリスクがあります。経営が安定していなければ、倒産で長期のメンテナンスが途切れる事が考えられるため、慎重に選ばなければなりません。
上記で紹介してきた選び方やおすすめを参考に、太陽光発電パネルの企業が決まったのならば、自身のエリアや該当メーカーに対応する施工業者へ見積もりを出すとよいでしょう。複数社の比較をすると、最新の相場や自宅に合った提案なのかも見えてきます。
また、基本的に販売会社がお抱えの施工業者と付き合いがありそこで工事をすることが前提で提案されるため、その販売会社が抱えている工事会社はどんな会社なのかを注意する必要があります。実際には工事業者を見極めるのは困難であるケースが多いです。
信頼できる施工業者チェックリスト
一般社団法人「太陽光発電協会(JPEA)」では、信頼できる施工業者を選ぶポイントをまとめたチェックリストを作成しています。チェックリストは以下のとおりです。
信頼できる施工業者チェックリスト |
・メーカー認定の「施工ID」を取得しているか? ・具体的な施工方法や施工上の懸念点の有無についても説明できるか? ・工事の際のトラブルに対応する保険に加入しているか? ・雨漏り等の設置後のトラブルに対応する保証制度があるか? |
”引用:太陽光発電協会(JPEA)「失敗しない太陽光発電システム選び“始めようソーラー生活”」”
太陽光一括見積もりサイトの利用がおすすめ
自身の希望にあった施工会社を見つけるのが手間に感じる人は、太陽光一括見積もりサイトの利用がおすすめです。自身のエリアや屋根の形状などに合わせた会社を知れるため、簡単に複数会社の見積もりを受け取ることができます。
おすすめの太陽光発電一括見積もりサイトには以下の3社などがあります。
太陽光発電一括見積もりサイトについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:太陽光発電一括見積もりサイトおすすめ6選を比較|注意点や選び方を紹介
太陽光発電の導入で失敗しないためのポイント
最後に太陽光発電の導入で失敗しないため、事前に知っておきたいポイントを2つ紹介します。
これらのポイントが重要になる理由について詳しく見ていきましょう。
家の向きや日当たりを確認しておく
どれだけ高性能な太陽光発電パネルでも、日当たりが悪ければ想定通りの発電はされません。家が北向きであるほど、発電の効率は落ちます。太陽光発電パネルの設置枚数を増やせば、自家消費をまかなえる発電量にはなりますが、費用は高額になり回収までの期間も長くなります。
また北向きの設置では、反射光によって近隣とのトラブルのリスクも高いです。施工業者による設置向きの工夫も限度があります。相談するときは、抜本的な解決が困難な問題であることを覚悟しておきましょう。
採算がとれるか確認しておく
太陽光発電の設置で必要となる費用に対して、ある程度元がどれるのか計算しておくことも重要です。
おおよそ10年から15年で元を返せることが多いとされていますが、設置する屋根の向きや、地域の日照度などによっても様々です。
また、初期費用だけでなく、設置後のメンテナンスや廃棄処理時も考慮してく必要があります。
以下記事で太陽光発電の収支のシミュレーションをしているため、計算方法が知りたい場合はぜひ参考にして下さい。
関連記事:太陽光発電の売電収入とは?仕組みやシミュレーション方法、稼ぎ方も徹底解説
【体験談】太陽光発電の導入経験者にインタビュー
太陽光発電を導入する上で、情報収集などされましたか?
今回無償設置を実施された形でしょうか?
太陽光発電を設置されてみて、選ばれたメーカーに対する満足度はいかがですか?
まとめ
太陽光発電パネルを変換効率でランキング付けすると、国内企業はパナソニック、海外資本の企業はLONGi(ロンジ)が1位となりました。しかしその他の設備も含めた費用や、住宅がある場所の気候、設置可能なスペースなどで、どれが自身にとって最適なのかは変わります。
希望を実現できる太陽光発電設備を導入するため、必要な発電量や負担できる費用などを業者に伝え、複数社で提案内容や費用を比較することが重要です。長期的に初期費用が回収できるかもシミュレーションしておくと、後悔しにくいでしょう。