家の長期不在時の対策とは?家を空ける前の準備や注意事項!

生活

#冬#暮らし方#設備

石和 亮平2019.07.12

大型連休や年末年始が近づくと、オーナー様から「旅行や帰省など、長期間、家を留守にする時にどんな準備をすればよいのでしょう」と聞かれることあります。

最近一般的なセントラルヒーティングの住宅の場合、暖房、電気、ガスなど、どうすれば安全に、また帰宅後も快適に過ごせるのでしょうか。注意すべきポイントをまとめました。

セントラルヒーティング住宅の長期不在対策は?水抜きは必要?

セントラルヒーティング住宅の長期不在対策で特に冬の場合、「トイレや水回りの水抜きをしなきゃ!」と思われている方が多いです。

賃貸住宅などでは、部屋の水抜きをしないと凍結することもあるため、そういったイメージを持たれているのだと思います。

 

間違いではありませんが、自分でできる「水抜き」はあくまで簡易的なもの。

水抜き栓で落とせば、トイレタンクやカランだけでなく管の中の水もある程度抜けますが、これだけでは湾曲した部分などにどうしても抜け切れない水が残ってしまうのです。

結果的に、うまく抜けなかった部分の水が凍結し、水が出ない、管が破損する、等の事故が起こってしまう可能性があります。

このため、僕たちはご自身での水抜きを積極的にはおすすめしていません。

 

本格的に水抜きをするには圧力をかけて配管中の水をすべて出す必要があり、これは業者に依頼しなければなりません(費用目安は2.5万円~)。

一般的に、そこまでの作業をする必要があるのは「ひと冬まるまる家を空ける」「次にいつ住み始めるか分からない」といった場合に限られると思います。

業者さんに水抜き作業を依頼したときの様子です。圧をかけて水を抜いたあと、不凍液を入れています

お風呂の排水溝にも

もちろんトイレの便器にも

冬の凍結対策、1カ月以内の長期不在なら暖房を最弱でつけっぱなし!?

では、1カ月程度の長期不在の場合にはどう対策すればよいのでしょうか。

答えは、水抜きはせずに「暖房の目盛りを最弱にし、つけっぱなしにしておく」

 

そうすることで、水抜きしなくても、次のような効果があります。

  • トイレ、水回りの凍結が防げる。
  • 帰宅後、再度暖房を使用する時に効率よく建物が暖まる。

※「凍結防止」という目盛りがある機種の場合はそこに合わせてください。

 

ただし、屋内に関してはこれでよいのですが、冬季、庭・屋外の散水栓は水抜きが必要です。

忘れがちになりますが、必ず、水抜き蛇口を全開にしてしっかり水抜きを行ってください。

屋外散水栓の例。このタイプは上の黒い部分が水抜き栓になっています

「とまる」の方へ最後まで回しきり、蛇口を解放にして管の中の水を抜きます

【参考】水抜きのしくみ(竹村製作所)

散水栓の水抜きの方法が、アニメーションでわかりやすく解説されています。

ブレーカーは落とさない。長期不在対策は防犯面も忘れずに!

次に、凍結防止以外、季節を問わずに気をつけたい長期不在対策のチェックポイントを見てみましょう。

 

【電気】

近年の住宅は、24時間電気で換気を行っている家がほとんど。長期不在でもブレーカーは落とさず、換気を続けておきましょう。

留守宅の湿気を気にする人も多いのですが、換気していれば特に心配はありません。

「湿気が気になるので、押し入れ・クローゼットの扉を開けておく」という人もいますが、家全体の換気をして湿度をこもらせないことの方が大切です。

 

 

【ガス】

ガスに関しては長期不在でも特に注意すべきことはありません。気になる人は元栓を閉めるとよいでしょう。

 

 

【防犯】

次のような防犯グッズを活用するとよいでしょう。

 

  • 防犯用ガラスフィルム(窓を割られても粉々にならず、不審者の侵入を防ぎます)
  • 防犯カメラ(フェイクでも十分に効果があります)
  • 人感センサー(窓・庭・玄関などに設置。明かりがつくだけでも、近所の関心が得られたり、不審者をドキッとさせる効果があります)

 

なかでも1階の窓は泥棒の侵入率が高く被害が多いため、最も防犯面で気を付けなければなりません。

ガラスフィルムの他にも補助錠や防犯アラーム、ホームセキュリティ(1ヵ月数千円からプランがあります)を付けるなど、強化すると良いですね。

 

また、新聞や宅配物を止めるのも忘れずに!

配達物がたまっていると、留守という情報がすぐにわかるため空き巣に入られやすいです。

一定期間停止も可能なので、事前に連絡をしておきましょう。

長期不在の期間と費用をくらべ、自分に適した方法を選びましょう

冬場の長期不在時の対策をまとめると、僕たちがおすすめしたいのは、暖房と換気扇をつけっぱなしにしておくという方法。

 

ただここで気になるのが、その間「暖房代や電気代はどうなる?」ということです。

 

そもそもガスや電気を使い続ける場合には、基本料金がかかります。

それに加えて、微弱とはいえ暖房費と電気代が加算されるわけです。

 

1カ月以上の長期不在の場合には、「暖房、換気扇を回し続ける」VS「業者に本格的な水抜きを頼み、ガス・電気・水道ともにいったん止めてしまって、誰かに時々換気&様子見に来てもらう」のどちらが適しているのか、ケースバイケースで判断していくとよいと思います。

 

このほかにも暮らしに関する疑問がありましたら、はれ暮らしを運営するジョンソンホームズにぜひお気軽にご相談くださいね!

記事を書いた人
石和 亮平 ジョンソンホームズ メンテナンス部

楽器、キャンプ、スノーボード、釣り、車など、春夏秋冬で楽しみたくて多ジャンルで色々やっています!

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