買うならこれ!プロ直伝、困ったときに「使える」工具&便利グッズ10選(自宅メンテナンス編)
修理
#アイテム#メンテナンス#内装#設備
石和 亮平2018.12.24

ホームセンターに並ぶさまざまな工具やDIYグッズ。自宅に揃えておこうにも、いったいどれを買えばよいのか迷ってしまいますよね。
今回紹介する10アイテムは、僕たちメンテナンスチームの業務経験から選定した、実際に使えるスグレモノばかり。どのアイテムもヘビーローテーション間違いなし。そろえておけばとっても役に立ちますよ!
自宅のメンテナンスを自分でしたい人に、ぴったりのアイテムは?
「家の簡単な修理やお手入れは、自分でさっと済ませられるようになりたい」という声は、オーナー様からもよくお聞きします。
また「そのために、家に用意しておくとよい工具やグッズにはどんなものがありますか?」というのも、よくお受けする質問です。
そこで、普段僕たちが使っている道具の中から、まずはそろえておきたい工具やグッズ、ベスト10をご紹介することにしました。
リストはこちら!
1.「かくれん棒 フローリング用」(建築の友)
2.ボードアンカー
3.ボンドコーク
4.プラス・マイナスドライバー
5.「KURE5-56」シリコンスプレー(呉工業株式会社)
6.トイレ用ラバーカップ
7.踏み台、脚立
8.「激落ちくん」シリーズ(レック株式会社)
9.「ピーピースルー」(和協産業)
10.下地探し棒
同じアイテムでも、さまざまなメーカーから発売されていますので、一例として購入される際の参考にしてください。
さっそく詳しくみていきます。
1.「かくれん棒 フローリング用」(建築の友)

フローリングがえぐれてしまった時にヘラを使って平らになるまで埋め込んでいく、クレヨン状の補修材です。全部で10色ほどあり、よく使われる色を4色程度集めたセットや単品販売もあります。
色の選び間違いやはみ出しなどの失敗をしても、ふき取れば目立たなくなるので大丈夫。また浅い傷の場合は、筆ペン感覚で補修できる「住まいのマニキュア」という商品も便利です。
クレヨンを溶かして補修することもできますが、少し高度になってくるので、また別の機会にご紹介したいと思います。
かくれん棒フローリング補修セット(建築の友公式サイト)
http://www.kentomo.co.jp/items/items-226/
2.ボードアンカー

直接ネジを締め付けたりクギを打ち込んだりすることができない「下地がなく中が空洞の石膏ボード壁」に、タオルリングや小さな棚をつけたいときに使う部品です。
ただし、壁には小指ほどの太さの穴が開きますし、何回も穴を開けているような場所には使えないのでご注意を!それから石膏ボードという素材の性質上、あまりに重たいものもNGです。
カベロック(若井産業)(通販モノタロウ公式サイト)
https://www.monotaro.com/g/00202773/
3.ボンドコーク

築年数の浅い家でよく見られる壁紙の隙間や壁と床の隙間、クロスがめくれた箇所、画びょうの穴などを埋めるのに使うコーキング材です。
ボンドのような容器に入って、白やライトアイボリーのものが市販されています。水溶性のため、もし失敗しても、固まる前ならば拭き取れるので安心。ただし巾木の上側など、ホコリが乗りやすい場所に使用するとゴミが付きやすくなるため、避けた方が無難です。
ジョイントコークA(ヤヨイ化学工業株式会社)
https://www.yayoikagaku.co.jp/products/detail.php?id=9118
4.プラス・マイナスドライバー

工具の定番、ドライバー。ドアの調整などさまざまな場面で活躍してくれます。100均の商品で構いませんので、いろいろなサイズのプラス、マイナスがセットになったものを一組用意しておくと安心です。
5.「KURE5-56」シリコンスプレー(呉工業株式会社)

金属のすべりをよくするシリコンスプレーで、ネジが回らなくなったとき、引き戸のすべりが悪くなったとき、自転車のチェーンがきしむときなど、さまざまな場面で使えます。防サビ効果もあり。
KURE5-56活用法(呉工業株式会社公式サイト)
https://www.kure.com/use/
ただし、油成分を含むためホコリやゴミを引き付けてしまうことがあり、カギ穴には使えないので注意してください。カギ穴にはカギ穴用の専用スプレーがあります。
鍵穴用潤滑剤キーメイト(株式会社エーゼット)
https://www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=948

6.トイレ用ラバーカップ
急なトイレ詰まり、困りますね。一本用意しておくと安心です。ただし、トイレ用ラバーカップは使い方を間違っている方が多いのでご注意を。力を入れてガチャガチャ動かすのではなく、便器の穴状部分にぴったりとカップをフィットさせ、排水管のなかの水を動かすイメージで静かに使うのが正しいのです。
あまり力を込めて動かすと、汚水が飛び散ったり、最悪、便器や排水管を破損するので気をつけてください。
7.踏み台、脚立

これも、さまざまな場面で活躍する定番アイテムですね。最近ではインテリアとしても使えるお洒落なものも多数発売されています。
先日うかがったオーナー様のお宅では、The JOHNSON STOREで販売している小型脚立を「普段は観葉植物を置く台として使え、必要な時には踏み台にもなる」と重宝してくださっていました。
ジョンソンストアにて取り扱っている商品はこちら↓↓
lucano 2-step gray(ACTUS限定)
https://online.actus-interior.com/shop/actus-online/item/view/shop_product_id/10947
8.「激落ちくん」シリーズ(レック株式会社)

洗剤を使わずに水だけで汚れを落とす万能クリーナー「激落ちくん」。環境にやさしいアルカリ電解水から作られているので安心なうえ、軽くこするだけでかなり頑固な汚れでも落とすことができます。ただし、こすりすぎ、力のいれすぎは傷のもととなり、特にステンレス製シンクは要注意。使用する部位に合わせて大きさを使い分けると便利です。
レック激落ちくん公式サイト
https://www.lecinc.co.jp/gekiochi/
9.「ピーピースルー」(和協産業)

トイレ、キッチン、バスルーム、洗面台などの排水パイプの詰まりを解消する洗浄剤。家庭でよく使われる「パイプマン」などのより強力版で、もともとは業務用だったものです。粉末なのでそのまま使うことはせず、水かぬるま湯で溶かして注ぎ、しばらく放置した後に流します。強力な薬剤なので「換気を十分にする」「素手で扱わずゴム手袋を着用する」「熱い湯を使わない」などの注意事項を守って使用してください。
ピーピースルーシリーズ(和協産業公式サイト)
http://www.wakyo.co.jp/products/product01.html
10.下地探し棒

「壁に棚を取り付けたいのだけれど、下地の場所が分からない。教えてほしい」というご連絡をオーナー様からいただき、訪問することがよくあります。
下地がある場所は「下地探し どこ太」「打診棒」などの商品名で市販されている専用の道具で壁に針を刺し、針の反応によって判断をします。
よぶんな穴を開けたくない場合は、下地センサーとの併用がオススメ(センサーは「ハズレ」も多いので、センサーのみの使用はお勧めできません)。
穴といっても非常に小さいものですが、気になる場合はボンドコークで埋めるとよいでしょう。
下地探し どこ太 Smart 45mm
https://www.shinwasokutei.co.jp/products/78574/
適切な使い方を守って、美しく快適なおうちを維持していきましょう!
以上、僕たちが実際に使っている道具や便利ツールをご紹介しました。自宅に工具を用意しておいたほうがいいのかな、とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
ご紹介したアイテムはどれもホームセンターで手頃な価格で手に入れられます。また、インターネット通販でも購入可能で、画像や商品説明も見られますので、チェックしてみてくださいね。
- 記事を書いた人
- 石和 亮平 ジョンソンホームズ メンテナンス部
楽器、キャンプ、スノーボード、釣り、車など、春夏秋冬で楽しみたくて多ジャンルで色々やっています!