パネルヒーター暖房の使い方。住宅でより暖かく過ごすには?

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#セントラルヒーティング#パネルヒーター#冬#暖房#設備

斉藤 寿2019.04.05

室内の空気を汚さず、クリーンな暖房として近年主流のパネルヒーター。でも、オーナー様にお話を伺うと「正しい使い方やコツがよく分からなくて、なんだか寒い気がする…」とおっしゃる方がチラホラと…。

 

新築住宅でも増えているパネルヒーター式暖房ですが、灯油やガスのストーブとは違い、暖かく過ごすにはコツが必要です。せっかく暖めた空気を逃がすことなく、冬だってポカポカに過ごしたいですよね。

正統派の使い方は、以前ご紹介した記事(暖房生活を上手に快適に。セントラルヒーティングはこう使おう!)を参照いただくことにして、今回はそれでも「寒い」と感じるときに実践してほしい工夫を紹介します。

パネルヒーター暖房の住まいで知っておきたい「寒さ知らず」の使い方

パネルヒーターによるセントラルヒーティング暖房の住まいで暖かく過ごすためのコツについては、「暖房生活を上手に快適に。セントラルヒーティングはこう使う!」の記事でお伝えした通り。

 

★ 各部屋のパネルは目盛りを一定にし、ボイラー本体の温度で調整

★ 留守中も暖房を切らず、24時間つけっぱなしで暖かさをキープ

がポイントとなります。

 

今回お伝えしたいのは、同じ温度設定でもより暖かく感じられたり、せっかく暖めた室内の空気を逃がさないために気をつけたいこと。

ちょっとしたことに気をつけるだけで、冬をより暖かく、快適に過ごせますよ。

パネルヒーターを使う時に押さえておきたい6つのポイント

1.結露を恐れて湿度を下げ過ぎない

夏、同じ気温であっても本州より北海道の方が涼しくて快適と感じられるのは、湿度が低いため。つまり同じ気温でも、湿度が高ければ暑い(暖かい)と感じ、低ければ寒い(涼しい)と感じるのです。

築年数が多いマンションでは、湿度が高いことによる結露が問題となりがちですが、最近の住宅では乾燥し過ぎも問題に。

冬の快適な湿度は40~60%とされています。加湿器を使ったり、洗濯物を居住空間に干すなどの工夫で、より暖かく過ごすことができます。

2.玄関の保温で室内に入ろうとする冷気をシャットダウン!

お店などで、入口にファンヒーターが置いてあるのを目にすることはありませんか?

これは外の冷気を店内に入れないための工夫です。「外の冷気を入れない」ことは室内の保温のためにも大切。玄関にパネルヒーターがある家庭では、温度設定を高めにすると暖房効率が上がります。

3.2階の踊り場(ホール)を暖めて、冷気が降りて来るのを防ぐ

冷気は上から下へと下がってくるもの。2階踊り場が寒いと階段を伝って冷気が降りてきます。踊り場を暖め、2階各室の扉は閉めるようにしましょう。

また、階段に窓があると「コールドドラフト(=冷たい窓戸から発生する下降気流)」が起こり、強い冷気が入り込むことに。ロールスクリーンやカーテンをつけて防ぐとよいですよ。

4.窓の多い家庭では、床まで届くカーテンを

外の冷気の影響を受けやすい窓周辺。特に、引き違いの窓(横にスライドして開けるタイプの窓)では、わずかながらも必ず隙間があります。

窓から降りてきた冷気は床を伝って部屋全体に広がり、足元の寒さの原因に。床ギリギリまでのカーテンで、冷気が広がらないようシャットダウンしましょう。

「冬の間は使わない」という窓であれば、隙間テープなどでサッシ部分をふさいでしまうのもよい方法です。

5.パネルヒーターの周りに物を置かず、できれば直射日光も当たらないように

パネルヒーターの周りに物があると、ヒーター周辺に暖かい空気が留まるため、部屋全体に暖かさが広がる前にセンサーが「部屋は十分に暖かい」と勘違いし、出力を落としてしまうことに。直射日光が当たる場合も同様です。

6.パネルヒーターの表面にホコリを付けない。不凍液交換も大切

パネルヒーターの表面が汚れていると、暖かい空気が部屋に広がっていきません。年1、2回は拭いて、表面をきれいにしておきましょう。

また、4年に1回程度の不凍液交換も大切です。暖房効率が落ちるだけでなく、ヒーターの故障にもつながります。

※パネルヒーターの不凍液交換について、詳しくは「人気の暖房・パネルヒーター、4年に一度の不凍液交換が必要って本当?」をご覧ください。

参考:ボイラーの圧力の話

ボイラーの温度設定も、室内のパネルの目盛りも適正、それなのに温度が上がらないということが時々あります。

そういう時は、ボイラーについている圧力計を確認。

パネルの中を循環する水が蒸発するなどでボイラーの圧力が下がっていることがあり、それが原因でパネルが温まらないことがあります。

適正な圧力は0.05Mpa〜。※システムによって異なります。

もしこれが0.02Mpaを切るくらい低いときは、専門業者に点検してもらいましょう。

 

 

0.07Mpa程度。適正です。

こちらは、0.05Mpa。適正です。

パネルヒーターは早めにON!秋の終わりから効果的な使い方を

なお、実はセントラル暖房は10月上旬のまだそれほど寒くないうちから運転をスタートするのがオススメです。近年の住宅は気密性が高いため「クーラーボックス」に似た状態になっています。つまり、一度暖まれば暖かい状態が長く続き、冷えれば冷えた状態が長く続くというわけです。同じ室温20℃でも早い時期からジワジワ暖めた場合と、短時間で一気に暖めた場合では体感温度が異なります。

 

これは、早い時期から暖めることで家全体丸ごと、床までしっかりと暖かさが行き渡るから。特にフローリング(カーペットなし)のご家庭では、早めの暖房開始が効果的です。

 

温度計は、多くの家庭で床から1メートル程度の位置に置かれるため、あまり気づかないポイントなのですが「床の温度(足元の暖かさ)」にも注意を払ってみると冬の快適さがグンとアップします

「はれ暮らし」を運営するジョンソンホームズではジョンソンレディがお伺い、住まいのトラブルはもちろん、もっと快適に、心地よくしてもらえるようなご提案をしていきます。

お気軽にご相談ください!

記事を書いた人
斉藤 寿 ジョンソンホームズ メンテナンス部

ひきこもるのも、はしゃぐのもどちらも大好きです。常に新しい発見の連続の毎日です。オーナー様に直接関わりお役に立てていることに、やりがいを感じています。

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