ただいま、をくぐる家。──ジョンソンホームズの新しい住宅『GATE』が提案する、「性能×デザイン×コスパ」住宅
インテリア
なかの2025.06.19
「がんばる自分」を、そっと脱ぐ場所。
日々を全力で駆け抜ける人にとって、家はただ休むだけの場所ではありません。
肩の力を抜いて、誰の目も気にせず、本来の自分に戻るための「素の自分でいられる場所」であってほしい——。
そんな想いから、ジョンソンホームズが新たに開発した企画住宅『GATE(ゲート)』は誕生しました。
この家は、帰るたびに心と体をリセットできる、自分らしく生きるための拠点として、デザインされています。
ファサードは【鳥居】がモチーフ。素材の違いで魅せる外観美

「GATE」の名前の由来は、「神社の鳥居」。
その象徴的なデザインを取り入れたファサードは、「外の自分」と「中の自分」を分ける『境界』としての役割を果たします。
玄関をくぐるたびに、よそいきの自分から、素の自分へと自然に切り替えられる。
玄関そのものが「気持ちのスイッチ」になるように設計された住まいです。
外壁には、3つの素材を組み合わせた独自の美しさを実現。
ILMIO:空間に溶け込む“ノイズレス”な造形。マイクロガード機能で長期間美観を保持。10年保証付き。
WILL WALL:ウエスタンレッドシダーを使用した天然木の外壁材。防火認定取得済で、20~30年後が楽しみな風合いへと育つ。
Quartz:天然石の風合いを表現した上質なクオーツタイル。
和と北欧が溶け合う「ジャパンディ」という美意識

「GATE」の空間を貫くインテリアコンセプトは、いま世界的にも注目されているスタイル──ジャパンディ(Japandi)です。
ジャパンディとは、日本の「和」の美意識と、北欧デザインの「シンプルさ」や「あたたかみ」を掛け合わせたスタイルのこと。
共通するのは、「本当に良いものだけを、ていねいに選び取る」という暮らしの哲学です。
GATEでは、このジャパンディの精神を体現するために、インテリアの隅々にまでこだわりを込めました。
例えば、木目や質感を活かした天然素材の選定。
楽器などに使われる、北海道産の栓(セン)を使った床材「KITANOKI」は、足ざわりがよく、光の当たり方で空間に静けさと広がりを与えてくれます。
また今回意識したのは、インテリアに『まる』を加え、やさしさを演出すること。
まるみを帯びたフォルムは、空間に角を立てず、視覚的にも心理的にもストレスを和らげてくれます。
例えば、ダイニングの照明「LAMELLA」のデザインは、きのこの「ひだ」をモチーフにした有機的なかたち。光を柔らかく包み込むそのフォルムは、まさに「ジャパンディ×まる」の象徴です。
また玄関には、月をモチーフにした円形のアイアンと、非対称に配置された棚が静かに佇みます。 主張しすぎないのに、どこか惹きつけられる存在感。 「置くこと=飾ること」という、美しい所作が自然と生まれる空間は、まさにジャパンディの哲学そのものです。
角を落とし、線をやわらげ、余白を大切にする。
そのすべてが、「まる」というモチーフを通して、GATEの空間に心地よいリズムを生み出しています。
ソファも、GATEのためのオリジナル

リビングの中心にあるソファも、GATEの世界観を支える重要な存在。
このソファは、ジョンソンホームズの家具ブランド「blocco」のオリジナルデザイン。
北海道の職人が一つひとつ丁寧に仕立てたもので、空間との調和はもちろん、フォルムにもこだわり抜いています。GATEでは、このソファも標準仕様です。
ほどよく丸みを帯びた背もたれやアームが、他の家具や建具と共鳴しながら、「触れたくなるやさしさ」を生み出しています。
張地の色や質感を組み合わせてツートーンで仕上げることで、視線を引きつけつつも空間に馴染む絶妙なバランスに。
大量生産の家具では出せない、空間に対する“距離感”まで設計された一脚。
それはただ座るための道具ではなく、空間の美しさを静かに整え、心をほどく「癒しの存在」。
過度な主張はせず、佇まいそのものが空気をやわらげ、暮らしの中に安心感とやさしさを添えてくれます。
「30坪弱」という潔さが、暮らしを自由にする

「GATE」は、おおよそ30坪弱というミニマムなボリュームで設計された規格住宅です。 広くも、狭くもない。けれど、余白を感じる。 それは、ただ物理的な広さを追わず、「どれだけ余計なものを削ぎ落とせるか」という視点で考えられた空間だから。
家の大きさに暮らしを合わせるのではなく、 「自分にとって本当に必要な空間とは何か」を見つめ直すことで、 結果的にこのサイズ感にたどり着いた、という感覚に近いかもしれません。
無駄を持たないミニマルな設計が、空間にも、暮らし方にも、時間にも静けさを与えてくれます。
がんばらなくても、整って見える家。

「GATE」が目指したのは、「整えなくても整って見える暮らし」。 こだわりを突き詰めた家というより、「こだわらなくても、ちゃんと整っている家」です。
服を脱ぐように、外の自分をそっと脱いで、素の自分に還っていく。
選びすぎず、飾りすぎず、それでもどこか「絵になる」空間があることで、人はようやく、肩の力を抜けるのかもしれません。
この家には、「選ばない自由」があり、「整える必要のない静けさ」があります。
それはつまり、がんばらなくても美しく、静かに自分を回復できるということ。
「GATE」は、そんな自己回帰ができる家として、 外で頑張るすべての人へ、これからの住宅のひとつの答えです。
- 記事を書いた人
- なかの ジョンソンホームズ マーケティング本部
自然に囲まれた田舎で暮らしています。
休日は屋上で猫とのんびり、家から一歩も出ずに過ごすのが最高。