年末大掃除が劇的にラクになる!プロ愛用グッズ6選大公開
掃除・お手入れ
佐藤2025.12.12

「1年の汚れを一気に落としたい!」という方のために、ジョンソンレディが実際に自宅で使って、本当に役立つ大掃除グッズ6選を、使い方・注意点・プロのテクニックと合わせて詳しくまとめました。
①最初に使うべき万能クリーナー『アルカリ電解水』
油や皮脂、ベタつき汚れを浮かせて落とすのが得意なアルカリ電解水。界面活性剤が入っていないので、手肌にも環境にもやさしいのに汚れ落ちは抜群です。

落とせる汚れ
油、皮脂、手あか、ベタつき、食べこぼし ※水垢やカビは落ちにくいです
使える場所
キッチンでは、コンロや換気扇、冷蔵庫内・外、電子レンジのベタつき汚れに効果的です。リビングの壁やドアノブ、スイッチ、テーブル、リモコンなど、手あかや皮脂汚れが気になる部分に大活躍。洗面所やトイレでは、収納扉や便座表面などの拭き掃除に向いています。また、子どもやペットのいるご家庭では、ケージや床についた食べこぼし、皮脂汚れに安心して使用できます。
使い方のコツ
アルカリ電解水は、吹きかけてすぐ拭くのではなく、30秒ほど置いて汚れを浮かせてから拭き取ると効果が高まります。こすらず押し拭きし、最後に乾拭きで仕上げるとベタつきが残りません。
注意点すること
アルミや銅、真鍮、天然木は変色の可能性があるので気をつけてください。保存期限を確認が必要です。
②落ちない水垢・焦げを削って落とす『ジフ(クリームクレンザー)』
シンクや洗面台にできる白い水垢、鍋やガラストップの焦げつき、マグカップの茶渋など、固まってこびりついた汚れに最適なクレンザーです。

使える場所
シンクや洗面ボウルのくすみや水垢をしっかり落とせるほか、鍋、フライパン、ガラストップの焦げつきにも抜群です。蛇口やシャワーヘッドなど金属パーツのくすみ落としにも使え、マグカップの茶渋取りにも活躍します。家の中の「白く固まって取れない汚れ」を狙うと効果を実感しやすいアイテム。
使い方のコツ
スポンジはNG。丸めたラップで磨くと研磨剤が直接当たり効果的です。使用後は必ずしっかり洗い流してください。研磨剤残りは曇りの原因となります。
注意すること
研磨して落とすタイプのため、表面が柔らかい素材の場合、傷がつき、曇りやツヤ落ちの原因になります。特に鏡面ステンレス、光沢プラスチック、塗装面、漆器、天然大理石は不向きです。
③排水の流れ・臭いのリセット『ピーピースルー(配管洗浄剤)』
普段の掃除では届かない排水管には、さまざまな汚れが何層にも積み重なっています。そこに菌が増えると ぬめりや悪臭、黒カビ、排水の流れの悪さにつながります。ピーピースルーは、大掃除で一度リセットするのに適しています。

使用場所
キッチン・洗面台・浴室・洗濯機の各排水口に使えて、目に見えない配管内部の蓄積汚れを一気にリセットできます。水の流れが悪い、臭いがする、なんとなく衛生面が気になると感じたタイミングで使うとスッキリします。
使い方のコツ
ピーピースルーは排水口が乾いた状態で使い、ぬるめのお湯(40〜50℃)をそっと注いでからしばらく置くと効果が高まります。最後に大量の水で一気に流すのがコツ。大掃除のタイミングで、寝る前に仕込んで翌朝流すとスッキリ感が段違いです。
注意すること(重要)
ピーピースルーは非常に強力な洗浄剤のため、正しく使うことが大切です。酸性洗剤と混ざると危険なガスが発生する可能性があるため、併用は絶対に避けてください。使用する際はゴム手袋とマスクを着用し、粉や蒸気を吸い込まないようにしましょう。
また、トイレには使用できず、アルミや銅、真鍮の配管では変色や腐食の恐れがある場合があります。頻繁に使う必要はなく、大掃除や排水の流れが悪いときの切り札として、説明書を確認しながら適切なタイミングで使うのがおすすめです。
④水拭きできない細かい場所のホコリ落とし『ペンキ用刷毛(100均)』
雑巾では届かない細かな場所のホコリ取りに最適なのがペンキ用刷毛。水や洗剤が使えないところなどで大活躍。

使える場所
空気清浄機の排気口の細かな溝や、電気スイッチ、リモコンのボタン周り、窓サッシの砂ぼこりにもぴったりです。巾木や引き戸レール、家電の隙間、フローリングの溝など、雑巾では入り込めない部分のホコリが気持ちいいほど取れます。
使い方のコツ
刷毛で汚れをかき出しながら、すぐに掃除機で吸い取るとホコリが舞わず効率的。使用する前には必ず抜け毛をとってから使ってください。
⑤ひどい汚れは使い捨てで正解『使い捨てスポンジ』
汚れの強い場所は洗って再利用するよりも、使い捨ての方が衛生的で時短になります。

使える場所
コンロ・魚焼きグリルの油汚れから、シンクや排水口のぬめり取り、玄関の泥汚れまで幅広く使えます。最近では、トイレブラシを使わず、使い捨てのビニール手袋と使い捨てスポンジで掃除する人も多いです。
使い方のコツ
使い捨てスポンジをキッチンスポンジとして使い、その日の終わりに汚シンクや排水口の掃除まで済ませてから捨てると、毎日キレイなスポンジで食器などを洗うことができます。
⑥家中を一気に仕上げる『マイクロファイバークロス』
水拭き、乾拭きどちらも得意で、拭き跡が残らずホコリや皮脂、水垢をキャッチします。各メーカーによって価格や布の厚さ、繊維密度が異なるので、用途に応じて使い分けるのが理想です。

使える場所
キッチンの油汚れの仕上げ拭き、洗面所では鏡の拭き跡消しに活躍。トイレでは衛生的な使い捨て仕上げができ、リビングでは棚や床のホコリ取りに便利です。サッシの掃除では、水拭きのあとに乾いたクロスで仕上げるとピカッと透明感が出ます。
使い方のコツ
ぐるぐる拭きではなく一方向にスーッと拭くとホコリが舞わない。最後は玄関やベランダなど汚れの強い場所を掃除しましょう。
今年は “ラクしてちゃんとキレイになる大掃除” で気持ちよく新年を迎えましょう。
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- 記事を書いた人
- 佐藤 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
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