真夏を快適に乗り切る!製氷機の簡単お掃除術&水筒に便利な「棒氷」の作り方
掃除・お手入れ
眞鍋2025.07.24

夏の暑さが本格的になってくると、氷の出番がぐっと増えてきますよね。
キンと冷えた飲みもの、氷をたっぷり入れたアイスコーヒー……。
でも、ちょっと待って。その氷、本当に清潔ですか?
今回は、意外と見落としがちな「冷蔵庫の製氷機」のお手入れについてご紹介します。
製氷機は意外と汚れやすい!?
冷蔵庫の中でもカビや雑菌は死滅しません。
とくに水を使う製氷機は要注意です。
給水タンクや貯氷タンクを掃除せずに使い続けると、「カビ」や「ぬめり」、「ニオイ」が発生することも…。
そのまま氷にカビや雑菌が混ざってしまう可能性があるのです。
安心して氷を使うためにも、定期的なお手入れが大切です。
パーツ別のお掃除頻度と方法
給水タンクは『週に1回』が目安
氷を作るための水を入れる「給水タンク」は、週に1度を目安に水洗いしましょう。
汚れが気になるときは、柔らかいスポンジと食器用洗剤を使ってやさしく洗ってください。
浄水フィルターは冷蔵庫の機種によりますが、約3年に一度の交換がおすすめです。
※パーツの取り外し方法や部品の交換時期などは、取扱説明書をご確認ください。
貯氷タンクは『月に1回』がおすすめ
製氷された氷がたまる「貯氷タンク」は月1回を目安にお掃除を。
冷蔵庫から貯氷タンクを取り出し、中の氷をすべて捨ててから水洗いしましょう。
汚れがひどいときは給水タンク同様、食器用洗剤+スポンジで◎
製氷皿が取り外せる機種なら、年1〜2回ほど洗って乾かしておくと安心です。
製氷機の“見えない内部”も忘れずに!
水の通り道となる製氷機内部は、2か月に1回を目安に、クエン酸や酢、専用洗浄剤を使って洗浄を。
▼ クエン酸を使った簡単洗浄
- 水200mlにクエン酸小さじ1杯(または酢)を混ぜる
- 給水タンクに入れて通常通り製氷
- できた氷はすべて捨て、その後2〜3回水道水で製氷してすすぐ
※クエン酸が残っていないかチェックしたい場合は、食紅を少量混ぜると、色付き氷で確認できます。
※クエン酸の代わりにお酢を使用した場合はニオイが残ることがあるのでご注意を。
100円ショップの洗浄剤も便利!
クエン酸や酢を使うのが面倒…という方には、100円ショップなどで手軽に買える「製氷機用洗浄剤」もおすすめ。
簡単で時短にもなり、忙しい日常の味方です。

製氷機がなくてもOK!便利な氷の作り方
もし製氷機の氷の量では足りないくらい、一度に大量に使う場合、ジッパー付き袋で氷を作るのもおすすめです。
ジップロック氷の作り方
- 水を入れ、空気を抜きながら封をする(入れすぎると氷になった時に割りにくいので注意)
- 平らにして冷凍庫へ
- 凍ったらタオルで包み、硬いもので叩いて割る
- 余った氷は袋のまま保管&保冷剤代わりにも!
水筒用にピッタリな「棒氷」も作れる!
記の作り方を応用して、飲み口が小さい水筒用の棒氷が作れます。
細長くて、口が狭い水筒にもスッと入れられて便利です。
- ジップ袋に水を入れ封をする(氷になった時に割りやすいように、袋の1/4位の量にするのがおすすめ)
- 割り箸を割らずに、端から挟みこみ凍らせる
- 凍ったら取り出して完成!
1.水の入ったジップ袋に割り箸を挟みます。
2.割り箸を挟んだままの状態で冷凍します。
3.完全に凍ったら取り出します。
4.氷を割って水筒に入れましょう♩
水の代わりに、麦茶やコーヒーなどでオリジナル氷を作るのもいいかもしれません。
おわりに
見た目はキレイでも、氷は意外と“汚れ”や“菌”が潜んでいることもあります。
家族の健康を守るためにも、定期的なお手入れを習慣にして、暑い夏を安心して乗り切りましょう!
- 記事を書いた人
- 眞鍋 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
友達とランチや飲みに行ったりしますが、一番幸せを感じる時間は、娘と夕食を作りながら、くだらない話をしている時でしょうか…笑 おうちのお困りごとなど、なんでもご相談ください!