なんだか気になるウォークイン・クローゼットの夏場の湿気。どうやって追い出すのが正解?

掃除・お手入れ

#お手入れアイデア#収納#夏#暮らし方

佐藤 恵2019.04.24

春本番を迎え、気持ちもどんどん明るく外へと向く季節になりました。気温が上がるのは嬉しいけれど、「夏場になると、なんとなくクローゼットに湿気がこもっているような気がして…」というオーナーさまのお声も耳にします。不快な湿気を追い出すにはどうすればよいのでしょう? クローゼットの使い方の工夫と合わせてお伝えします。

本来的に湿気が溜まりやすいのがクローゼット。溜めない工夫が不可欠です

春から夏にかけては、気温と同時に湿度も上がる時期。特に近年では、北海道でも梅雨のように長雨が続いたり、じめっとした気候が気になることも増えました。それにともなってか、オーナーさまとの会話を通じ「ウォークイン・クローゼットに入ると、夏場は独特の湿気がこもっている気がする」というお声を耳にすることも…。いったいどのような対策をすればよいのでしょうか? まずはクローゼットに湿気がこもる理由から見ていきましょう。

 

【クローゼットに湿気がたまる理由】

●ほとんどの繊維に湿気を吸い込む性質があるため

綿をはじめ、ほとんどの繊維には水分や湿気を吸い込む性質(=吸水性、吸湿性)があります。その性質のおかげで汗をかいても吸い取ってくれたり、雑巾として水拭きに使ったりできるわけですが、洗濯後にしっかり干して乾かしたつもりでも、実際にはまだ多少の水分が残っていることも多いもの。布製品が集まるクローゼットのなかでは、衣類から発散された湿気がこもりがちということになります。

●湿気の出口がなく「よどむ」傾向があるため

ほとんどの家庭のウォークイン・クローゼットは、出入り口が1つだけ。日光による衣類の日焼けを防ぐ意味もあり、窓も付けない場合が大半です。そのため一度入った空気・湿気の抜け道がなく「よどむ」状態になりがちです。

●ウォークイン・クローゼットが建物北側にあることが多いため

家の間取りを考える時、家族が長く過ごす場所の陽当たりを優先する場合が多いもの。そのため、単なる収納場所であるウォークイン・クローゼットは、建物北側となることがよくあります。建物の北側で、かつ壁の向こう側に直接外気がある場合、室内の温かい空気が壁で冷え、じめっとした空気感や結露の原因となります。特に「加湿器を置いた寝室」に隣接したウォークイン・クローゼットでは、かなりの湿度になることが考えられます。

■クローゼットの湿気対策、こんなところに気をつけて!

クローゼットに湿気がたまる理由が分かったら、次は対策です。それぞれこんな工夫をすることで、改善できます。

【クローゼットに湿気をためない工夫】

●衣類に入り込んだ湿気をできるだけ飛ばす

洗濯物の湿気をできるだけ減らすため、しっかり乾かしてから収納すること、生地の間に空気の通り道を作ることで、クローゼット内の湿度を下げましょう。具体的にはこんなことに気をつけるとよいですよ。

◇衣類を詰め込みすぎない。吊るす収納の場合、服と服の間に手が入るくらいの隙間を作る。

◇一度着た服(上着など)はすぐにクローゼットに納めず、風通しのよい場所で一晩乾かしてからしまう。特に雨・雪の日に着た服は要注意!

●クローゼット内の空気を動かす

クローゼット内に空気の流れ、つまり風を起こすことで、空気のよどみを防げます。

◇サーキュレーター、扇風機で風を当てる。

◇入口に扉やカーテンがある場合は、週末だけでも開ける。

●結露はこまめにふき取る・除湿剤を置く

気温が上がる夏場には、結露の心配はありません。湿気を取り除く工夫をしておけば安心です。

◇除湿剤・除湿機を使用して、湿気を取り除く。置くタイプの除湿剤使用時には、倒れて水がこぼれないよう注意して。

◇冬場、結露した場合にはこまめにふき取る。

クローゼット使用時に知っておきたい注意事項

次に、オーナーさま宅訪問時にもよくお伝えする「クローゼットを使う時に気をつけていただきたいこと」を挙げてみます。

  • カビは湿気とホコリが大好き。上着類は一晩乾かして湿気を取り除くのに加え、外出から帰ったらブラシなどでホコリを落としておきましょう。花粉症の予防にもなります。
  • 湿気にクリーニング店から戻った衣類にかかっているビニール袋は、湿気をこもらせます。カビの元になるので、外しましょう。ホコリが気になる方は100均などでも売っているカバー用の不織布を利用して。
  • 「バンカーズボックス」と呼ばれる、紙製の収納ボックスが流行っているようです。シンプルで洒落たデザインのものが多いのですが、紙はとても湿気を吸い込みやすい素材なのであまりおすすめできません。使う場合には、底に除湿シートを敷くようにしましょう。
  • 布団をクローゼットの床や棚に直に置いているのを見かけることがありますが、これはNG。下にスノコを敷くなどして、空気の層を作りましょう。最近では軽いプラスチック製スノコが1000円程度で手に入ります。

ところで、もしもクローゼットの床や壁にカビが生えてしまった場合は、塩素系洗剤で拭きとって除菌をする必要があります。その後、お風呂掃除(ピンク汚れ除去)のコツでも紹介した「パストリーゼ77」を乾いたタオルに吹きかけ、しっかりとカビを取り除きましょう。パストリーゼ77は、カビ予防にも効果抜群です。

さて、最後に私のとっておきの「手作り除湿剤」をご紹介します。それは重曹! 重曹には湿気を吸い込んで閉じ込める性質があるため、除湿剤として使うことができるのです。インテリアとしても使えそうな容器に重曹を入れてクローゼットに置けば、お洒落な除湿剤の出来上がり。お気に入りのアロマオイルを垂らして使うのもおすすめですよ。重曹は100均、ホームセンターでも購入でき、残ったものは掃除、入浴剤としても使えます。ぜひ試してみてくださいね!

手作りパッケージに入れて、こんなふうに使ってます。

かわいい容器に入れると、見えるところに置いといても気にならないですよ。

記事を書いた人
佐藤 恵 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ

植物のお手入れをしたり、息子と自転車で出掛けながらするたわいもない会話が、私の大好きな時間です。

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