【スタッフのお宅、おじゃまします。】#14 プロ夫婦がつくる、「好き」が整う100点の家
インテリア
#インテリア#スタッフ宅おじゃまします#新築の家づくり#暮らし方
なかの2025.12.12
社員が自社で建てた家を訪ねる人気企画【スタッフのお宅、おじゃまします】。
第14回は、夫婦そろって社員のUさんのお家へ。
ご主人は住宅の設計担当、奥さまはグループ本部で建材事業のマーケティングを担当しています。
プランニングと建材、それぞれのプロ目線と「ふたりの好き」を掛け合わせてつくった住まいは、シンプルなのにあたたかく、アウトドアもおうち時間もめいっぱい楽しめる工夫がたっぷりと詰まっていました。
スタッフ宅、おじゃまします

—-家づくりのきっかけを教えてください。
「もともとマイホームを持つのが夢で、いつか建てたいねって夫婦で話していました。
この分譲地は、私の実家が近くて立地がすごく良かったんです。
『ここに住みたい』がはっきりしていたので、家づくりはわりと“いきなり決めた”感覚でしたね。」
—-この家のコンセプトは?
「色の統一感にはこだわりました。
白とオークをベースに、グレーを差して、全体がすっきり見えるように。
クロスは貼り分けず一色にして、素材の切り替えはタイルでアクセントをつくっています。」

玄関を入ると、まず広い土間。ここはUさんの「絶対に叶えたかった夢」だったそう。
—-土間をつくった理由は?
「キャンプやアウトドアが好きで、道具の収納場所をちゃんと確保したかったんです。荷物が多いので、玄関から直で片付けられる場所が欲しくて」
壁面収納にはキャンプギアだけでなく、奥さまの趣味であるサーフィンやゴルフの道具、そして夏が大好きなふたりらしくサンダルもずらり。
土間にはヒーターも入り、濡れたアウターやウェットスーツを干せるよう、少し高めの位置に物干しバーを設置。
—-玄関とリビングを土間でつなげたのは?
「土間を作るなら“まっすぐ抜ける感じ”が欲しくて。一直線の動線になるように間取りを工夫しました」
玄関正面のウェルカムスペースには縦張りのタイルと間接照明。
「飾りものを置きたいのと、空間を少し広く見せたくてタイルを縦張りにしました」
さらっとした一言の中に、設計士らしい意図がにじみます。

—-アウトドア好きな方にこそ刺さる、“使う→戻す”が完結する理想的な動線です。ほかにも間取りでこだわったポイントを教えてください。
リビングは、6畳の吹き抜けに大きな窓。
これは奥さまの「とにかく日中、明るい家にしたい」という要望から。
吹き抜けに映えるのは、インテリアショップ「inZONE(インゾーネ)宮の森店」で出会ったという『一生もの』の照明。
「光源が直接見えなくて、夜になるとふんわりきれいに光るんです。そこが一番のお気に入り!」
ソファは大通のインテリアショップ「The JOHNSON STORE」で見つけた、ソファブランドbloccoとのコラボアイテム。
サイドテーブルと時計はウォールナット素材で合わせ、白・グレー・オークに「ちょっと深い木の色」を差し色として効かせています。

リビングとつながる土間の先には、庭へ抜ける大きな掃き出し窓。
「庭でテントを張るとか、キャンプっぽいことをしたくて。出入りしやすいように大きい窓にしました」
土間収納は庭にも近い配置に。
「玄関からも庭からも出し入れしやすい場所が良くて。収納のしやすさも含めて、動線を意識しました」
「自然光が入る家」のコンセプトは、これから増やしたい植物たちの居場所にも。

キッチンは二列型。
「本当はダイニングと一列にしたかったんですけど、コンロを前に出すと作業スペースが狭くなってしまって。だから後ろに置いた形です」
—-使い勝手は?
「めちゃくちゃ良いです。手前も後ろも作業スペースとして使えるので、二列型にしてよかったなって」
色は「かわいい白」じゃなく、「スタイリッシュな白」。
ツヤ感のある天板と合わせ、家全体のトーンの統一感を最後まで崩しません。
背面の壁には、玄関と同じグレーのタイルを今度は横張りで。
素材感の変化は、シンプルな家の中で一番効く表情になっています。
ダイニングテーブルと椅子はグレー系をセレクト。
さりげないリズムをつくっています。
「全部がシンプルすぎると寂しいかなと思って。
かっこいいけど温かい、みたいな雰囲気を目指しました」
白×グレー×オークの世界観に、「やさしい木の温度」がちょうどよく溶けました。
洗面スペースには、天井まで一面に広がる鏡。
その下に間接照明、アクセントにはヘリンボーン柄のタイル。
「シンプルな家だからこそ、ここだけ雰囲気を変えて、ぐっとホテルライクにしたかったんです」
毎日の身支度さえ、ちょっと好きな時間に変わります。
お風呂は奥さまいわく「一番気合いを入れた空間」。
1.25坪の広めサイズに、ワイド浴槽。
ガラス扉、調光できるダウンライト、タオルウォーマー、物干しポール。
さらにミストシャワー、そして4面アクセントパネルで
落ち着いた濃いトーンに一気に振り切りました。
「長風呂が好きなので、暗めにしてゆっくり入る時間がほんとに幸せです」

2階のフリースペースは、洗濯干しや将来のくつろぎスペースに。
家の端から端まで続く大きなバルコニーも、明るさと開放感を支える大事な要素です。

吹き抜けの手すりは、標準の腰壁ではなく鉄骨に。
「抜け感が欲しくて、ここは迷わず変えました」
ご主人の書斎は「趣味のミュージアム」。
2×4材で突っ張り、有孔ボードを貼って、アメリカ雑貨やおもちゃをディスプレイ。
高校生のころから集め続けたものたちが、10年越しにようやく居場所を得ました。
寝室はあえてコンパクトに。
ウォークインクローゼットは断捨離後でも余裕のあるサイズ感。
建具はすべてハイドアで、1階から見上げたときのラインまできれいに。

—-実際に住んでみて、満足度はどうですか。
「100点です。
設計と建材、職業柄の知識を持ち寄って、ふたりで毎日考えて作りました。
住んでから『こうすればよかったな』が出ないように詰めてきたので、今のところ本当に満足しています」
—-これから家づくりする方へアドバイスを。
「お互いの意見をちゃんと伝えて、譲り合うのが大事だと思います。
家族の意見を尊重することも、自分のやりたいことを言葉にすることも、どっちも同じくらい必要ですね」
「SNSでたくさん事例を見てイメージを膨らませるのも大事だけれど、
最後はプロの設計士・コーディネーターさんの意見を信頼して取り入れるのが正解だと思います。
住んでから『これ良かったな』って、ちゃんと効いてきます」
—-ジョンソンホームズで建てて良かった点は?
「専属のコーディネーターさんの提案力が大きかったです。
洗面のタイルとか照明とか、自分たちの「こうしたい」を形にしてくれて、
提案が刺さるたびに家づくりがどんどん楽しくなりました」
—-暮らしはどう変わりましたか?
「料理を頑張ろうっていう気持ちになって、毎日楽しくキッチンに立てています。
賃貸のときは日当たりも収納も物足りなかったけど、今はのびのび趣味に没頭できる暮らしになりました」
「奥さんの美味しい料理を毎日食べられるのも最高です(笑)」
U邸、おじゃましました。
設計の目線と建材の目線、そしてふたりの「好き」をとことん擦り合わせてできた家。
静かな色味の中に、アウトドアの高揚感と、日々のやさしい手触りが同居する素敵な住まいでした。
これからもこの家には、キャンプ道具の乾く匂いと、キッチンから生まれるおいしい時間と、
ふたりらしい季節の楽しみが、少しずつ増えていくはずです。
スタッフ宅、おじゃまします。次回もお楽しみに。
札幌のライフスタイルカンパニー【ジョンソンホームズ】は、毎日を自分らしく、楽しく暮らしていくことを応援しています。
inZONEや The JOHNSON STOREといったインテリアショップ、カフェやレストランで居心地の良い空間を提供。
ジョンソンホームズの住宅は、ライフスタイルや住まいに対する価値観に合わせてどんどん増えていき、現在なんと6000棟の実績。
こだわりの新築戸建てから、エリア重視の建売住宅、いいとこ取りの中古戸建リノベーション、おしゃれに暮らせる中古マンションリノベーションなど、あなたにぴったりの住まいが、きっと見つかります!
さらに、おしゃれな建築事例が豊富なので、「サイトを見るだけでもインテリアやディスプレイの参考になる!」と大好評♪
まずは ジョンソンホームズのサイトから、お好みの暮らし方を見つけてみてくださいね。
…お話を伺った人…
- Tさん/Uさんご主人/ジョンソンホームズ 設計部
- Tさん/奥さま/グループマーケティング本部
- 記事を書いた人
- なかの ジョンソンホームズ マーケティング本部
自然に囲まれた田舎で暮らしています。
休日は屋上で猫とのんびり、家から一歩も出ずに過ごすのが最高。


