【スタッフのお宅、おじゃまします。】#13 アーバンロッジな住まい
インテリア
#インテリア#スタッフ宅おじゃまします#新築の家づくり#暮らし方
草野2025.08.22
社員が自社で建てた家を訪ねる人気企画【スタッフのお宅、おじゃまします】。
第13回は、リフォーム工事部に所属するTさんのお宅へ。
2025年1月に完成したばかりの新居には、2匹の猫と奥さまとのびのびと暮らす、木のぬくもりと開放感に包まれた“アーバンアウトドアな家”が広がっていました。
スタッフ宅、おじゃまします

—-家づくりのきっかけを教えてください。
「もともとアウトドアが好きで、キャンプによく行くのですが、当時のアパートはエレベーターなし。借りていた部屋も4階だったのでそれがストレスになっていました。
『ローンをフルで組むなら、早いうちに動いたほうがいいかも…』そんな思いがきっかけで、住まいについて真剣に考え始め、家づくりをスタートしました。
僕はマンション育ちで戸建てに住んだことが無かったのですが、奥さんは地方出身で戸建て育ち。猫を2匹飼っていたので広い所で走らせてあげたいという気持ちもあり、戸建てで進めることにしました。
広い中古住宅を購入してリノベーションする選択肢もありましたが、「せっかくなら、構造から設備、動線まで、まっさらな状態で自分たちの暮らしに合う家をつくりたい」と二人で話し合い、新築という道を選びました。 」

—-アーンバンアウトドアハウスで建築を決めたのはなぜですか?
「夫婦ふたりともアウトドアが好きなので、キャンプから帰ってきたときに、荷物をスムーズに片付けられるような動線はマスト。アーバンアウトドアハウスはそこを考えられているのが決め手です。我が家も入ってすぐに広い土間と壁面収納をつけたのですが、使い勝手が良くて、本当に満足しています。
キャンプから帰宅したら、まずは土間でギアを下ろして乾かしながらそのまま収納へ。汚れや濡れを気にせず片付けができるので、帰宅後のストレスが激減しました。」


—-アウトドア好きな方にこそ刺さる、“使う→戻す”が完結する理想的な動線です。ほかにも間取りでこだわったポイントを教えてください。
「あとは、1階の“開放感”ですね。
お風呂などの水回りを除いて、基本的に間仕切りの壁が無いんです。玄関を入った瞬間に、リビングの奥まで見渡せるようにしたくて。
もちろん、片付いてないとすぐバレるっていうプレッシャーはあるんですけど(笑)、それを差し引いても、この開放感は譲れないポイントでした。
自分としては「超豪華な1K」っていうのが、けっこうしっくりくる表現で。
土間があって、キッチン・リビング・ダイニングがゆるやかにつながっていて。
仕切りはないけど、家具の配置や素材の切り替えでちゃんと“場所の役割”が分かれてるんですよね。
友人たちには「ロッジみたいだね」って言われることが多いです。
たしかに、木の雰囲気や天井の高さ、土間の使い方なんかも含めて、どこかアウトドアの延長線にあるような空間になったなって、自分でも思います。

あとは、 “2匹にもしっかり部屋をあげたい”という夫婦の思いがあったので、階段下には猫のためのスペースを作りました。 局所換気を取り入れて、匂いがこもらないよう配慮しました。今ではふたりとも快適そうに過ごしています」
—-“ロッジのような1K”とTさんが表現する通り、ヴィンテージ感のある雰囲気たっぷりですね。デザイン面でこだわったポイントを教えてください。
「無垢床は、僕の中でいちばんこだわったところですね。
夏は裸足でもさらっと気持ちがいいし、冬はほんのりあたたかい。
それに、育てるとか、エイジングとかが大好きなので、だんだんと色が変わっていくのも既に楽しみ。
もちろん、無垢材って傷がつきやすいし、敬遠する人がいるのもわかるんですけど、僕はむしろ生活感のあるほうが好き。
引っかき傷も含めて“この家で暮らしてきた証”として楽しめると思っています。
ただ、全部を無垢にしたわけじゃなくて、2階とキッチンの床はフローリングにしました。キッチンはどうしても水や油が飛ぶから、掃除のしやすさを優先して。
2階はコストとの兼ね合いもあって、バランスを取りました。
結果的に、いろんな素材やテイストが混ざった家になったんですけど、
僕ら夫婦にとってはそれがすごくしっくりきてて“自分たちらしい家”になったなって、すごく気に入っています。

—-リビングから見える洗面スペースは、けっこう雰囲気がガラッと変わるんですね。
「あそこだけ少し“異素材感”というか、静かなアクセントになってると思います。
カウンターには「モールテックス」という左官材を使っています。
見た目はマットなコンクリート調なんですけど、防水性が高くて、水まわりにも使えるのがいいなと思って。
現場でもよく見かけるんですが、だいたいグレー系が多くて、自宅ではちょっと違う色にしたいなと。
最終的に選んだのは「BM32」というベージュっぽいカラーで、これは妻のチョイス。
空間が明るくなるし、木の雰囲気ともなじみがよくて、僕もすごく気に入っています。
リビングとは少しトーンの違う、気持ちを切り替えられる場所になっています。」

—–実際にこの家に住み始めて、生活の変化はありましたか?
「この家に住み始めて、いちばん嬉しいのは、やっぱり猫たちがのびのび暮らしてくれていることですね。
以前はストレスからか、たまに吐き戻すことがあったんですけど、それがほとんどなくなりました。
床にも家具にも引っかき傷はどんどん増えてますが、それも含めて“うちの味”だなって思ってます。
吹き抜けの光もすごく気に入っていて、植物の成長スピードが明らかに変わりました。
ぐんぐん伸びていく様子を見てると、こっちまで元気をもらえるんですよね。
それと、引っ越してからというもの、ほとんど毎週のように誰かしら遊びに来てくれるようになりました。
気づけば土日に予定がない日がないくらいで、友人たちと一緒に過ごすにぎやかな週末がすっかり定番になりましたね。
家を建ててから、暮らしだけじゃなく人とのつながりも、自然と豊かになった気がしています。」

—-これから家づくりする方へアドバイスがあれば教えてください。
「【コンセントは多すぎるくらいがちょうどいい】です、ほんとに。
洗面所で何を使うか、ロボット掃除機の基地はどこに置くか、携帯はどこで充電するか。
暮らしを想像しながら、ひとつひとつ決めていく必要があったな…と、あとから気づいたんですよね。
もちろん、あとで増設できるところもあるんですけど、外壁に面している場所だと断熱の関係で難しかったりして。
だから「家づくりの初期段階の自分に言いたいことランキング」があるなら、1位は間違いなくこれです。
「迷ったらとりあえず付けとけ!」って。笑
でも、そうやって夫婦でたくさん雑誌を見たり、何度も話し合ったりして決めてきたこの家には、本当に満足しています。
今こうして猫たちと一緒に過ごして、友人たちと笑い合っていることが、間違いなく幸せです。」
ご両親からの譲り受けたギアも並ぶ壁面収納
吹き抜けのアイアン手すりはピスタチオのようなカーキカラー。
キッチンとリビングダイニングとの床材の境目。気にならないほど自然に馴染み、掃除も快適
T邸、おじゃましました。

撮影後、車が見えなくなるまで手を振ってくれたおふたり。
たくさんの対話と工夫を重ねてつくり上げたこの家には、きっとこれからも、笑い声とキャンプ帰りの土間のにぎわいが満ちていくのだと思います。
スタッフ宅、おじゃまします。次回もお楽しみに。
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…お話を伺った人…
- Tさん/ジョンソンホームズ RD事業本部リフォーム工事部
2019年にジョンソンホームズへ入社。歯科技工士から、リフォーム・リノベーションの現場監督に。
- 記事を書いた人
- 草野 ジョンソンホームズ マーケティング本部
ジョンソンのお家に住み始めて1年ほど経ちました。正直最高です!
今年、小さな庭にふかふかの人工芝を敷いたのですが、家での時間がもっと楽しくなったのでおすすめです。週末子どもたちは、大はりきりで早起きして、朝食を作って、レジャーシートを広げて食べたりと満喫しています。


