毎日少しの「小掃除」習慣で無理なくキレイを続けましょう。≪便利な小掃除カレンダー付き!≫
掃除・お手入れ
#お手入れアイデア#お風呂#キッチン#トイレ#水回り
中澤 理恵2019.05.22

掃除というと「年末の大掃除」を連想することが多いですよね。でも、最近は「普段からこまめに掃除をする代わりに、年末に特別な大掃除はしない」という方も増えているようです。毎日〝小掃除〟をするなら、どんな工夫をしていけば、おっくうにならずに続けていけるのでしょう? 小掃除を習慣にする方法や、キレイを続けるためのちょっとしたコツを紹介します。
「毎日」「月毎」「週1」を組み合わせてキレイを維持。小掃除カレンダーも参考に!

「掃除をしようと思うけれど、どこから始めればよいのか分からなくて…」
「毎日続けるだなんておっくうで無理」
とおっしゃるオーナー様が多くいらっしゃいます。
家のなかをキレイにし続けるのはなかなか難しいことですが、掃除には大きく分けて
- 少しずつ毎日いろいろなところを掃除する
- 毎日「ここだけは」と場所を決めて掃除する
- 毎月1カ所、月毎のテーマを決めて掃除する
という方法があるかと思います。
私がおすすめしたいのは
「毎日ココだけ」×「週1回必ず」+「今月はココと決めた場所」
の組合せで、1年かけて順番に家のなかをキレイにしていくというやり方です。
【毎日ココだけの決め方】
家族構成やライフスタイルによって汚れる場所は違いますし、一番キレイにしたい場所も異なるはず。
「毎日ココだけは」の場所は各家庭で決めましょう。
続けるコツは、一度その場所を掃除するのに必要な時間を測ってみること。
必要な時間が分かると「今日は○時に出かけるから、それまでのスキマ時間でできる!」という判断ができ、時間の有効利用ができます。
【週一回必ず、の決め方】
「毎日使う場所だけれど、毎日そこまでは掃除しない(したくない)」箇所ってありますよね。そういう場所を、毎日、月毎の掃除に加えて週1回程度必ずお掃除することに決めてしまいます。
例えば、台所ならキッチンパネルやタイルの拭き掃除をしたり、まな板・スポンジの漂白をしたり、トイレなら壁を拭いたりなど、を週一回に加えていくとよいと思います。
【今月はココの決め方】
次に、月毎の掃除箇所ですが、これはいわゆる「大物」の掃除にあたります。レンジフード、窓枠、クローゼットの中、など「よいしょ」で掃除しないといけない場所、ありますね。こういう場所をリストアップし、カレンダーを使って、スケジュールを組んでしまいます。
私たちジョンソンレディはオーナー様を訪問した時にこのような「小掃除カレンダー」というものをお渡ししています。

カレンダーには掃除すべき場所が並んでいて、「こういうところを掃除すればいいんですね!」とオーナー様にも好評です。これを1年かけて掃除していくと考えると、スケジュールが立てやすくなります。ここからダウンロードもできるので、ぜひ活用してくださいね。
小掃除カレンダー
家族全員で役割分担をして、無理なく小掃除習慣を

掃除はできれば家族で役割分担をしたいもの。そのためのキーワードとして「見える化」を挙げたいと思います。特に大切なのが「どこを掃除するか」の見える化、「掃除用具」の見える化です。
ご主人が掃除を手伝ってくれなくて…と嘆く奥様の声もよく聞くのですが、その一方でご主人様からはこんな声をお聞きすることも。
○どこに洗剤があるのか、分からない。
○どれが「使っても叱られないゾウキン」なのか、分からない。
○家のなかにそんなにたくさん掃除箇所あるなんて知らなかった。
ですので、スムーズな役割分担のためにはこんな工夫がおすすめです。
- 先ほどの小掃除カレンダーを担当表として活用する。
- 洗剤・道具類の場所が、家族全員に分かるようにする。
特に専業主婦の方だと「家にいるんだから、自分が頑張らなければ!」と一人で頑張ってしまったりするのですが、男性の方が向いている作業もありますし、将来のことを考えお子さんに掃除習慣を身に付けてもらうことも大切です。それぞれが得意な作業、よく使う場所、帰宅時間などを考えながら話し合って、無理のない役割分担をしていけるとよいですね。
時間のある日に「今日はフロアシート1袋を使い切ろう」と決めて取り掛かると、普段やらないところも掃除したくなって、楽しく掃除ができるのでおすすめです。
掃除を楽にしキレイを長続きさせる、「汚れをためない工夫」

家のなかをキレイにするために、掃除と同じくらい大切なのが「汚れをためないこと」です。
そのために、私がオーナー様におすすめしていることや、オーナー様のお宅で拝見して「なるほど!」と思ったことなどをお伝えしますね。
【水回り】
- 浴槽、バスルームの鏡・蛇口、トイレ、洗面所や台所のシンクを掃除したら、その後、撥水コートで仕上げを。汚れがつきにくく、ついてもスルッと取れやすくなります。
- バスルームは2カ月に1度程度、燻煙剤をかけましょう。カビ汚れを防ぎ、心理的にも「燻煙剤をかける前に掃除しよう」というモチベーションUPになります。
トイレ掃除のコツはこちら。
「気づいた時にこまめに掃除。いつもきれいなトイレを保ちましょう!」
https://www.johnsonhome.co.jp/media/cleanup/toilet-cleaning
お風呂掃除のまとめはこちら。
「ストレスフリーのお風呂掃除、毎日のお手入れを簡単にするコツって?」
https://www.johnsonhome.co.jp/media/cleanup/bath-cleaning
【台所】
- 換気扇は必ず回しましょう。換気扇を使わないと、料理のたびに油煙が家中に広がり、壁・天井に油がついてしまいます。「換気扇掃除が大変で…」という声もお聞きしますが、それは汚れがたまってから掃除するため。一番面倒な「ドラム」部分は月1回程度、ルーティンワークにしておけば、楽にキレイな状態を維持できます。
セスキ炭酸ソーダを使った換気扇の楽チンお手入れ方法は、こちら。
「セスキ炭酸ソーダ」で油汚れギッシリの換気扇掃除にチャレンジしてみました!」
https://www.johnsonhome.co.jp/media/cleanup/sesuki-cleaning
【その他】
- 普段使わない家電、フタがバラバラになりやすい食器などは「ラップ巻き」のテクがおすすめ! ラップで巻いてからしまうと、ホコリや汚れがつかず、バラバラになりません。
- 冷蔵庫の上にもラップを。手が届かず掃除しにくい場所ですが、ホコリが貯まったらラップを交換すればOK。
- いろいろな洗剤があって迷う…。そんな方にはこちらがおすすめ。
・セスキ炭酸ソーダ…油汚れに最強
・クエン酸…鏡や水栓の水垢、トイレの掃除にも
・酸素系漂白剤…洗濯槽や洗濯物に
・アルコール…家中あらゆるところの除菌に。お風呂場のピンクカビにも
私たちが日常のお手入れで頻繁に使う洗剤です。どれもスーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。お掃除系の記事で詳しく使い方をお伝えしていますので、ぜひそちらもご覧ください♪
掃除・お手入れの記事一覧はこちら
https://www.johnsonhome.co.jp/media/cleanup/

ところで、オーナー様からよくいただく質問に
「鏡面仕上げの冷蔵庫やガラスについた手垢汚れは、どうすれば取れるの?」
というものがあり、私はアルコールスプレーをおすすめしています。
アルコールには油汚れをきれいにする作用のほか、殺菌作用、バスルームのピンク汚れ予防効果もあるので、ほかにも気になる箇所があれば、時々拭いておくと安心です。
また「洗濯機クリーナーでは汚れが取り切れない」というお悩みもよくいただきますが、そのような場合には、「オキシクリーン」という酸素系漂白剤がおすすめ。1回分3000円ほどしますが、月1回これを使うと本当にきれいになり、しっかりと殺菌もできます。
とはいえどうしても面倒に感じられることも多いお掃除。できない日があっても落ち込まず、長い目で見ながら続けていけるといいですね!
【ジョンソンホームズ のオーナー様へ】
なかなかジョンソンレディと会えない、お掃除お手入れのもやもやが解消できない、という方は「住んでからサポート(無料)」がおすすめです。オーナー様のご都合のいいタイミングでお伺いし、お困りごとを解決するお手伝いをいたします。
ご予約はこちらから!
https://www.johnsonhome.co.jp/aftermaintenance/reservation/support/
- 記事を書いた人
- 中澤 理恵 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
この仕事を始めてから苦手だった掃除や片付けが楽しくなってきました♪お客様の心に寄り添いつつ、退屈なルーティンワークにも日々の小さな楽しみを感じてもらえるお手伝いができたら嬉しいです。