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元本割れが心配で、不動産投資を躊躇している人もいるのではないでしょうか。
COZUCHIでの不動産投資は、運用期間は3ヵ月から5年未満で、投資額は1万円からのため、比較的始めやすい不動産投資といえますが、損失を出すのは避けたいところ。
そこで本記事では、COZUCHIで元本割れがおきる可能性や元本割れリスクの対策方法、COZUCHIでの稼ぎ方について解説します。ぜひ参考にして、COZUCHIでの不動産投資を始めてみましょう。
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目次
COZUCHIは元本割れする可能性あり
COZUCHIでの不動産投資は、元本割れの可能性があります。公式サイト内でも「元本保証はなし」と明言しています。
そもそも、不動産クラウドファンディングのように不特定多数の人に出資を募る投資には、元本保証がありません。つまり、元本割れの可能性があるということです。
もし「元本割れなし」と公言して資金を集めてしまうと、出資法という法律の違反になります。違反した事業者には、3年以下の懲役か3,000万円以下の罰金、または両方が科せられます。
元本割れのリスクゼロで資産を増やしたいならば、選択肢は金融機関での預金だけになるでしょう。定期的に利息が付きますが、金利は0.1%以下も珍しくありません。
関連記事:COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判は?実績やデメリットを解説【担当者インタビューあり】
COZUCHIが元本割れしにくい3つの理由
COZUCHIに元本割れの可能性はありますが、次の3つの理由により、リスクは低いといえます。
- 投資のプロがファンドを厳選・運用
- 元本割れゼロの実績
- 優先劣後方式で安心
なぜこれらがリスクの軽減につながるのか、詳しく解説していきます。
投資のプロがファンドを厳選・運用
COZUCHIで募集をしているファンドは、投資のプロが厳選・運用をしているため、元本割れのリスクが低いです。サービスの運営会社であるLAETOLI株式会社は、1999年から不動産売買やリフォームに携わり、利益を上げています。仲介会社として無理のある案件の取得に走らず、儲かるものを厳選してくれています。
LAETOLI株式会社が不動産クラウドファンディングのサービスを開始したのは、2019年9月です。当時のサービス名はWARASHIBEで、現在のCOZUCHIへのリニューアルが2021年の9月です。COZUCHIとしての資金調達額は、2022年6月から9月までの3ヵ月間で、100億円増えています。それだけ注目を集めているサービスといえます。
元本割れゼロの実績
2024年5月時点、COZUCHIで運用終了した70以上のファンドの実績は元本割れゼロです。将来まで保証するものではありませんが、元本割れする可能性は低いといえるでしょう。
過去には次のような実績もあり、ファンドによっては短期間での利益も狙えます。
ファンド | 想定利回り(年利) | 実質利回り(年利) | 想定運用期間 | 実績運用期間 |
練馬区武蔵関Ⅰ | 12.0% | 283.5% | 6ヵ月 | 0.3ヵ月 |
品川区五反田Ⅱ | 9.0% | 63.1% | 6ヵ月 | 1.2ヵ月 |
新宿区<曙橋>事業用地 追加買取ファンドⅡ |
6.0% | 41.5% | 6ヵ月 | 2.7ヵ月 |
伊東市川奈 リゾート開発用地 フェーズ2 |
8.0% | 40.8% | 12ヵ月 | 10ヵ月 |
実績については、公式サイトで随時公開されているので、実際に投資を始める前にチェックしてみましょう。
優先劣後方式で安心
COZUCHIで募集しているファンドでは、優先劣後方式という仕組みを採用して、投資家に損失がでるリスクを軽減しています。この仕組みは、ファンドに対してCOZUCHI側も一定の割合で出資をして、損失はCOZUCHIの出資額から優先して差し引くものです。
優先劣後の割合が50%のファンドに投資する場合、トータルの運用資金の半額をCOZUHI側が負担しています。もし運用に失敗して投資額の半額しか残らなくても、投資家まで被害は及びません。
2024年5月時点の実績では、優先劣後の割合は4.9~60%です。
COZUCHIについて、評判・口コミからリアルな実態も知りたい人は、次の記事がおすすめです。
関連記事:COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判は?実績やデメリットを解説【担当者インタビューあり】
COZUCHIでリスクを下げるための注意点
COZUCHIは元本割れしにくいといえますが、もちろんリスクはあります。そこで、自身でもリスクを下げるため、次の4つに注意して投資を始めることをおすすめします。
- 優先劣後の割合が高いファンドを選ぶ
- 自身でも投資ファンドをチェック
- 複数のファンドに分散して投資
- 余裕資金を投資に充てる
なぜこれらがリスク回避につながるのか、1つずつ見ていきましょう。
優先劣後の割合が高いファンドを選ぶ
投資するファンドの優先劣後の割合が高いほど、万が一運用に失敗しても、自身にまで被害がでる可能性は下がります。割合がどのようになっているかは、各ファンドのプロジェクト情報から確認可能です。
ファンドによっては、運用開始前に事業者側が劣後の出資を増やすケースがあります。最終的に優先劣後の割合がどのようになっているかは、運用開始時に公式サイトで確認してください。
また、COZUCHIが2023年6月から始めた中長期運用型の投資のなかには、任意組合という仕組みで運用されるものもあります。任意組合の場合は、優先劣後方式とは異なり、出資割合に応じた損失が出る可能性があります。損失のリスクを下げたい人は、中長期運用型の投資でも優先劣後方式のファンドに申し込みをしましょう。
自身でも投資ファンドをチェック
COZUCHIで募集中のファンドは投資のプロが厳選していますが、全て任せきりにするのは危険です。自身でも利益が出そうなファンドなのかチェックをしましょう。
各ファンドでは、次の情報が公開されています。
- 物件の所在地
- 築年数
- 立地の周辺情報
- 施工会社
- 運用の戦略
- 事業者の実績
- 収支のシミュレーション
- リスク
資産価値がある物件なのか、周囲の環境から需要が見込めるのかなどを確認してください。不動産投資に初挑戦の人なら、COZUCHIで運用終了したファンドをチェックすると、利益が出やすいものを見分ける力も付いてくるでしょう。
複数のファンドに分散して投資
COZUCHIで不動産投資をする際は、複数のファンドへ分散投資することで、損失のリスク回避になります。もし、資金を全額1つのファンドに投資していると、失敗した際に取り返しがつかなくなるかもしれません。COZUCHIであれば、1万円からと自身で現物を購入する不動産投資より少額で始められるので、投資先の分散は容易です。
また、ファンドによっては期待できる利回りが2倍以上違う場合があります。手持ちを全額投資していると、将来より有用なファンドの募集が開始しても、お金を回す余裕がないでしょう。
余裕資金を投資に充てる
COZUCHIでの投資に限りませんが、投資の基本は余剰資金で始めることです。もし、利益が出る可能性が高いからと、生活に必要な資金まで投資に充てていると、全損した際に日常の維持も困難になります。
余裕資金の確保は、現在の出費の見直しから始めましょう。家賃や水道光熱費といった固定費から削減すると、COZUCHIでの投資資金を確保しやすくなります。
COZUCHIの投資で稼ぐための5つの方法
元本割れのリスクに納得してCOZUCHIで不動産投資を始めるなら、次の5つを実践すると稼ぎやすくなります。
- 開催中のキャンペーンに申し込む
- 先着順のファンドを狙う
- 途中解約をしない
- 稼いだお金でさらに投資
- 他の不動産クラウドファンディングを併用
どの方法も、不動産投資の初心者でも簡単に実践できるので、詳細を見ていきましょう。
開催中のキャンペーンに申し込む
COZUCHIでは、不定期でさまざまなキャンペーンを開催しています。過去には新規登録をするだけで、先着でAmazonギフトカードを2,000円分もらえました。キャンペーンによっては、ファンドの想定利回り以上の稼ぎになることもあります。
2024年5月時点で開催中のキャンペーンは、COZUCHIチャレンジプログラムです。サービスの利用で貯まるポイントを消費して、優先的にファンドへの申し込みができるようになります。キャンペーンは恒常化しており、いつでも恩恵を受けられます。
また、2024年5月末まで、対象メディアからの登録でAmazonギフトカード最大50,500円分プレゼントのキャンペーンが実施されています。初めての投資家登録で2000円分、初めての出資額に応じて最大50,500円分まで受け取れるキャンペーンです。
キャンペーン詳細は、以下記事で紹介しています。
関連記事:【2024年5月最新】COZUCHIの最新キャンペーン情報を紹介
先着順のファンドを狙う
どれだけ想定利回りの高いファンドでも、申し込みができなければ投資で資産を増やせません。先着順で募集しているファンドであれば、競争に勝ちさえすれば希望の額で出資可能です。稼ぎが期待できる場合、募集から1分以下で完売もありえるので、募集開始時刻にスタンバイしておくとよいでしょう。
COZUCHIでは抽選式もありますが、運良く当選をしても投資額が減額される可能性があります。自身ではどうにもできないため、稼ぎを優先する人は先着順のファンドへ積極的に投資をするとよいでしょう。
途中解約をしない
COZUCHIはいつでも換金可能な不動産投資であることが売りですが、稼ぎたい人は途中解約をしないほうがよいでしょう。途中解約では、手数料として出資した元本の3.3%が差し引かれます。売却先を自身で探す必要はありませんが、資金が減ってしまいます。
また途中解約をすると、実績から想定利回りを上振れする可能性があるのに、利益を受け取る機会を捨てることになります。よほどの緊急時でない限り、運用終了まで待つことをおすすめします。
稼いだお金でさらに投資
COZUCHIで投資をするならば、稼いだお金はそのまま次の投資に回した方が、元本を変えないより最終的な儲けに大きな差を出せます。元本100万円で、想定利回り(年)5%、期間1年のファンドに10回投資した場合、次のようになります。
投資期間 | 元本定額 | 利益も投資に回す | ||
投資額 | 利益 | 投資額 | 利益 | |
1年目 | 100万円 | 5万円 | 100万円 | 5万円 |
2年目 | 100万円 | 5万円 | 105万円 | 5.25万円 |
3年目 | 100万円 | 5万円 | 110.25万円 | 5.51万円 |
4年目 | 100万円 | 5万円 | 115.76万円 | 5.79万円 |
5年目 | 100万円 | 5万円 | 121.55万円 | 6.1万円 |
6年目 | 100万円 | 5万円 | 127.63万円 | 6.38万円 |
7年目 | 100万円 | 5万円 | 134.01万円 | 6.7万円 |
8年目 | 100万円 | 5万円 | 140.71万円 | 7.04万円 |
9年目 | 100万円 | 5万円 | 147.75万円 | 7.39万円 |
10年目 | 100万円 | 5万円 | 155.13万円 | 7.76万円 |
元本定額を単利、稼ぎも投資に回すのを複利とよび、投資期間が長くなるほど複利の差は顕著です。複利で運用をする場合、72の法則というものがあり、72を利回りのパーセントでわると資産が2倍になる期間が分かります。利回りが5%のファンドでは、資産が2倍になる年数は14.4年です。単利では20年かかってしまいます。
複利の仕組みは金融機関での預金が該当しますが、金利の低さのため不動産投資より物価高などによる目減りの影響を受けるでしょう。稼ぎを加速させるため余裕資金も元本に加えていくと、想定より早く老後に確保したい目標額が達成できる可能性が高まります。
他の不動産クラウドファンディングを併用
COZUCHIでは先着順でも間に合わないケースはあり、余裕資金を手元に残したままでは、稼ぐ機会を失ってしまいます。不動産クラウドファンディングはCOZUCHI以外にもあり、複数社の併用が可能です。運用の空白期間が生まれないようにしましょう。
また、他の不動産クラウドファンディングの併用で、その時々で利回りが高い投資先を厳選できます。時期によってはCOZUCHIで募集しているファンドより、想定利回りが高いものがあるかもしれません。投資先の分散は上記で紹介したリスク回避にもつながるので、検討してみてください。
COZUCHI以外のおすすめ不動産クラウドファンディングについては、次の記事で紹介しています。
関連記事:不動産投資型クラウドファンディングおすすめランキング16社を比較!選び方やサービスの評判も解説
COZUCHIで投資を始める前に知っておきたい基本情報
COZUCHIで不動産投資を始めて、思ったより稼げないと後悔しないため、投資の基本情報として、次の3つを知っておきましょう。
- 想定利回りと実質利回りの違い
- 不動産投資と融資
- 投資の利益は課税対象
稼ぎのシミュレーションや投資先の厳選で役立ってくれます。
想定利回りと実質利回りの違い
想定利回りは、COZUCHIのファンド紹介で記載されている数字で、賃貸物件を運用する場合、次の式で計算されます。
しかし実際に運用して得られる稼ぎは、次の実質利回りです。
満室で運用できるとは限らず諸経費がかかるため、実質利回りは想定利回りより低くなります。また、運用時の情勢で利回りの変動がおこります。過度な利益は期待せず、配当日や償還日を待ちましょう。
不動産投資と融資
COZUCHIで始める不動産クラウドファンディングは、基本的に自己資金だけで挑戦する投資で、大金を稼ぎたいならば相応の元本が必要です。
一方で、自身で収益物件を購入したり建築したりする不動産投資では、金融機関から融資を受けられます。審査はありますが、年収の数倍でも融資を受けることは可能です。物件選びなどで自己判断が必要な場面が多く、不動産クラウドファンディングより失敗のリスクはありますが、融資で豊富な資金から投資ができるため、利子の負担を考慮しても稼ぎの桁が変わってくるでしょう。
成功実績があれば、完済前でも運用中の不動産を担保に投資先を増やせる可能性もあります。早期にFIRE(投資の運用益で生活できる状態になり退職すること)したいなど、目標によっては融資を受けて自身で物件を所有することも検討しましょう。
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投資の利益は課税対象
COZUCHIでの投資による利益は所得税の課税対象です。年間で他の資産運用や副業を含め、雑所得が20万円を超えると、確定申告で納税の義務が発生します。20万円を超えているかは自身で調べる必要があり、納税義務を果たさないと罰則があります。
確定申告の時期は、毎年2月16日~3月15日頃です。書類の作成や提出は、スマートフォンから期間内ならいつでもできます。これまで給与所得しかなかった人は、慣れるまで苦労するかもしれません。わからないことは、最寄りの税務署の窓口や国税庁のチャットボット(ふたば)を利用してください。税制は随時変更が加わるため、最新情報を確認しておくとミスを減らせます。
COZUCHIでファンドに出資する流れ
COZUCHIの元本割れの可能性に納得し稼ぎ方も熟知できたなら、次の3ステップでファンドへの出資をしましょう。
- 公式サイトで会員登録
- 投資家情報を登録
- 気になるファンドへ申し込み
関連記事:COZUCHIの登録方法を徹底解説!ファンドを選び投資を始めよう
公式サイトで会員登録
公式サイトのTOPの右上や各所に無料登録のアイコンがあります。クリックすると、顔写真が入った本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)や自身が名義の銀行口座の用意を求められます。用意できたら登録を進め、次の情報を入力しましょう。
- 電話番号
- メールアドレス
- 任意の8文字以上のパスワード
- 入力したパスワードの再入力
入力後に会員登録のボタンをクリックすると、登録した電話番号にSMS認証コードが届きます。SMS認証コードの入力が終わるとCOZUCHIの会員登録は完了し、メールアドレスとパスワードで自身専用のページへログイン可能です。登録にはAppleやLINEのアカウントも使えるので、既にもっている人は利用してください。
投資家情報を登録
次にCOZUCHIの自身専用のページで、投資家情報の登録をします。登録する項目は次の7つです。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 投資目的
- 自身が名義の銀行口座
- 本人確認書類の写真
写真はスマートフォンからの登録であれば、内蔵のカメラを使ってデータをアップロードしてください。入力が終わりデータを送信すると、COZUHI側で審査がおこなわれます。登録したメールアドレスに結果が1~2日で届くので、確認できればいつでも投資を始められます。
気になるファンドへ申し込み
申し込みできるファンドは、COZUCHIの公式サイトで随時公開されています。募集中のものがあれば、概要やプロジェクト情報、募集スケジュールなど詳細を確認してください。
先着順であれば、希望の口数で申し込みをして、自身の専用ページで確定した額を入金の指示に従い手続きすると完了です。あとは自動的に運用が始まります。抽選の場合は、期間内に応募をして、当選の連絡が届けば正式なファンドへの申し込みが可能です。後の手順は先着順と同様で、確定した出資額を入金すると予定通りに運用が始まります。
まとめ
COZUCHIは、元本割れの可能性がある不動産クラウドファンディングです。しかし、元本保証をしているところは出資法違反で、どこで投資を始めてもリスクはつきまといます。COZUCHIであれば、ファンドをプロが厳選・運用し優先劣後方式を採用しているため、損失が出るリスクは少ないです。2024年5月時点で、元本割れゼロの実績もあります。
これからCOZUCHIを始めて万が一があっても、優先劣後の割合が高いファンドを選んでいたり、余裕資金を分散投資していたりすると、リスクを下げられます。効率的に資産を増やしたい人は、キャンペーンの活用や投資の継続、複利での運用も実践してください。少額からでも投資を始めていれば、預貯金を続けるより老後の資産に余裕が生まれるでしょう。