COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判は?実績やデメリットを解説【担当者インタビューあり】

不動産クラウドファンディングサービスなかでも知名度の高いCOZUCHI(コヅチ)ですが、「実際に利用した人の評判や口コミが気になる」「やってみたいけど怪しいのでは?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

おすすめされることの多いCOZUCHIですが、不動産クラウドファンディングには数多くのサービスが展開されているため、特徴や他サービスとの違いを抑えたほうが、納得感を持って投資を進められます。

そこで本記事では、COZUCHIの利用者から得た口コミや評判を取り上げて、サービスの特徴について解説します。最新ファンド情報や他サービスとの違い、メリット・デメリットも詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

【2024年5月5日更新】最新ファンド情報

COZUCHI 最新ファンド

2924年5月2日に、新たなファンド情報が公開され、現在募集中となっています。

利回りの内訳は、インカムゲインが2.0%、キャピタルゲイン3.0%となっており、劣後出資率は4.6%です。過去ファンドと比べると、劣後出資率は低い傾向となっています。

\5月5日に新ファンド募集開始/
女性 名前 Tさん
CUZUCHIへの投資額 3件で120万
利用開始時期 2022年

※J-Nav不動産メディアでは、ユーザーの生の声をお届けするために、商品・サービスの利用者に直接取材を行っています。

編集部:小原

本記事では、不動産クラウドファンディングの実態を知るために、COZUCHIの利用経験のある方にインタビューを実施しました。

インタビュー内容はこちら

目次

COZUCHI(コヅチ)のリアルな口コミ・評判を紹介

さっそくですが、COZUCHIの利用経験があるユーザーからの口コミを紹介します。よい評判・いまいちな評判の両方を紹介するので、サービスの利用を検討するうえで、ぜひお役立てください。

以下はCOZUCHIのアンケート概要と総評です。

調査概要 COZUCHIで不動産投資をしたことが
ある方に向けたアンケート
調査方法 Web調査
調査項目 ・満足度
・利用して良かった点
・利用して改善してほしい点
・利用する決め手となったもの
・COZUCHI以外に利用したサービス
調査期間 2022年11月
回答数 24
COZUCHIの総評
会員登録の手軽さ
(4.0)
サイトの使いやすさ
(4.0)
想定利回り
(4.0)
ファンドの数
(3.5)
親族や友人に勧めたいか
(3.5)
総合評価
(4.0)

COZUCHIのよい口コミ・評判

  • 少額から投資できるため、損失を怖がることなく始められる
  • 他の不動産クラファンサイトと比べて利回りが高い案件が多い
  • 収益性の高いファンドに投資できるだけでなく、途中解約できるのも気に入っている
  • 会員登録から利用までがとてもスムーズですぐに利用できる
  • 30代/男性
    少額から投資が可能 少額からでも投資が可能です。これによって最初は損失をあまり怖がることなくはじめることが出来ました。この点はビギナーに勧める点としても良いと思います。
  • 30代/男性
    他サイトより利回りがよい 他のクラファンサイトと比較して、圧倒的に利回りが良いところ。少し心配になるくらい、高利回りであるが、案件ごとにたびたび社長自ら説明をしたり、オンラインで質問を受けたりしているので、丁寧で安心できる感じがする。
  • 40代/男性
    収益性の高いファンドに投資可能 ここは収益性の高いファンドに投資ができるのが良いです。それと利回りの高いファンドもあるので、投資しがいがあります。それから多くの不動産クラウドファンディングサービスにおいて途中解約ができないことがありますが、ここは途中解約が可能な点も気に入っている部分です。
  • 40代/男性
    相談にわかりやすく回答いただけた 以前資産運用に興味があり相談した事がありわからなかった事や相談がありわかりやすく回答していただいて理解できた事がよかったです。
  • 20代/男性
    会員登録がスムーズ 会員登録から利用までがとてもスムーズだったので、すぐに利用を始めることができたのがとても良いところでした。利回りの大きさも魅力的で惹かれました。
  • COZUCHIのイマイチな口コミ・評判

    • 現時点で元本割れはないものの保証がない点が心配
    • よいと思った投資口があっても落選になる場合がある
    • 応募倍率が高くなかなか当たらない

    元本割れが心配

  • 20代/男性
    元本保証がない点は心配 現在までで元本割れはおきていませんが元本保証がないのは少し心配です。
  • 20代/女性
    元本保証や利回り保証がない 元本保証や利回り保証がないので、分配金が変動することや、元本が減少するリスクがあるので注意が必要です。
  • 抽選に当たらない

  • 20代/男性
    応募したくても落選するケースがある 良いと思った投資口があったとしても応募から落選になる場合があります。応募したくとも出来ない時はがっかりするので、この点は改善して欲しいです。
  • 30代/男性
    申込みが殺到して当たらない 先着で決まる案件のほか、抽選で購入者を決める案件もありますが、申し込みが殺到して全然当たらない
  • 案件数が少なめ

  • 40代/男性
    案件数が少ない とにかく案件数が少ないところ。SNSなどで話題になって以降は、倍率が異常なほど高く、抽選に当たることがなくなってしまったので。
  • COZUCHIの口コミ・評判のまとめ

    COZUCHIの評判を確認すると、「1万円から投資できて挑戦しやすい」「高利回りの案件が多い」「途中解約ができる」といった、少額から投資を始められ、想定利回りが3.6~50.9%と魅力的な案件が多い点が評価されていました。

    また、途中解約ができないサービスが多いなか、万が一の場合に換金できる点も評価されています。

    しかし、「応募しても倍率が高く当たらない」「案件数が少ない」という声も見受けられます。ファンドによっては応募率が3倍以上となることもあり、月によっては1回程度の応募となってしまうことが低評価につながっているといえます。

    \1万円から投資可能/

    COZUCHI(コヅチ)の特徴

    COZUCHI

    画像出典元:COZUCHI公式HP

    COZUCHIがおすすめな人
    • 高利回りの案件を探したい人
    • 都市部の再開発案件(まちづくり)に興味がある人
    • 途中解約できるクラウドファンディングを利用したい人

    COZUHIは、クラウドファンディングで集めた資金で不動産投資をおこない、賃貸収入や売却益を投資家に還元してくれるサービスです。過去の実績を確認すると、募集金額に対して応募金額が12倍になったケースもあり、人気は高く案件の成立は見込めます。

    元本割れのリスクはあるものの、サービスの開始から2024年5月時点で、元本毀損となったケースはなく、比較的リスクが少ないことが伺えます。取り扱うファンドは不動産のプロが在籍する運営が厳選し、自社でも4.6~60%出資して、運用に参加しています。

    仮に損失が出た場合は、運営会社の出資額から先に損失分が負担されるため、出資者の損失をできる限り減らす仕組み(優先劣後方式)が取られているのも特徴です。

    投資の利益は出資者を優先しており、リターンに上限はありません。想定利回り以上の利益が得られた際は、配当金も増え、過去の実績では想定利回りの5倍以上の実績となっているファンドもあります。

    サービス名 COZUCHI
    想定利回り 3.6~50.9%
    最低出資額 1万円
    優先劣後方式
    優先劣後の割合 10~60%
    途中解約 可能
    \2024年5月時点で元本割れなし/

    COZUCHIの運営会社

    社名 LAETOLI株式会社
    所在地 東京都港区南青山二丁目26番1号
    D-LIFEPLACE南青山2F
    資本金 1億円
    設立 1999年5月20日
    代表 武藤 弥(代表取締役)
    上場 非上場
    公式HP https://laetoli.jp/

    LAETOLI株式会社は、1999年に株式会社サタスインテグレイトとして設立し、2度の社名変更を経て2021年から現在の社名になりました。宅地建物取引業や不動産特定共同事業として東京都に登録、2019年には第二種金融商品取引業の登録も得ています。

    不動産のクラウドファンディングサービスは、WARASHIBEという名前で2019年9月に開始。2021年9月に現在のCOZUCHIにリニューアルしました。COZUCHIの累計調達額は、2024年3月末時点で635億円を突破し、今後も期待できるサービスといえるでしょう。

    他にも、事業者向けにシステム開発や、歴史的文化に付加価値を付ける取り組みもおこなっています。メタバース空間で使えるNFTも販売中です。

    関連記事:おすすめの不動産投資会社比較ランキング11選!選び方のコツも紹介【2024年最新】

    【2024年5月最新】COZUCHIの最新ファンド情報

    COZUCHIが、2024年5月時点で取り扱っているファンドとして次のものがあります。直近のファンドを紹介します。

    募集状況 ファンド名 募集方法 想定利回り(年利) 運用期間 募集金額 募集期間
    募集中 渋谷区初台一棟マンション
    抽選 5.00% 1年2ヶ月 5億6,032万円 05/05 19:00-05/08 13:00
    終了 南青山開発プロジェクト フェーズ1 追加取得
    抽選 4.00% 10ヶ月3日 4億6,000万円 04/09 19:00-04/11 13:00
    終了 高円寺プロジェクト 建物1
    抽選 6.00% 8ヶ月 4億9,000万円 04/07 19:00-04/09 13:00
    終了 中央区銀座 商業ビル 先着 9.00% 1年 59億1,060万円 04/01 19:00-04/05 13:00
    終了 大田区 南千束 レジデンス用地 先着 4.50% 1年 1億5,500万円 03/20 19:00-03/22 13:00
    終了 北青山 開発プロジェクト フェーズ2 抽選 9.00% 1年2ヶ月 4億1,000万円 02/01 19:00-02/07 13:00
    終了 千駄ヶ谷 開発プロジェクト フェーズ2 土地 抽選 4.00% 11ヶ月15日 6億2,700万円 01/24 19:00-01/29 13:00
    終了 港区南麻布プロジェクト 区分マンション101 先着 5.00% 1年 7億3,000万円 01/10 19:00-01/16 13:00
    終了 港区南麻布プロジェクト ビル2棟 土地 先着 5.00% 1年 5億1,000万円 01/09 19:00-01/15 13:00
    終了 港区南麻布プロジェクト 底地 先着 5.00% 1年 6,200万円 01/09 19:00-01/12 13:00

    月に1回以上の募集がされており、多い月だと5回募集されることもあります。

    \1万円から投資可能/

    COZUCHIの実績

    COZUCHIの2024年4月に発行された四半期レポートから、COZUCHIの実績を紹介します。

    累計調達額 635億
    (運用中238億、運用終了397億)
    累計ファンド数 94件
    (運用中21件、運用終了73件)
    平均利回り(年利) 想定7.7% ▶ 実績17.0%
    平均運用期間 想定10.3カ月 ▶ 実績8.0カ月

    COZUCHIの過去のファンド事例

    実際にこれまでCOZUCHIが扱ったファンドを紹介します。今後のファンド選びの参考にもなるためぜひチェックしておきましょう。

    豊島区目白 区分マンション

    画像出典元:COZUCHI公式HP

    調達金額 21.6百万
    利回り 想定4.5% ▶ 実績20.2%
    運用期間 想定12カ月 ▶ 実績4.5カ月

    六本木 事業用地

    画像出典元:COZUCHI公式HP

    調達金額 1152百万
    利回り 想定20% ▶ 実績36.3%
    運用期間 想定3カ月 ▶ 実績2.3カ月

    学芸大学 EXITファンド

    画像出典元:COZUCHI公式HP

    調達金額 200百万
    利回り 想定12% ▶ 実績24.5%
    運用期間 想定3カ月 ▶ 実績1.5カ月

    その他、四半期レポートで公開されていたファンド実績の一部をご紹介します。

    過去実績を見ると、実績利回りが大きく上回っているファンドも見られますが、合わせて実績運用期間も確認しておくことが重要です。

    例えば、No66の「目黒区東が丘レジデンス」は、実績利回りが想定の7.5倍となっていますが、運用期間が想定の7.5分の1となっているため、得られる利益は想定と同じということです。

    COZUCHI ファンド実績

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    COZUCHI(コヅチ)の7つのメリット

    COZUCHI(コヅチ)の7つのメリット

    COZUCHIで不動産クラウドファンディングを始めるメリットは、次の5つです。

    • 1万円から投資ができる
    • プロ厳選の物件に投資できる
    • 運用期間中に換金ができる
    • 優先劣後方式を採用している
    • リターン上限がない
    • 案件の幅が広い
    • 登録や運用が簡単

    それぞれのメリットについて詳しく解説します。

    メリット①1万円から投資ができる

    COZUCHIの最低投資額は1口1万円で、手持ちの資金からでも投資を始めやすいです。現物を購入して賃貸経営するような不動産投資では、区分マンションで数千万円、1棟マンションになると1億円以上もあります。融資を受けるのが前提となり、金利の支払いも発生します。

    その点COZUCHIであれば、比較的低リスクで出資することができ、1万円から投資に挑戦できるのが大きなメリットです。ファンドごとに最大投資金額が定められているものの、資金に余裕がある人は応募口数を増やしてみるのも1つの手でしょう。

    1万円からの投資は、リスク分散にもつながります。低リスクではあるものの、利益がでる保証はなく損失の可能性もあります。現物の不動産であれば、投資初心者がいきなり複数物件を購入するのは現実的ではありませんが、COZUCHIのように1万円からの投資ならば、新規ファンドごとに応募もしやすいです。

    メリット②プロ厳選の物件に投資できる

    COZUCHIの運営会社であるLAETOLI株式会社(ラエトリ)は、1999年に創業して以降、不動産事業に幅広く携わりながら実績を積んできた会社です。

    業界のノウハウを知り尽くしたプロが厳選した物件に投資ができるため、高いリターンを期待することができるでしょう。初めて不動産投資をおこなう人にもおすすめです。

    メリット③運用期間中に換金ができる

    COZUCHIでは、運用期間中でも自己都合で必要に応じて、換金が可能です。多くの不動産クラウドファンディングでは、クーリングオフややむを得ない理由以外で途中解約は認められず、運用終了まで資金を自由にできません。突然現金が必要になったときは、別の方法を考える必要があります。

    しかし、途中解約をして換金をするには、3~5.5%の事務手数料がかかります。想定利回りで期待していた利益より、出費が増える可能性があるため、本当に換金が必要か慎重に検討してください。

    メリット④優先劣後方式を採用している

    優先劣後方式とは、ファンドに運営会社も一定の割合を出資して、損失が発生しても投資家の出資分を守る仕組みです。この仕組みは多くの不動産クラウドファンディングで採用されており、投資のリスクを抑えられます。

    他サービスなどを確認すると、10%程度であることが多いですが、COZUCHIはファンドごとに4.6~60%程度で設定されており、60%の場合では、より出資者のリスクを軽減した投資が可能となります。

    ファンドを選ぶ際の重要な指標の1つとなるため、必ず確認するようにしましょう。

    メリット⑤リターン上限がない

    一般的に、不動産投資型のクラウドファンディングではキャピタルゲインの配当利回りに上限が設定される場合が多いです。

    しかし、COZUCHIでは配当利回りに上限を設けていないため、想定よりも高いリターンを目指すことが可能となっています。

    メリット⑥案件の幅が広い

    COZUCHIの案件は幅が広く、次のようなものを取り扱っています。

    • 一棟ビル
    • 区分オフィス
    • 店舗
    • 都市開発のプロジェクト

    個人投資家ではなかなかできない大型プロジェクトへの投資は、魅力があります。2022年に募集されたファンドでは、東京都の神宮前や渋谷駅前、虎ノ門などの開発に関するものがありました。今後も同様の大型プロジェクトの応募が期待できるため、最新情報をチェックしておきましょう。

    メリット⑦登録や運用が簡単

    不動産クラウドファンディングを利用するには、投資家申請のための本人確認申請をおこなう必要があり、COZUCHIでも同様の手続きが必要です。

    しかし、申請にかかる時間は5分程度で、「電話番号・メールアドレス・パスワード」を入力した後、本人確認をするのみです。(※本人確認には、運転免許書やマイナンバーなどの書類が必要です)

    投資家登録の完了は翌日以降になることが多いため、気になるファンドの募集が開始されてから登録すると間に合わない可能性があります。前もって登録しておくのがおすすめです。

    また、投資後の運用はプロに任せられるため初心者にも利用しやすいサービスといえるでしょう。

    \手軽に少額での投資が可能/

    X(旧Twitter)での口コミも紹介

    昨年200万預けたCOZUCHI代々木が216万になってかえってきた。更に当時抽選もあたったので+10万。
    銀行に預けてたらろくに増えてないから凄い…けど運が良かっただけな気もして、もうクラファンはいいかなって気持ちになってる。

    ひみにや│ワーママ×副業×投資

    COZUCHIの目黒区案件、初の部分当選方式でしたが、
    倍率約5倍のところ、申込額の4割が当選でした。運が良かったかな。

    ふぃーる_34

    cozuchiは利回りの高さが売りですね。
    私も投資してますが、10%や20%超えの案件も今のところは無事償還されています。
    ただ今年になって明らかにファンドの規模が拡大しているのが気になります。他社も同様ですが、ここ数年は市況がかなり良かっただけに一度悪化したらどうなるか…

    てぃんまら

    COZUCHI(コヅチ)の4つのデメリット

    COZUCHI(コヅチ)の4つのデメリット

    COZUCHIは豊富なファンドを取り扱っており、1万円から気軽にはじめられる不動産投資ですが、次の2つのデメリットもあります。

    • 抽選が当たらないケースが多い
    • 分配金は総合課税の対象で確定申告が必要
    • 元本保証や利回り保証はない
    • 運営会社が非上場企業

    それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

    デメリット①抽選が当たらないケースが多い

    COZUCHIのファンドは、先着方式と抽選方式の2種類があります。多くは抽選方式となっており、募集期間中に申し込むと誰でも投資のチャンスはありますが、運が悪いとやってみたいのにいつまでも出資できません。

    過去のファンドを見ると、募集金額に対して応募率が3倍以上となるケースも多く、気になる物件があっても出資できないケースが考えられます。

    なかなか抽選に当たらない場合は、他サービスの利用も検討が必要となります。

    デメリット②分配金は総合課税の対象で確定申告が必要

    不動産クラウドファンディングで得た利益は、税法上で雑所得に分類されます。年末調整を毎年提出している人も、副業や株式なども含め雑所得が年間で20万円を超えると確定申告が必要です。未提出だと延滞税や重加算税も課せられます。

    2024年現在は、マイナンバーカードやインターネット上で手続きできるe-Taxを利用すると、手書きより手間は大幅に削減できます。提出期間は例年2月16日~3月15日ですので、準備を整えておきましょう。

    作成に不安がある人は、税務署などの無料相談を利用してください。窓口や電話で受け付けており、時期によっては相談会が開催されています。確定申告書の作成を税理士に依頼はできますが、費用が数万円かかります。これからも投資を続けるならばコストになりますので、自身でできるようになったほうがお得です。

    デメリット③元本保証や利回り保証はない

    COZUCHIでは元本や配当を保証する制度が設けられていません。

    これは、出資法により元本保証や利回り保証を禁止しているためです。そのため、他の不動産クラウドファンディングサービスでも元本保証や利回り保証はありません

    これまで元本割れの案件はないものの、リスクがあることは覚えておきましょう。

    関連記事:COZUCHIで元本割れはおきる?投資で後悔しないポイントも紹介

    デメリット④運営会社が非上場企業

    COZUCHIの運営会社であるLAETOLI株式会社(ラエトリ)は、1999年創業で不動産事業の実績もありますが非上場企業です。

    不動産クラウドファンディングを運営するために上場企業である必要はないため、デメリットに感じない人も多いでしょう。上場企業や知名度の高い企業の不動産クラウドファンディングを探している人にとってはデメリットといえます。

    COZUCHI(コヅチ)と他サービスの違いを比較

    COZUCHIがどのような不動産クラウドファンディングかより理解するため、同様のサービスであるASSECLI(アセクリ)・TECROWD(テクラウド)・利回り不動産と比較します。

    COZUCHI ASSECLI TECROWD 利回り不動産
    総案件数 94件 37件 70件 53件
    最低投資額 1万円 1万円 10万円 1万円
    想定利回り 3.6~50.9% 4~8% 4.5~11.5% 5~10%
    優先劣後方式
    優先劣後の割合 4.6~60% 5.0~15% 5.0~20% 10%
    途中解約
    やむを得ない理由がある場合
    公式サイト

    ※2024年5月時点での比較

    COZUCHIと他の不動産クラウドファンディングを比べると、総案件数が最も多く、年間での想定利回りの上限も最も高くなっていることがわかります。

    出資後の途中解約は、ASSECLI(アセクリ)も可能となっていますが、運営会社の信用低下が明らかである場合など、やむを得ない理由が必要となるため、COZUCHIのほうが融通が効くといえるでしょう。

    TECROWD(テクラウド)は、他より最低投資額が10万円と高額です。比較的まとまった金額の投資をしたい人に向いており、気楽に少額から始めたい人は、最低金額が1万円のサービスがおすすめです。

    自身の希望どおりの案件があるかは、その時々によって異なります。さまざまなサービスで新しい案件の募集が始まるため、気になるサービスがあれば前もって登録して、様子を見ておくのがベストです。

    \手軽に1万円からの投資が可能/

    関連記事:不動産投資型クラウドファンディングおすすめランキング15社を比較!選び方やサービスの評判も解説

    関連記事:ASSECLIの口コミ・評判は?特徴やメリット・デメリットを解説!

    関連記事:テクラウドの口コミ・評判は?特徴やメリット・デメリットを解説!

    COZUCHIの担当者様にインタビュー!気になる疑問にご回答いただきました

    J-Nav不動産メディアでは、CIZUCHI運営に携わる担当者様にインタビューを実施しました。COZUCHIの魅力やファンドを見極める際のポイントなど、気になる疑問にご回答いただきましたので、ぜひ参考にしてください。

    COZUCHIの特徴や魅力について

  • J-Nav不動産メディア編集部
    数多くの不動産クラウドファンディングが展開されていますが、そのなかで御社の特徴や魅力となるポイントはどこになりますでしょうか?
  • COZUCHI担当者様
    大きな特徴として以下の2つがあります。

    上限のない配当ポリシー
    COZUCHIでは、運用成果により、当初想定利回りを上回る配当を行っています。COZUCHIという同じ船に乗っていただき投資に参加くださった投資家の皆様へ、フェアに配当すべき考え方があります。

    再開発案件が多い
    競合他社様ですとワンルームを投資対象とすることも多いですが、一方COZUCHIでは権利関係が複雑であるため、開発が進まず都市再生に至らない都心の一等地の不動産を取得することが多々あります。投資家の方は土地の段階から投資をするので、「まち」が作られていく過程に関わることになります。

  • 出資するファンドの見極め方について

  • J-Nav不動産メディア編集部
    初めての不動産クラウドファンディングで利用する人も多いと思われますが、そのような方が案件を見極める際のポイントや注目してほしい項目はありますでしょうか?
  • COZUCHI担当者様
    初心者の方であれば、利回り・運用期間・劣後割合。また、COZUCHIではファンドのストーリー開示しているので、売却戦略を確認いただけると案件見極めのポイントになるかと思います。
    立地も見極めのポイントで、都心の一等地に投資している点もCOZUCHIの特徴です。
    ファンドページにある「投資のポイント」は、ファンドのポイントを端的に並べていますので、そちら見ていただけるだけでもファンドの雰囲気が伝わるかなと思います。
  • 応募当選について

  • J-Nav不動産メディア編集部
    応募率が3倍を超えるものもあり、抽選に当たらない人も出てくるかと思いますが、出資額によって抽選確率に影響が出ることはあるのでしょうか?
  • COZUCHI担当者様
    抽選は全て弊社システムにより、厳正かつ公正なアルゴリズムに基づいて行われています。
  • COZUCHIがクラウドファンディングを実施する理由

  • J-Nav不動産メディア編集部
    「銀行からではなくクラウドファンディングという形で融資を受けるのはなぜ?」という声を見かけることがありますが、クラウドファンディングという形をとるメリットや理由はあるのでしょうか?
  • COZUCHI担当者様
    最大のメリットは、銀行ローンが降りづらい、本質的に価値はあるけど権利関係が複雑など、ある理由が原因で価値が下がってしまっている不動産へ積極的に投資ができることです。
    COZUCHIは銀行ローンが降りづらい本質的に価値がある不動産へ投資している点が競合他社と比較しても特徴だといえます。また、COZUCHIで扱う不動産を仕入れているパートナー事業者のTRIAD社は、設立当初から10年以上、投資家様から出資を募り、ともにリスクを負い共同事業を行い、フェアに配当を行ってきた経緯があります。
    その投資家様とフェアな関係でありたい精神が、COZUCHIの精神ともなっており、積極的にクラウドファンディングという方法をとることで一般投資家様へ投資機会を提供していきたいと考えております。
  • \手軽に1万円からの投資が可能/

    COZUCHIで不動産投資を始める流れ

    COZUCHIで不動産投資を始める流れ

    COZUCHIで不動産投資を始める流れは次の3ステップです。

    1. 会員登録
    2. 投資家情報の申請と登録
    3. 募集中のファンドを探して応募

    各ステップで具体的にするべきことを解説します。

    関連記事:COZUCHIの登録方法を徹底解説!ファンドを選び投資を始めよう

    ①COZUCHIに会員登録

    まずはCOZUCHIでの会員登録です。公式HPなどにある会員登録をクリックすると、次の項目の入力を求められます。

    • 電話番号
    • メールアドレス
    • パスワード
    • パスワードの確認

    入力完了後に「会員登録する」をクリックすると、アカウントの認証画面に移ります。入力した電話番号にSMSで認証コードが届いているので、間違えずに入力してください。

    入力した認証が通ると会員登録は完了です。メールアドレスと設定したパスワードで専用のページにログインできるようになります。

    ②投資家情報の申請と登録

    会員登録が完了したら、COZUCHIのTOPページから専用ページにログインして、投資家情報の申請をしてください。入力が必要な項目は次のものです。

    • 氏名
    • 性別
    • 生年月日
    • 住所
    • 投資の目的
    • 取引口座
    • 本人確認書類の写真

    本人確認書類は、次の7つが認められています。いずれかの画像をアップロードしましょう。

    • 運転免許証
    • 運転経歴証明書
    • マイナンバーカードの表面
    • 2020年2月4日より前のパスポート
    • 顔写真がある住民基本台帳カード
    • 在留カード
    • 特別永住者証明書

    すべての項目を入力して申し込みが完了すると、審査後にメールが届きます。記載されているURLをクリック・タップすると、いつでも投資を始められます。あとは気になるファンドが募集されるのを待つだけです。

    ③募集中のファンドを探して応募

    新規のファンドは随時更新されています。想定利回りや運用期間、リターンやリスクなど公開されている情報を細部まで確認し、納得できるものに応募しましょう。

    抽選方式の場合は、出資する口数を指定して申し込みをします。無事に当選メールが届いた人は、契約書の内容に同意して、出資金を振り込んでください。

    入金が完了したら、残りの期間はほったらかしで、キャピタルゲインやインカムゲインによる配当を待つこととなります。

    \会員登録はこちら/

    COZUCHIに関するよくある質問

    最後に、COZUCHIを利用するときによくある、次の3つの質問を解説します。

    • COZUCHIはアプリで投資ができるの?
    • COZUCHIはキャンペーンを実施してる?
    • COZUCHIは怪しい?本当に信頼できる?
    • COZUCHIで元本割れになったケースはある?
    • COZUCHIの利用で発生する手数料は?

    似たような疑問や不安を持つ人は、解決したうえで投資に望みましょう。

    COZUCHIはアプリで投資ができるの?

    COZUCHIは投資ができる専用のアプリを、App StoreとGoogle Playの両方で無料ダウンロード可能です。eKYCと呼ばれる電子上の本人確認システムを採用し、登録にかかる日数を短縮できます。

    アプリ上からは、口座の管理や運用状況の確認、ファンドへの募集などができます。最新情報も随時発信されており、新規の募集も見逃しにくいでしょう。

    COZUCHIはキャンペーンを実施してる?

    COZUCHIは定期にキャンペーンを実施しています。2024年4月1日から2024年4月30日までの期間は、初めての投資家限定で、Amazonギフト券のプレゼントが開催されていました。

    キャンペーン詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にして下さい。

    関連記事:【2024年5月最新】COZUCHIの最新キャンペーン情報を紹介

    今後も新規のキャンペーンが開始される可能性はあるため、公式サイトやインストールしたアプリで最新情報をチェックするのがおすすめです。

    COZUCHIは怪しい?本当に信頼できる?

    COZUCHIの運営は設立から20年以上経っており、サービスの開始から2022年12月までの期間で63のファンドが出されています。将来の保証まではできませんが、現時点までのファンドでは元本割れが起きておらず、信頼できる不動産クラウドファンディングサービスです。

    ファンドによっては早期償還や、想定利回り以上の実績もあり得ます。気になった人はリスクを十分に理解したうえで、挑戦してみるとよいでしょう。

    COZUCHIで元本割れになったケースはある?

    COZUCHIは、2024年5月時点で元本割れとなったケースはありません。

    公式サイトのファンド一覧から運用終了した案件を見ると、運用実績が確認できます。他のクラウドファンディングでは運用実績を確認できないケースもあるため、安心して利用できるポイントともなるでしょう。

    関連記事:COZUCHIで元本割れはおきる?投資で後悔しないポイントも紹介

    COZUCHIの利用で発生する手数料は?

    COZUCHIの利用で発生する手数料は、出資時の振込手数料と中途解約する場合の事務手数料の2つです。

    償還・配当時の振込手数料はCOZUCHIが負担するため、基本的には出資時のみに手数料がかかると考えておくとよいでしょう。

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    【インタビュー】COZUCHIの利用者にお話を聞いてみました!

    不動産クラウドファンディングを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

  • Tさん
    普通の不動産投資は素人がするとリスクが高いですが、不動産クラウドファンディングはプロが運用してくれるのでリスクを軽減できると思ったからです。年利が高く1万円からの少額で投資できるところも決め手でした。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    数多くある不動産クラウドファンディングサービスの中からCOZUCHIを選ばれた理由はありますでしょうか?
  • Tさん
    Googleやツイッターで調べてたら、必ずおすすめの会社に出てきていたからです。不動産クラウドファンディングを始めようと思っていた時に、ポイントサイト「モッピー」でポイントがもらえるキャンペーンをしていたので登録して投資してみようと思ったのもきっかけの一つです。ちなみにCOZUCHI以外はテクラウドを利用しています。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    COZUCHIへ登録する際に、手間に感じたこと、難しかったことなどありますでしょうか?
  • Tさん
    特になかったです。スムーズに登録できました。
  • COZUCHIを利用する上で、不安に感じていた点などありますか?

  • Tさん
    元本が保証されている訳ではないので、劣後出資があっても大丈夫なのかが心配でした。あとは年利が高いので、きちんと記載通りの年利が付くのかも投資してみないと分からないと思いました。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    COZUCHIの使い心地はいかがでしょうか?
  • Tさん
    操作性はすごくいいと思います。私は見ないで出来ましたが、出資方法が分からなければ動画を見れば簡単に出来ると思います。ひとつ気になっていることは、投資額を入力する時になぜかいつも1桁しか入力出来なくて2回入力しています。私のやり方がおかしいのか、皆さんもそうなのかは知りたいです。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    投資するファンドを選ぶ際にどのような点に注目されますか?
  • Tさん
    年利と投資期間です。投資期間は2年以内の案件を選びます。あとは好きな街であること。劣後出資がどのくらいかなどです。
  • COZUCHIは応募率が高い印象ですが、当選のしやすさはいかがでしょうか?

  • Tさん
    申し訳みしてから3ヶ月目でやっと当選したので、5回目くらいの応募だったと思います。部分当選を導入してから2回連続で当選しました。当選はしにくいですが、募集金額が高い案件やその後の案件は当選しやすいと思います。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    COZUCHIを利用してみて、改善してほしい箇所はありますか?
  • Tさん
    やはり当選しやすくして欲しいです。あと最近落選した人にポイントをもらえるシステムになりましたが、そのポイントがいつ頃使えるようになるのかをアナウンスしてほしいと思います。
  • COZUCHIを利用してみて、良かった点を具体的に教えてください。

  • Tさん
    目黒区東が丘レジデンスの案件が2ヶ月で終わってしまいましたが、不動産クラウドファンディングをしたのが初めてでしたので全体の流れが分かって良かったです。あとは、やはり年利の高さにびっくりしました。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    今後もCOZUCHIで気になるファンドがあれば投資をしたいと思いますか?
  • Tさん
    投資している案件のうち1件が年内に償還される予定なので、それを見て投資したいと思っています。銀行に預けているお金はほとんど利息が付かないので、貯金より投資の割合を増やしたいと思っているからです。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    今後COZUCHIの利用を考えている方がいたら、おすすめできますか?また、利用を検討している人にどのようなアドバイスができますか?
  • Tさん
    おすすめは出来ますが、あくまでも投資でリスクがあると思うので個人で責任を持ってやって欲しいと言うと思います。例えば身内なら自分が投資した案件の説明が出来ると思いますが、友人には安易にアドバイスしないと思います。
  • まとめ

    COZUCHIは、一棟ビルから都市の開発プロジェクトまで幅広いファンドを取り揃えており、1口1万円から出資できる不動産クラウドファンディングサービスです。劣後出資の割合も10~60%でも受けられており、出資者のリスクが低くなるような仕組みもあります。

    気になる案件があっても抽選に落ちる可能性はありますが、他のサービスを利用してもおこる問題です。当選確率をあげるためには、応募母数を増やす必要があるため、他サービスの併用を視野にいれてみるとよいでしょう。

    本記事で、口コミ・評判や他サービスとの比較、メリット・デメリットを紹介しましたので、十分に検討したうえで利用するかを決めてください。

    COZUCHI(コヅチ)の基本情報

    COZUCHI

    画像出典元:COZUCHI公式HP

    COZUCHIがおすすめな人
    • 1万円からの不動産投資をしたい人
    • 換金の自由度が高いサービスを利用したい人
    • まちづくりや地域活性化につながるファンドに興味がある人
    サービス名 COZUCHI
    想定利回り 3.6~50.9%
    最低出資額 1万円
    優先劣後方式
    優先劣後の割合 4.6~60%
    途中解約 可能

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