大雪のあとは要注意。ボイラーの給排気筒、雪に埋もれていませんか?

修理

#パネルヒーター#冬#暖房#設備

佐藤2026.02.09

北海道の冬。毎日の雪かきで体はヘトヘト…という方も多いのではないでしょうか。

玄関前や駐車スペースの除雪が終わると、つい「今日もひと仕事終わり」と一息つきたくなりますよね。

でも実は、もうひとつだけ確認してほしい大切な場所があります。それが、ボイラーの給排気筒(吸排気口)です。

吹雪の日に暖房が止まる?その原因は

「急にボイラーがエラー表示になった」

「暖房が動かなくなった」

——そんなトラブルは、特に吹雪や大雪の日に起こりがちです。

原因のひとつが、給排気筒の周囲の環境が悪くなってしまうこと。積雪や吹き溜まり、屋根からの落雪、雪庇(せっぴ)などによって給排気筒が塞がれると、ボイラーは安全装置が作動して自動的に停止します。

また、完全に塞がっていなくても、周囲の空間が狭いと空気の流れが悪くなり、排出した空気を再び吸い込んでしまう状態になることもあります。

これは故障ではなく、排気ガスが室内側へ逆流するのを防ぐために作動する、安全装置による正常な反応です。

給排気筒ってどんな役割?

給排気筒は、

・燃焼に必要な新鮮な空気を取り入れる(給気)

・燃焼後に発生した排気ガスを屋外へ出す(排気)

という、とても重要な役割を担っています。ここが雪で塞がれると、空気の流れが悪くなり、不完全燃焼のリスクが高まります。

そのためボイラーは「危険」と判断し、運転を停止します

雪でふさがっていたらどうする?

もし給排気口筒が雪で埋まっていたら、周囲の雪を取り除く除雪作業を行いましょう。

ポイントは、

・給排気口筒の下方向に30cm以上の空間を確保すること

・給排気口筒の周囲に、空気がしっかり流れるスペースをつくること

一見ふさがっていないように見えても、周囲の空間が狭いと、排出した空気をそのまま吸い込んでしまい、不完全燃焼を起こすケースもあります。

吸排気口が高い位置でも安心できない理由

「うちは給排気筒口が高い位置にあるから大丈夫」と思われがちですが、屋根からの落雪や雪庇が崩れ落ちて塞がるといったケースも少なくありません。

 

雪が積もる前・吹き溜まりができる前に確認することが、トラブル防止につながります。

無理はしないで。安全第一の雪かき

ただし、吹雪や視界が悪い天候、強風の日など、外に出ること自体が危険な場合は無理をしないでください。天候が落ち着いてから、安全を確保したうえで確認・除雪を行いましょう。

給排気筒の除雪が、冬の快適さを支えます

給排気筒をこまめに確認・除雪することで、

・暖房が止まるリスクを防げる

・ボイラーが効率よく運転できる

・機器への負担を抑え、長く安心して使える

といったメリットがあります。

 

寒い冬の暮らしを、あたりまえに暖かく、安心して過ごすために。

雪かきの最後に「給排気筒チェック」を、ぜひ習慣にしてみてください。

記事を書いた人
佐藤 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ

お客様から「ありがとう。」「いつもご苦労様。」と言って頂けると、疲れも吹っ飛びこの仕事をしていて良かったと思えます。お役に立てるよう・お応えできるよう自分なりに頑張ります!植物のお手入れをしたり、息子と自転車で出掛けながらするたわいもない会話が、私の大好きな時間です。

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