札幌でお薦め。固めプリンと極上のコーヒーが楽しめるくつろぎカフェ3選!

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#おでかけ#カフェ#スイーツ

はれ暮らし編集部2024.02.10

やさしい甘さととろける食感とで、いつだって食べた人を幸せな気持ちにしてくれるプリン。昔ながらのしっかり固めプリンとトロ~リとろけそうな柔らかプリン、どちらも捨てがたく魅力的ですが、最近の編集部で特にブームになっているのが固めプリンです。美味しい固めプリンとマスターが心を込めて淹れてくれるコーヒーが楽しめて、居心地も抜群のカフェ3選をご紹介します。
※記事内の金額等は2020年時点のものです。

自家焙煎コーヒーの香りとやさしく流れる時間に包まれる石田珈琲店(北区北大周辺)

地下鉄南北線北18条駅から徒歩2分、北海道大学にも程近い立地のシックな色合いの建物が石田珈琲店。マスターの石田昌史さんが生豆を選び抜き自家焙煎したコーヒーは、道内はもとより、全国各地のカフェでも選ばれ愛用されています。

店内に入ると柔らかな光の照明や、やさしくゆらぐキャンドルの灯り、心安らぐBGMに振り子時計が時を刻む音、温もりを感じさせるアンティーク家具…。思わず深呼吸したくなるような、穏やかにリラックスできる空間が広がります。

 

 

こちらでいただけるコーヒーはブレンドとストレートを合わせて常時10~15種類。ブレンドには「石田骨喜(いしだこーぴー)」「寺町浪漫」「甘苦」などユニークな名前が付けられています。コーヒーは注文を受けてから豆を挽き一杯一杯丁寧にドリップ。

 

札幌・石田珈琲店のコーヒー豆

 

コーヒーによく合う自家製ケーキやキッシュ、そしてカスタードプリンも用意されています。これはフードと接客全般担当の池端わかなさんが、お母さんがよく作ってくれたプリンの味と以前勤めていた店のプリンの味とを参考にして考え抜いたものです。

一見かなりしっかり固めに見えますが、口に入れるとホロリとほどけやさしい甘さが心地よく広がります。苦みの効いたカラメルソースはコーヒーのほろ苦さに最高にマッチ!

 

札幌・石田珈琲店のプリンとコーヒー▲甘み、苦み、酸味のバランスがよく、ほどよく軽やかな「石田骨喜」500円。まろやかな卵の風味となめらかな食感、カラメルソースのほろ苦さが心地よい「カスタードプリン」500円(いずれも税抜)。スイーツ単品注文は不可。コーヒーとスイーツをセットで注文すると100円引きになります

 

コーヒー豆は100g単位で販売もしています。豆のほか、牛乳と混ぜるだけで美味しいカフェオレが出来上がる人気の品「珈琲牛乳の素」(1150円)や焼き菓子、ギフトセットの販売もあり、札幌市内の配達、地方発送にも対応可。好みやシーンに合わせた豆の選び方なども、温かくホスピタリティあふれる人柄の石田さん、池端さんが親身に相談に乗ってくれます。

 

札幌・石田珈琲店スタッフさん札幌・石田珈琲店の外観

 

石田珈琲店

札幌市北区北16条西3丁目1-18

TEL. 011-792-5244

営業時間/11:00~18:00

定休日/火・水曜日

駐車場/なし

http://www.ishidacoffeeten.com/

老舗喫茶店とニューウェーブカフェ、2つの歴史が調和したCafuné(豊平区水車町)

地下鉄東豊線学園前駅または南北線中島公園駅から徒歩7分、南大橋たもとの副道を降りたちょっと隠れ家のような場所に2019年7月にオープンしたCafuné(カフネ)。

マスターの市村猛さんは、大通で長く愛された老舗名喫茶「北地蔵」で勤めたのち、札幌の〝サードウェーブ〟のカフェ文化をけん引したとも言われる「D×M(ディーバイエム)」で店長兼焙煎士として勤務。いわば札幌を代表する「古き良き喫茶店」と「最先端のカフェ」、両方での経験を持つ人物です。気さくで話し上手、聞き上手なお人柄で、初めて一人で訪れた人もあっという間にリラックスできます。

 

札幌のカフェ、カフネの店主

 

コーヒー豆は店で少量ずつ焙煎していて、注文を受けてから豆を挽くスタイル。ブレンドには「さえずり」「せせらぎ」「たそがれ」などロマンチックな名前がつけられています。ネルドリップ、ペーパードリップ、エスプレッソマシンから、好みの淹れ方が選べます。市村さんに「お任せ」しお薦めの淹れ方でいただくこともできます。

プリンは「北地蔵」で愛されていた味を再現したものです。卵、牛乳、砂糖のみのシンプルな材料で手間ひまかけて作ります。フルっとなめらかなカスタードプリンと程よい苦みのカラメルソース、おまけのミニミルク珈琲ゼリーもついて懐かしいような美味しさにほっと心が和みます。ナポリタンスパゲティやオムライスといった昔ながらの喫茶店メニュー、自家製パンのサンドイッチ、自家製パウンドケーキなど、プリン以外にも毎日通いたくなるようなメニューが揃っています。

 

▲苦み系コーヒー好きならトリコにならずにはいられない!深煎りでどっしりした味わいの「月光」550円と「地蔵プリン」550円(いずれも税込)。コーヒーとデザートをセットで注文すると100円引き

 

何時間でも帰りたくなくなる、居心地のよいCafunéの店内…。使われている椅子のうちいくつかは「北地蔵」で使われていたものだそう。北地蔵が閉店となった後、ほとんどのインテリアがコレクターさんたちの手に渡っていたのを、一軒一軒、この店の内装デザインに携わったデザイナーさんが訪ねて譲っていただいたそうです。さらにテーブルもD×Mの階段だった板を再利用。こんな歴史と思いがこもった空間だからこそ、Cafunéの店内にはほかにはない温もりがあふれているのかもしれませんね。

 

札幌のカフェ、カフネの味わいあるテーブル

 

店名の「カフネ」というのはポルトガル語で「大切な人の髪に指を通すしぐさ」を意味するそうです。命名の理由をうかがうと

「〝しぐさ〟に名前がついているというのがなんとも素敵だなと思えたもので。それに加え、昔ながらの喫茶店には、キャッチーだけれど何だかよく分からない名前がついていることが多い気がします。それに憧れてつけたというのがもう一つの理由です」

白い壁はギャラリースペースになっていて、タイミング次第で思いがけない作品との出会いや発見があるかもしれません。コーヒー豆の販売も行っています。

 

札幌のカフェ、カフネの店内札幌のカフェ、カフネの外観

 

珈琲とほころびCafuné(カフネ)

札幌市豊平区水車町2丁目3-25 メープル・リバービュー1階

TEL.011-850-9930

営業時間/11:30〜19:30

定休日/月曜、火曜日

駐車場/店舗前に3台あり

https://www.instagram.com/cafune.coffee

 

これまで出会ってきた最高の食材に真心を込めて。pudding maruyama(中央区北円山)

地下鉄東西線西28丁目駅から徒歩8分ほど、静かな住宅街に仲通りに立つ一見普通の一戸建て。玄関で靴を脱ぎスリッパに履き替えてなかに入ると…。店内は驚くほどにゆったり広々とし、シックで心落ち着く雰囲気です。

マスターの藤原淳さんは大学卒業後に「やはり飲食の仕事をしたい」と改めてパティシエ専門学校に入学。レストランやスープカレー、イタリアンなどさまざまなジャンルの店で腕を磨き、2017年にこの店をオープンさせました。

 

札幌のカフェ、プディングマルヤマの店主

 

店名にもなっているプディングは全4種。「とろーり派なめらかプディング」と「しっかり派カスタードプディング」、さらにかっちりとした「かっちりカスタードプディング」、そして限定の季節のプディングです(2月はホワイトチョコプディング)。

喜茂別町タカラ牧場で愛情をかけられノビノビ健康に育った「幸せな牛のミルク」のほか、卵、砂糖、バニラビーンズのみで丁寧に手作りしたプディングはどれもすっきりとした甘さ。なめらかで、健康な大地の温もりが口いっぱいに広がるような美味しさです。プディングとジェラートのセット、フルーツたっぷりのプディングアラモードも魅力的…。コーヒーは、職人気質の焙煎士が丹念に焼き上げる嘉多山珈琲店(北区新琴似)の豆を使用。注文を受けてから豆を挽いて一杯ずつ入れるため、香り高くフレッシュな美味しさが楽しめます。

 

札幌のカフェ、プディングマルヤマのプリンとドリンク▲「しっかり派カスタードプディング」(450円)、「幸せな牛のミルク(アイス)」(400円)、「深煎りブレンドコーヒー」(500円。すべて税込み)。コーヒーとフードをセットで注文すると100円引き。タカラ牧場では夏は青草、冬は干し草を与えて通年放牧。低温殺菌で搾りたての風味をそのまま生かしたミルクはコクがあって濃厚

 

老舗ベーカリー・おかめや(西区発寒)のパンを使ったトーストやパスタ、ドリアといった料理も人気です。八雲チーズ(八雲町)や西町ハム工房(西区西町)、ジェラテリア・クレメーチェ(中央区山鼻)など、これまでの料理人人生のなかで藤原さんが出会ってきた「おいしいもの」がたっぷりと使われ、何を頼んでも大満足の品々が揃います。

店内にはwi-fiも完備され、充電もOK。「読書やお仕事、勉強なども大歓迎。ぜひゆっくりお過ごしください」と藤原さんは親しみある笑顔で話します。

 

札幌のカフェ、プディングマルヤマの店内

 

席数に限りがあるため、週末は予約がベター(予約は前日まで)。また、5人以上で食事をする場合は前日までの予約制となります。

外のせわしない時間から切り離され、ゆったりと美味しいお料理とコーヒーが楽しめるpudding maruyama。心落ち着く隠れ家のような空間で、憩いのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

札幌のカフェ、プディングマルヤマの外観

 

pudding maruyama(プディング・マルヤマ)

札幌市中央区北5条西24丁目3-5

TEL. 011-590-0989

営業時間/11:00~19:00(LO18:00)

定休日/火曜、水曜

駐車場/店舗前に3台あり

http://www.pudding2017.com

記事を書いた人
はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ

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