火災報知器が『ピッ』と鳴ったら。簡単にできるDIYメンテナンス
修理
眞鍋2026.02.24

ある日突然、天井の方から「ピッ…ピッ…」「電池切れです」そんな音が聞こえてくると、「え、何の音?」「今すぐ何かしなきゃ?」「業者を呼ばなきゃいけない?」と、少しドキッとしますよね。
この音の正体は、住宅用火災報知器の電池切れ。
実はこれ、住まいからの大切なサインでもあります。
今回は、一戸建てにお住まいの方に向けて火災報知器の電池交換と、本体交換の考え方について分かりやすくお伝えします。
火災報知器の電池交換は、自分でできる?
多くの住宅用火災報知器は、天井のベース(土台)に本体をはめ込んでいるだけ。
手で回すだけで外せる構造になっています。
コンセントに差し込むタイプや電源直結式でない限り、難しい作業はありません。
一般的なリチウム電池式のタイプであれば、個人で交換・本体の取り替えを行うことができます。
【注意!】
電池交換の際は専用品が必要です。
火災報知器の電池は、一般的なアルカリ乾電池(単3や単4)ではなく、専用のコネクタ付きリチウム電池です。
使用済みのリチウム電池は、自治体の指示に従って捨てましょう(端子にテープを貼って絶縁するのを忘れずに)
電池切れは「交換サイン」
災報知器の寿命は、電池・本体ともに約10年。(同時期に取り付けた機器でも電池切れの時期は異なる場合があります)
「電池が切れただけなら、電池だけ交換すればいいのでは?」そう思われる方も多いですが、私たちは本体ごとの交換をおすすめしています。理由は、大きく3つあります。
1.センサーの劣化
火災報知器の心臓部は、煙や熱を感知するセンサー。
このセンサーは常に空気に触れているため、 ホコリ、油煙、経年による感度低下など、少しずつ性能が落ちていきます。
2.電子部品の経年劣化
内部の基板やスピーカーといった電子部品も家電と同じで劣化します。
いざという時に音が鳴らなかったり、火災を検知しなかったりすると、設置している意味がありません。
3.最新機能へのアップデート
火災報知器も年々進化しています。
省エネ性能が上がり、音声で分かりやすくお知らせする機能など、安心感が大きく向上しています。
命を守る設備だからこそ、定期的な本体交換が安心です。
火災報知器の交換の手順
1.火災報知器の取り外しと型番の確認
まずは今ついている火災報知器を手で回して外し、裏面の製造年や型番を確認しましょう。
本体交換をする場合は、既存のベース板(土台)と合うメーカーのものを選ぶと、ネジ止めなしでカチッとはまります。
2.新しい器具の購入
ホームセンターや家電量販店、ネット通販で購入可能です。
「煙式(居室・階段用)」と「熱式(台所用)」の2種類があるため、設置場所に合ったものを選んでください。
3.設置と動作確認
新しい本体を設置したら、必ず「点検ボタン」を押して音が鳴るか確認しましょう。
新しい火災報知器には、本体の側面や裏にある記入欄に「設置年月(または交換期限)」を油性ペンで書いておくのがおすすめです。

どっちを買えばいい?「煙式」と「熱式」の見分け方と使い分け
住宅用火災警報器には大きく分けて「煙式」と「熱式」の2種類があります。
• 煙式(スモーク)
本体の側面や中央に、煙を吸い込むための広いスリットがあります。
• 熱式(ヒート)
中央に熱を感知する小さな金属板や突起がついているのが特徴です。
基本的には「迷ったら煙式」が鉄則ですが、場所によっては熱式を選ぶ必要があります。

最近では煙式と熱式の両方の機能を備えたものや、火災を感知すると家中の警報器が連動して鳴る「ワイヤレス連動型」も普及しています。
住まいは、暮らしながら守っていくもの
火災報知器は、いざという時に家族の命を守ってくれる大切な設備です。
ひとつが電池切れになったということは、他の部屋の報知器もそろそろ交換時期かもしれません。
ぜひこの機会に、ご家族の安心を守る「住まいの点検」をしてみてください。

- 記事を書いた人
- 眞鍋 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
友達とランチや飲みに行ったりしますが、一番幸せを感じる時間は、娘と夕食を作りながら、くだらない話をしている時でしょうか…笑 おうちのお困りごとなど、なんでもご相談ください!
