札幌でもエアコンは必要?取り付けの際はここに注意!

家づくり

#一戸建て#新築の家づくり#設備

はれ暮らし編集部2021.06.02

涼しいイメージが強い北海道ですが、近年は本州のように気温も湿度も高い日が増えてきたように感じます。

にも関わらず、平成26年の総務省の全国消費実態調査では、北海道のエアコン普及率は26.6%という結果が(二人以上の世帯)。

 

そんな状況ということもあり、毎年数件新築戸建てを建てたオーナーさまから「エアコンの見積もりをお願いしたい!」と連絡が来ます。

 

今回は、エアコンを付ける必要性と、取り付けの際に気をつけなければいけないことをお伝えします。

 

 

札幌でもエアコンは必要?夏も冬も両方使える?

 

エアコンが必要と感じるか、そうではないかは正直個人の感覚によるので正解はありませんが、30℃を超えると扇風機だけでは暑さをしのぐことが難しくなってきます。

 

暑いのがもともと苦手な方、日中家にいる時間が長い方、ご年配または小さなお子さんがいる方は付けた方が良いかもしれません。

 

そして北海道の場合は、エアコンを冷房だけでなく冬に暖房として使えるのかも気になるところ。

札幌の夏と冬、両方エアコンを使うことを考えて、その必要性を書き出してみました。

 

 

エアコンの必要性(夏)

また夏にエアコンが必要かどうかは、家の間取りやライフスタイルによっても異なります。

 

例えば、日中家にいることが多い、またはリビングが2階といった場合。

 

部屋の気温が上がるのは日中です。

お子さまがまだ小さく、お母さんも日中は家にいるということであれば、エアコンがあることで快適に過ごすことができます。

 

逆に共働き家庭で、お子さまも日中は学校にいるというのであれば、エアコンは必要ないかもしれません。

 

また、1階に比べて2階は暑くなります。

家族が長い時間を過ごすであろうリビングが2階にあるという場合もエアコンの設置がおすすめです。

 

あまり多くはありませんが、家が大きな道路に面していて窓が開けづらい、1階だから防犯上窓を開けたくないなど、窓が開けられない場合にもエアコンは重宝されますよ!

 

 

エアコンの必要性(冬)

北海道の冬の暖房は、灯油ストーブや蓄熱暖房、パネルヒーターなどが一般的なので、札幌の冬のエアコンの必要性は高くはありません。

 

かといって、全く使えないというわけではありません。

近年は寒冷地仕様のエアコンも数多く出てきており、冬も暖房として利用することは可能です。

灯油ストーブのように火を使う訳ではないので、火事の心配もありません。

 

ただし、他の暖房に比べると部屋の下部が温まりづらいなどのデメリットはあります。

 

メインの暖房として使うというよりは、他の暖房で部屋が温まるまでのサブの暖房として使うのが現実的といえます。

 

春先や秋口など、ほんの少しだけお部屋を暖めたい場合にもおすすめです。

 

北海道は年の半分が冬なので、10~4月までは暖房費がかさみます。

オール電化住宅の場合、パネルヒーターよりも寒冷地エアコンを使うことで電気代を節約しているというご家庭も。

 

寒冷地エアコンのメリットや選び方のポイントについては、「北海道の寒冷地エアコンのおすすめは?メリットや選び方も解説!」も合わせてご覧ください。

ジョンソンホームズオーナー様専用の相談サービスについてもご紹介しています!

 

使い方や条件にもよりますので確実とは言えませんが、ひとつの節約方法として参考にしてみてください。

 

これから長く暮らす一軒家、一生に一度の高いお買い物なので、せっかくなら快適に過ごす環境づくりは大事です。

 

少しでも迷っているのなら、エアコンの下地を壁に入れて、コンセントを設置しておくことをおすすめします。

ジョンソンホームズの場合では、下地とコンセントで3万円ほど。

住宅ローンの中に組み込めば、持ち出しはないので、設計打ち合わせ段階で取り付けしたいと伝えておくと良いでしょう。

その準備さえしておけば、あとは必要な時にエアコンを買って取り付けるだけ!

必要ないと決めつけずに、いざとなったら取り付けができるように準備しておくのがベストです。

 

 

札幌でもエアコンを取り付けたい!注意点は?

 

エアコンの設置を考えたとき、気を付けないとならないのはエアコンの設置場所と、室外機の配置です。

 

一つ目のエアコンの設置場所ですが、安易にリビングに付けておけば問題ないと思っていませんか?

 

もちろんリビングに付けた方が良い家もあります。

 

しかし、ご家族のライフスタイルや家の方位、風通しも考慮した上で最適な位置を決めないと、せっかくエアコンを付けたのに全然使わない…なんてことも。

 

専業主婦で小さな子どもが家にいる方はリビングに付けておくと便利だったり、共働きの夫婦で家で過ごす時間が短い方は寝室に付けたり。

一度家族のライフスタイルを見つめなおしてみましょう。

 

長い人生、ライフスタイルは多様に変化します。

 

先を見据えるのは大切ですが、将来のことをあれこれと考えると、何がいちばん良いのかの判断がつかなくなってしまいます。

あまり考えすぎず、今のライフスタイルに合ったエアコンの設置場所を検討すると良いでしょう。

 

二つ目に室外機の設置場所。

 

 

北海道は雪国なので、雪庇はつきもの。

 

雪庇は地域や周囲の環境にもよりますが、東面につくことが多いです。

 

地理環境を考慮した上で室外機を設置しないと、雪の重みで室外機が故障することもしばしば。

 

また配置や間取りによっては、家の正面に室外機を置かなければならないということもあります。

家の顔にもなる場所に、室外機を置くのはちょっと…と思われる方もいますよね。

 

そのため、エアコンと室外機の場所はセットで、何が最善なのかを検討しておくと良いでしょう。

 

さらに最近の札幌の土地事情は、価格が高騰し、敷地面積が小さな土地を買うことが増えています。

 

そうなると駐車スペースさえも十分な広さを確保できないのに、室外機の場所を確保しなきゃいけない・・というお悩みもお聞きします。

 

設置場所の検討はもちろん、雪国の北海道ならではの注意点もあります。

エアコンの設置を検討するのが夏だと雪のことはうっかり忘れがちですが、冬でも有効活用するために室外機の場所も考えておきましょう。

 

 

札幌でもエアコンが必要な場合も!冬もエアコンを活用しよう

 

  • 日中家にいたり、リビングが2階にあるなら、エアコンの設置がおすすめ
  • 冬はサブ暖房としてエアコンを使用可能。春先や秋口の暖房としてもおすすめ
  • いずれエアコンを取り付ける可能性があるなら、下地とコンセントは新築一戸建ての建築時に依頼すべき!
  • エアコンの設置場所だけでなく、室外機の配置にも気を配ろう!
  • 寒い札幌では、暖房機能も付いたエアコンの方がランニングコストが抑えられる場合も。エアコン選びは、家電屋さんに聞くのがいちばん!エコな商品など、家族のライフスタイルに合ったものを選ぼう。

 

はれ暮らしを運営するジョンソンホームズでは暮らしを豊かにする生活のヒントを発信しています!

お部屋の暖房に関することはもちろん、インテリアや間取りなど、家づくりの疑問にお答えしていますので、参考にしてみてくださいね♪

 

記事を書いた人
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