カラダの中からキレイになる玄米糀！伊藤沙菜の美容の秘訣

札幌の美容・コスメ・スポーツ・食品業界で活躍する、伊藤沙菜さん。

その彼女がこだわり抜いた「玄米糀」。

伊藤沙菜さんのパワーの源でもある玄米糀の魅力について、お話を伺いました。

糀に出会ったきっかけ

私の母が、発酵食品を作っていて、初めて米糀の甘酒を飲んだ時に、美味しくてびっくりしたんです。

実は酒糀の甘酒が苦手だったので、衝撃的な出会いでしたね。

それから飲む点滴、ダイエットに効果的だと思い、毎朝３年間、米糀の甘酒にきな粉を入れて飲んでいたんですが、血糖値の専門家の方とお話しする機会があって、その時に飲むタイミングを間違えると効果がでないと教えてもらい、ショックでした。

またその頃、全国各地で美味しいと言われる米糀の甘酒を飲んでいたのですが、自分が作った甘酒が一番美味しかったんです。

「いつ飲んでもいい、美味しい米糀の甘酒を作りたい！」というのがきっかけでした。

いろいろ調べていくと、血糖値の上昇が少ない玄米の糀がいいと分かったのですが、食物繊維がたっぷりのヌカ層をしっかり残している玄米糀を作っているところがほとんどない。

そんな時、昔ながらの手作業でやっている「こころん自然農園」さんと運命の出会いがありました。

難易度が高いと言われていた米糠層を削らずに「0分搗き」で玄米糀にすることが実現したのです。

玄米のスゴさ

玄米には、多様なビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。

白米と比べると、ビタミンEは12倍、ビタミンB1は8倍、ミネラル分のマグネシウムは4.78倍、鉄は2.6倍、葉酸は2.25倍など。

特に食物繊維は6倍も含まれていて、整腸作用には欠かせません。

また血糖値の上昇を穏やかにする低GI食品としても注目されているんです。

玄米糀を自分でつくる

私がプロデュースしている玄米糀は、自分で塩糀にしたり、醤油糀にしたり、色々な食材と合わせて楽しんでもらっています。

私自身も感じたのですが、自分で作ることにより、その工程も楽しい。

発酵するのに数日かかり、育てている感じを味わって欲しいなと。

SNSでも「やっている感がいい」「簡単に健康になった気分」など、皆さんにも伝わっていることが嬉しいですね。

サプリメントを飲んでいるような感覚で、糀を体に取り入れてもらえれば。

簡単だけど、体に良いものを、自分や家族に取り入れることで、体を大事にしていると思ってもらいたいです。

広がる玄米糀の輪

最初はフォロワーさん達が、いろいろな玄米糀レシピをアップしたり、教えてくれたりして、少しずつ玄米糀の輪が広がっていました。

面白いレシピなどを発信してもらうと、私も嬉しくなりますね。

実は最近、食のプロからもお問い合わせをいただいています。

今まで、自分の身近な人に食べてもらえれば良いと思っていましたが、レストランなどの飲食業からも「美味しい糀」と認められ、より変なものは出せないなという気持ちが強くなりましたね。

今後は、糀ドリンクスタンドなどを作って、気軽に糀を体に取り入れるようにしたり、私が大事にしている朝活の普及に力を入れていきたいですね。