ジョンソンお仕事日和 「現場の社員がすべて実行!委員会制度 」
取り組み
#お仕事日和#委員会
白崎 貴子2024.11.15
「住んでからの暮らしを一番に考える」という理念のジョンソンホームズ。
一般的な企業ではあまり聞き慣れない「委員会」という制度が社内にあるんです。
ジョンソンホームズの重要な役割を担う組織「委員会」。
社員全員参加型や、若手のみの参加など、今まで最善な形で運営を変えながら、約10年以上に渡り複数の委員会が活動をしています。
毎年、住宅オーナー様に参加いただくオーナー感謝祭、新入社員の育成、業者さんとの親睦など多岐に渡る委員会活動。
今回はそんなジョンソンホームズの委員会について詳しくご紹介します。
委員会制度が生まれた背景
委員会は毎年人員編成が行われ、様々な活動を行っています。
お客様アンケートやオーナー様宅訪問、顧客満足度を調査し、お客様の期待を超える満足を提供できるように活動する「顧客満足委員会」。
年に1度、オーナー様をご招待して感謝を伝える感謝祭の運営を担う「オーナー感謝祭委員会」。
ジョンソンホームズがお世話になっている協力会社様とよい関係を築けるようにアイデアを出し実行する「ジョンソン会委員会」。
例に出したのはほんの3つの委員会ですが、過去の委員会や現在も活動している委員会、全てに共通して言えることが【社員の手で、より良い会社にしたい】という想い。
委員会は、現場の社員から生まれたアイデアを具現化する場としての重要な役割を担っています。
新卒でも中途でも社員は基本的に1年以上、委員会活動で担当業務以外の役割を持ち、お客様の住んでからの暮らしがより良くなるように、様々な角度から思考し実行していきます。
現場で日々活動している社員だからこその視点でお客様の暮らしがより良くなる「本当に大切なもの」を発見し、新しいサービスやイベントが生まれる流れになっています。
委員会がより大規模に!グループ横断委員会
そんな取り組みを、ジョンソンホームズが所属する「ヤマチユナイテッドグループ」全体で広げるため、今年からグループ横断委員会が発足しました。
さらに高みを目指す新たなステップへと進み始めています。
その中でも注目の委員会が「業界最先端研究委員会」。
立ち上がった背景と目的、活動などをご紹介します。
業界最先端研究委員会とは?
業界最先端研究委員会は最新のトレンドや技術を取り入れ、自社の強みをさらに引き出すというのが目的で立ち上がりました。
現在、全国各地で気になる企業や建築物の視察を行っています。
「業界の最先端企業を視察して、他社との違いを見つけ、ジョンソンホームズの強みを強化する。これを通じて、私たちは業界のトップを目指しています」と語るのは、新築部門の委員長、植村さん。
普段はインテリアコーディネーターの業務に就いている植村さんは、安藤忠雄氏が手がけた「こども図書館」のデザインに感銘を受けたと言います。
「窓の高さが子どもの目線に合わせて設計されていて、座ってリラックスできるスペースが随所にある。こうしたデザインの細やかな配慮が、空間の魅力を大いに引き出していると感じました」。
また、植村さんが視察の中で特に印象に残ったのは、外構やエクステリアに対する考え方。
大阪で訪れた工務店さんでは、エクステリアとインテリアが密接に結びついた設計が行われており、外構デザインが家全体の魅力を引き立てる重要な要素となっていました。
「ジョンソンホームズにはさっぽろガーデンライフというエクステリア部門があるにも関わらず、これまでその強みを十分に活かせていなかったと気づけました」とのこと。
私の自宅も、外構は住んでからゆっくり考えようと思い、引き渡し時には特に何もしない状態でしたが、結局何も始めずに引き渡し時のままの外構で不便さを感じていました。
庭や照明計画まで含めて、全体的な生活空間のデザインを提案している工務店さんの話を聞いて、ジョンソンホームズもこれに追随する形で、エクステリアの企画や商品化を進めたい!と委員会が先導を切って早速動き始める予定。
「最先端と聞くとAIやDX化を導入するイメージを持たれると思います。それを取り入れることがお客様のためになることだったら良いのですが、今回の視察では、持っているリソースを最大限に活かし、外構内装を含めたデザイン性をより高めることが今のジョンソンホームズには重要だと感じました」と植村さんは語ります。
お客様が住んでからも快適に暮らしていただけるように、委員会活動で感じたことなどをフィードバックする社内セミナーも先日開催しました。
「ただ視察して終わりではなく、全社員にこの経験を共有して、会社全体の意識を高め、よりお客様の生活にポジティブな影響を与えられるような存在になりたいです。」
業界最先端研究委員会の取り組みは、ジョンソンホームズの未来を切り開く大きな一歩です。
視察を通じて得たインスピレーションを基に、これからどのような革新が生まれるのか、期待が高まります。
委員会活動のこれから
活動内容や規模感も時代とともに変化してきた委員会活動。
私も僭越ながら社会人2年目に委員長を経験し、委員会メンバーに協力してもらいながら、委員会でしか得られない刺激的な経験を積んだことが今の業務に生きていると感じることがあります。
ジョンソンホームズのオーナー様の未来の暮らしがより良いものになるために。
これからも委員会はオーナー様に寄り添いながら日々活動していきます。
次回オーナー感謝祭にいらしたときは「今年の委員会、頑張っているな」なんて思い出していただき、心の中で応援してくれたらうれしいです。
ジョンソンお仕事日和、次回もお楽しみに。
- 記事を書いた人
- 白崎 貴子 ジョンソンホームズ マーケティング室
衣食住を自分好みにアレンジするのが好きです。
特にお家で好きなラジオをかけながらゆっくりご飯を作ったり、お花や緑が目線に入ったりすると心が落ち着きます。