季節の変わり目におすすめ!気持ちもスッキリ『外壁掃除』のすすめ
掃除・お手入れ
佐藤2025.08.27

暑さのピークも過ぎて、少しずつ過ごしやすくなるこの時期。
涼しい時間帯を活用して「わが家の外まわり」を少しお手入れしてみるのも、良い気分転換になるかもしれません。
外壁は、風雨や日差しにさらされて日々がんばってくれている「わが家の顔」。だからこそ、定期的なお手入れが大切です。
今回は、暑さが落ち着いた頃に外壁掃除をするメリットや、気軽に始められるコツをご紹介します。
暑さが落ち着いた頃に外壁掃除をするメリット
日差しがやわらぎ始め、外作業がしやすくなる今の季節。
この時期だからこそ得られるメリットを、いくつかご紹介します。
- 汚れが落ちやすい!
- よく乾いて作業しやすい
- 虫やカビの予防にも!
- 掃除日を計画しやすい(9月の連休など、まとまった時間を活かしやすい時期です)
- ついでに窓や網戸もスッキリ
- 水作業が気持ちいい!
気温が高めの時期は、外壁に付着した油分やホコリが柔らかくなりやすく、落としやすいのが特長です。また、水や洗剤の働きも冬場に比べて効果的なので、効率よく掃除ができます。
※作業は午前中や夕方など涼しい時間帯に行い、こまめな水分補給をお勧めします。

実はカンタン!外壁掃除の始め方
用意するもの:
- ホース
- スポンジやブラシ
- 中性洗剤または外壁用洗剤(汚れが気になる場合)
掃除のコツ:
- 上から下へ、日陰→日向の順
- 洗剤を使う場合はしっかりすすぐ
- サッシは上に溜まった汚れが落ちてくるので丁寧に
高圧洗浄機の使用にはご注意を
最近では家庭用の高圧洗浄機も手軽に使えるようになっていますが、外壁へのダメージに繋がるリスクもあるため、注意が必要です。
ジェットノズル付きのホースも注意:
一見やさしそうに見える家庭用のホースでも、ジェット水流に設定した場合、劣化した外壁材を傷つけたり、表面を欠けさせるおそれがあります。
どちらも使用の際は必ず取扱説明書をよくお読みいただき、ご自身で使用の可否を判断してください。

築年数が経過している家ほど慎重に!
築10年以上経過したおうちでは、塗装の劣化やひび割れ、コーキングの硬化などが起きている可能性があり、よりデリケートな対応が必要です。
迷った場合は、やわらかいスポンジとホースでの手洗いが安心です。
外壁材別・お掃除のポイント
ガルバリウム鋼板
- 表面がツルツルしているので、柔らかいスポンジや布でやさしく水洗いするだけでも汚れが落ちやすいです。
- 傷がつくとサビの原因になるため、たわしや金属ブラシはNG。
- 水垢が気になる場合は中性洗剤を薄めて使用し、しっかりすすぎ洗いしましょう。
窯業系サイディング
- 塗装仕上げがされているため、高圧洗浄や強い洗剤は避けるのが無難です。
- ホースの水とスポンジで優しく洗い流すだけでも十分。目地(コーキング)の劣化チェックもあわせて行うと◎。
塗り壁
- 凹凸があるため、ホコリや汚れが溜まりやすい箇所も。
- 柔らかめのブラシで表面をなでるように洗うと◎。
- 強くこすったり、高圧洗浄を当てると表面が削れる可能性があるため、できるだけやさしく水洗いを。
あたたかいうちにウッドデッキのお手入れも
ウッドデッキは屋外で活躍する分、紫外線や雨風によるダメージを受けやすい場所です。
お手入れを怠って放置していると、劣化や腐食によりカビやコケが生え、害虫の巣窟になったり、ささくれなどによりケガの原因になる可能性もあります。
お気に入りの空間を長く楽しむために、あたたかいうちに行いたいお手入れのポイントをまとめました。
おすすめのメンテナンス方法:
- 洗浄(デッキブラシ+洗剤)
- しっかり乾燥
- 保護塗装(UVカット塗料など)
- 割れやささくれをチェック

家族みんなで楽しみながら
家族みんなでお手入れすれば、ちょっとした季節のイベントに。
外壁掃除は花壇の水やりや、洗車のついでにやるのも良いでしょう。
お気に入りの空間を自分たちの手で守ることで、さらに愛着もわいてきます。
わが家に、ちょっといい習慣を
外壁やウッドデッキの掃除は、わが家の“健康診断”のようなもの。
「今日は玄関まわりだけ」など、小さな一歩から始めてみませんか?
季節の変わり目を迎える今こそ、おうちの外まわりを気持ちよくリフレッシュしてあげましょう。
- 記事を書いた人
- 佐藤 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
お客様から「ありがとう。」「いつもご苦労様。」と言って頂けると、疲れも吹っ飛びこの仕事をしていて良かったと思えます。お役に立てるよう・お応えできるよう自分なりに頑張ります!植物のお手入れをしたり、息子と自転車で出掛けながらするたわいもない会話が、私の大好きな時間です。
