M+が手がけたマンションリノベーションがジェルコリフォームコンテスト2026で最優秀賞を受賞!
家づくり
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よしだ2026.11.06

築44年の中古マンションを、自分らしい暮らしを楽しむ住まいへ。ジョンソンホームズが展開する札幌のマンションリノベーションブランド「M+(エムプラス)」が「ジェルコリフォームコンテスト2026」デザイン部門のマンション全面部門で最優秀賞を受賞しました。
受賞作品は札幌市中央区にある築44年の中古マンションをリノベーションした「素材で愉しむシンプルモダン邸宅」。

約75㎡の住まいを大胆にリノベーションし、約30帖の開放的なワンルーム空間を実現。既存のコンクリート躯体を生かしながら、ステンレスやタイル、木の素材を組み合わせた、シンプルでありながら表情豊かな住まいです。今回は、設計を担当した豊岡和樹さんと、インテリアコーディネートを担当した郡真由美さんに、受賞への想いや住まいづくりのこだわりを伺いました。
■お客様の理想が、全国コンテストで評価された喜び
今回の受賞を知ったのは、10月上旬のこと。コンテストに応募した豊岡さんのもとに、事務局から結果を知らせるメールが届きました。
「お客様と一緒に考え、納得してつくり上げた住まいが、第三者からも評価されたことが嬉しかったですね」豊岡さんが特に喜びを感じたのは、設計やデザインだけでなく、お客様が大切にしてきた住まいへの想いも認められたように感じたことでした。
受賞を報告したT様からは「素敵なリノベーションをありがとうございます」という嬉しい言葉も。
一方、新築住宅の担当からリフォーム・リノベーションの担当へと移り、新たな環境で経験を重ねてきたインテリアコーディネーターの郡真由美さんにとっても、今回の受賞は、これまでの歩みを振り返るひとつの節目になったといいます。「異動してからさまざまな物件を担当し、慌ただしく過ごしてきました。今回の受賞を聞いて、ひとつ区切りがついたような、少し気持ちが落ち着いた感覚がありました」お客様と一緒につくり上げた住まいが評価されたことは、お二人にとっても、とても嬉しい出来事となりました。

■新築でも、リフォーム済みでもない。「自分の理想を叶える」という選択
住まいのオーナーT様は、転勤をきっかけに札幌での住まい探しを始めました。希望していたのは、立地にも間取りにも妥協せず、自分の好きなものに囲まれて暮らせる住まい。しかし、新築マンションやリフォーム済みの中古マンションでは、思い描く空間を実現することが難しかったといいます。そこで選んだのが、中古マンションを購入して、自分の暮らしに合わせてつくり変えるフルリノベーションでした。

「T様は、ご自身の中に理想の住まいのイメージをしっかり持っている方でした。特に大切にされていたのが、広さと開放感です」と豊岡さん。さらに、住まいを最初からすべて完成させるのではなく、入居後にお気に入りの家具を配置し、自分らしい空間に仕上げていきたいという想いもあり、その考え方が今回のシンプルな住まいづくりの出発点になりました。
■4LDKから約30帖のワンルームへ。広さを最大限に生かす設計
T様の理想を実現するために、豊岡さんが取り組んだのは、既存の間取りを大きく見直すことでした。
もともとの住まいは4LDK。一般的なマンションでは、玄関からリビングへ移動するために廊下を設けることが多く、その分、居住空間が区切られてしまいます。そこで今回は、通路を居住空間に取り込み、寝室を含めた約30帖のワンルームを計画しました。

玄関ホールにもゆとりを持たせ、住まいに入った瞬間から開放感を感じられる間取りに。「単身で暮らす住まいだからこそ、一般的な間取りにとらわれず、広さを優先した設計ができました」ただし、マンションのリノベーションには、建物の構造や設備による制約もあります。
今回の物件では、電気温水器の位置を変更できないという条件がありました。
T様が思い描いていた間取りをそのまま実現することは難しく、変更できない設備の位置を踏まえながら、できる限り理想に近づける方法を検討したそうです。また、打ち合わせでは、図面だけでは伝わりにくい空間の広さを確認するため、床にマスキングテープを貼って実際の寸法を再現したことも。玄関ドアからタイルまでの距離など、細かな部分まで一緒に確認しながら、完成後のイメージをすり合わせていきました。こうした丁寧な打ち合わせの積み重ねが、T様の理想とする開放的な住まいにつながっています。
■コンクリート躯体を生かす。中古マンションならではの素材の魅力
今回の作品名にもある「素材で愉しむ」という言葉。その魅力を象徴しているのが、キッチン背面のコンクリート壁です。「中古マンションだからこそ、もともと建物が持っている素材を生かしたいと思いました」と豊岡さん。コンクリートを見せる仕上げは、どのマンションでも同じように実現できるわけではありません。壁の構造や過去の仕上げ方によっては、解体後のコンクリートをきれいに見せることが難しい場合もあります。
今回のマンションは、M+が過去にも施工を手がけた建物。その経験から壁の構造を把握していたため、既存のコンクリートを生かせると判断できたそうです。さらに、壁に残っていた施工時の墨出し跡も、あえてそのまま残しました。

新しい素材ですべてを覆い隠すのではなく、建物が重ねてきた時間もデザインの一部として取り入れる。そこにT様が希望したステンレスキッチンを組み合わせ、素材そのものの表情が引き立つ空間に仕上げています。「新しいものをたくさん取り入れるだけではなく、もともとあるものを生かすことも、リノベーションの魅力だと思います」既存の建物を知り、その特徴を見極めること。中古マンションのリノベーションだからこそ実現できる、住まいの表現です。
■家具や照明を主役に。シンプルモダンなインテリアのつくり方
インテリアづくりでも大切にしたのは、T様がもともと好きだった空間の雰囲気です。打ち合わせでは、現在のお住まいの写真を見せてもらいながら、好みのインテリアを共有していきました。白を基調とした明るい空間に、ドライフラワーなどを飾って楽しむ暮らし。さらに、T様が愛用していた家具を新しい住まいでもそのまま使いたいと考えていました。

「最初はステンレスキッチンをご希望だったので、少しかっこいい雰囲気になるのかなと思いました。でも、お持ちの家具や今のお住まいを拝見すると、ナチュラルな要素も大切にされていることが分かったんです」そこで、スタイリッシュな素材を取り入れながらも、木のやわらかな色合いや白を組み合わせ、かっこよさに寄りすぎないインテリアを提案しました壁や床、タイルなどの色数はできるだけ抑え、素材の質感によって空間に表情をつくっています。

また、T様は照明にも強いこだわりをお持ちでした。お気に入りのデザイナーズ照明をどこに配置するか、椅子に座ったときにどの高さがよいかなど、細かな部分まで検討。家具や照明を置いたときに、その一つひとつが引き立つような空間づくりを目指しました。

■玄関のタイル選び。完成後にいただいた嬉しい言葉
インテリアの打ち合わせで、特に印象に残っているのが玄関正面の壁です。玄関に入って最初に目に入る場所だからこそ、どんな素材を使うかは大切なポイント。T様は、木を貼るか、タイルを貼るかで迷われていました。最終的に選んだのは、白を基調としながら、一枚一枚にわずかな色の違いや焼きムラがあるタイル。

そして完成した住まいをご覧になった際、T様からは「これで良かった」という言葉が。「玄関に入ったときの印象が大きく変わる場所だったので、喜んでいただけて嬉しかったですね」大きな間取りの変更だけでなく、こうした一つひとつの素材選びにも、お客様と担当者が一緒に考えた時間が詰まっています。
■築44年の中古マンションを断熱改修。北海道の暮らしを考えた住まいづくり
今回のリノベーションでは、デザインや間取りに加え、住まいの断熱性能にも配慮しています。既存の内装を解体するスケルトンリノベーションの機会を生かし、外壁面にはウレタン吹付断熱工事を実施。さらに、Low-Eペアガラスを使用した内窓も新設しました。築44年の中古マンションに、新しい暮らし方と住まいの性能を取り入れる。デザインの美しさだけでなく、これから長く暮らす住まいとしての価値にも目を向けたリノベーションです。

■足すだけではなく、引くことも大切。M+らしい住まいづくり
今回の住まいづくりを振り返り、豊岡さんが語ってくれたのは「引き算」の大切さでした。
「設計の仕事をしていると、新しい建材を使ってみたいと思うこともあります。でも、何でも取り入れればいいわけではないんですよね」さまざまな素材やデザインを組み合わせることができるからこそ、本当に必要なものを見極める。シンプルに仕上げることで、家具や照明、そして住む人自身の暮らしが主役になる空間をつくる。

「家具が主役になる家というのは、M+らしさのひとつだと思います」インテリアコーディネーターの郡 真由美さんも、住まいづくりで大切にしてほしいこととして、こんなアドバイスをくれました。
「最初からいろいろなものを取り入れるより、色のトーンを揃えてシンプルにしておくと、住み始めてから家具や小物をプラスしやすくなると思います」そして、素材を単体で選ぶのではなく、空間全体のバランスを考えることも大切だといいます。「好きなインテリアや実現したい雰囲気があれば、何でも相談していただきたいです。お客様の好みに合わせて、これまでの経験や知識を生かした提案をしていきたいと思っています」

■お客様の期待を超える提案を、これからも
今回の受賞は、M+にとっても、これからの住まいづくりを考えるきっかけになりました。豊岡さんは、マンションリノベーションを検討している方に向けて、こう話します。「立地も広さもデザインも、全部妥協したくないという方に、マンションリノベーションはおすすめです」新築マンションやリフォーム済み物件では実現しにくい間取りも、中古マンションを購入してリノベーションすることで、暮らしに合わせて考えられる可能性があります。
そして、M+が大切にしているのは、お客様の要望をそのまま形にすることだけではありません。「お客様のお話をよく聞いて、しっかり関係性をつくることはもちろん大切です。でも、それだけではなく、お客様が求めている以上のものを提案することが、私たちの仕事だと思っています」T様の理想を出発点に、設計とインテリアの工夫を重ねて完成した「素材で愉しむシンプルモダン邸宅」。
今回の受賞は、住む人の想いを大切にしながら、プロとして新しい価値を加えていくM+の住まいづくりを、改めて感じられる出来事となりました。これからもM+は、一人ひとりの「こんな暮らしがしたい」に寄り添いながら、自分らしく、長く愛着を持って暮らせる住まいを提案していきます。
■受賞概要
コンテスト名:ジェルコリフォームコンテスト2026
主催:一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)
受賞:デザイン部門・マンション全面部門 最優秀賞
受賞作品:素材で愉しむシンプルモダン邸宅
施工ブランド:M+(エムプラス)
設計担当:豊岡和樹
施工管理:田村誠
所在地:北海道札幌市中央区
建物:築44年・SRC造マンション
改装面積:75㎡
完成:2026年5月
▼受賞物件のオープンルーム情報
https://www.mplus-jh.jp/openroom/entry-2923.html
■自分らしい住まいづくりを、M+で
中古マンションを購入してリノベーションしたい方も、今のお住まいを自分らしくつくり変えたい方も。
M+では、お客様一人ひとりの理想の暮らしに寄り添いながら、物件探しから設計・インテリアまで、住まいづくりをサポートしています。「こんな暮らしがしたい」という想いを、ぜひお気軽にご相談ください。
▼M+(エムプラス)公式サイト
https://www.mplus-jh.jp/
- 記事を書いた人
- よしだ ジョンソンホームズ マーケティング本部
アンバサダー、オーナー様の暮らしや社員の仕事、イベント、地域とのつながりなど、ジョンソンホームズのさまざまな取り組みを発信しています。
普段はなかなか見えない人や仕事の裏側、そこに込められた想いまで。ジョンソンホームズの「こんなこともやっているんだ!」を、楽しくお届けしていきます。
