実は見落としがち?トイレのニオイを防ぐお手入れ+詰まり対策ガイド
掃除・お手入れ
眞鍋2026.04.21

毎日使うトイレ。
見た目はきれいにしているつもりでも、「なんとなくニオイが気になる…」ということはありませんか?
実はその原因、普段のお掃除では手が届きにくい「見えない部分」にあることも。
さらに、急に起こるトイレの詰まりも、日々の使い方やお手入れと密接に関係しています。
今回は、日々の暮らしをより快適にするための、トイレの「ひと手間のお手入れ」と「もしもの詰まり対策」をご紹介します。
便座のすき間がニオイの原因に?リフトアップ掃除のすすめ
便器と便座の間にあるすき間は、尿ハネや皮脂汚れ、ホコリが溜まりやすく、ニオイの原因になりやすい場所です。
最近の温水洗浄便座には、便座を持ち上げて掃除できる機能が搭載されているものが多数あります。便器横のボタンやレバーを引きながら便座を持ち上げるものや、便座をスライドさせて取り外すタイプがあり、この状態で便器と便座のすき間を掃除することができます。
(メーカーや機種によって異なるため、取り扱い説明書をご確認ください)
【お掃除のポイント】
・トイレ用シートや中性洗剤を含ませた布でやさしく拭く
・最後は水拭きで仕上げる
・乾いたトイレットペーパーでこするのはNG。プラスチックの部品に目に見えないくらいの細かい傷がつき、逆に汚れがつきやすくなってしまうことも。

ノズルは「自動+手動」で清潔に。肌に触れる部分だからこそ
温水洗浄便座のノズルは、直接肌に触れる水が出るデリケートな部分。
自動洗浄機能がついていても、定期的な手洗いケアがおすすめです。
【基本の手順】
- ノズル掃除ボタンでノズルを出す
- 中性洗剤をつけた柔らかい布やスポンジでやさしく拭く
- 再度ボタンを押して収納して完了
【注意点】
- 強くこすらない
- 酸性・アルカリ性洗剤は使わない
- 歯ブラシは細かい傷がつき、菌が繁殖する原因になる場合も。
※ノズルが出ない機種の場合は、無理をせず説明書に従って操作してください。無理に引っ張ったり、曲げたりするのは故障の原因になるのでご注意ください。
「掃除しているのに臭う…」その原因は脱臭フィルターかも
掃除しているのになんとなくニオイが気になる場合、原因として多いのが脱臭フィルターの目詰まりです。脱臭フィルターの場所は便座の側面や奥。引き出し式のつまみが付いていることが多いです。
【お手入れ方法】
- フィルターを引き抜き、取り外す
- ホコリを取り除く
- 水洗い可能な場合は洗って、完全に乾燥させてから戻す。
【交換の目安】
メーカーや使用頻度によって異なりますが、一般的には約3〜7年です。
脱臭効果が弱くなったり、掃除してもニオイが残るように感じた場合は、フィルター交換の時期かもしれません。交換用フィルターは、各メーカーの公式オンラインショップなどで購入できます。
意外と盲点。給気口・排気口のホコリ対策
トイレ空間の空気循環を担う給排気口にホコリが溜まると、ニオイがこもる原因になります。
【お手入れ方法】
・フィルターあり:掃除機で吸い取る
・フィルターなし:周囲のホコリを掃除機やワイパーで取り除いてください。
空気の通り道を整えることもトイレを快適に使うポイントです。

もしもに備える。トイレが詰まったときの対処法
どんなに丁寧に使っていても、トイレの詰まりは突然起こるもの。
近年の住宅では、ほとんどすべてのトイレが流す水量の少ない「節水型」となっていて、従来型より詰まりやすい場合があります。
万が一詰まってしまった場合は慌てず、落ち着いて対処することが大切です。
■詰まりの主な原因と予防のポイント
- トイレットペーパーの使いすぎに注意して、ペーパーを使ったら必ず「大」で流す
- 一度に大量に流すことは避ける。
- おむつやペットのふんなど、水に溶けないものを流すのはNG。
- 流せるトイレ掃除シートであっても、流さない
■詰まってしまった場合の対処法
「気をつけていたけれど、詰まってしまった…」という場合に活躍するのが、ラバーカップ。通称「スッポン」とか「パッコン」と呼ばれるものです。
節水型トイレは従来型のトイレとは構造が異なるため、ラバーカップも専用の形状のものが市販されています。

■ ラバーカップの使用時の注意
はめ込む時にはあまり力を入れず、引くときに力を入れましょう。
押すのはあくまでも密着させるのが目的、内部の詰まりが動くのは引く時の力によるものです。何回か繰り返すことで、詰まっているものが動き、詰まりが解消されます。
押すときに力を入れすぎると、便器が破損するおそれがあるので、ご注意ください。
■ やってはいけないNG行動
・熱湯を流す。
便器が破損したり、コーティングが取れてしまう可能性もあります。
・パイプユニッシュなどの薬剤を使う
排水管の奥で詰まっているケースでは効果はありません。
どうしても解決できない場合は、無理をせず専門業者を利用しましょう。
トイレのニオイや詰まりは、毎日のちょっとした積み重ねから生まれることがほとんどです。
見落としがちな場所を丁寧にお手入れすること。
そして、もしものときの対処を知っておくこと。
そのどちらも、日々の暮らしを快適に保つための大切なポイントです。
気持ちよく使えるトイレは、住まい全体の心地よさにもつながります。
できることから少しずつ取り入れていきましょう。
- 記事を書いた人
- 眞鍋 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
友達とランチや飲みに行ったりしますが、一番幸せを感じる時間は、娘と夕食を作りながら、くだらない話をしている時でしょうか…笑 おうちのお困りごとなど、なんでもご相談ください!
