杭打ちとは?戸建ての地盤補強はどんな場合に必要?杭打ちの種類も

家づくり

#新築の家づくり#物件・土地探し

はれ暮らし編集部2021.05.20

新築戸建てを建てる時には、基礎工事として杭打ち工事を行うことがあります。

日本の地盤の多くは河川下流などで水分の多い「軟弱地盤」で地震も多いため、地盤を強化するために杭打ち工事が必要となります。

 

今回は、杭打ち工事とはどんなものなのか、杭や工法の種類、杭打ち工事をする前の地盤調査のお話などについてご紹介します。

これから一戸建てを建てる方は特に、参考にしてみてくださいね。

 

 

戸建ての建築でよく聞く杭打ちとは?

杭打ち工事とはどんなものなのでしょうか?

 

杭打ち工事は正式には「基礎杭打ち工事」と呼ばれ、戸建てを建てる地盤を補強する基礎工事のひとつです。

 

地下の固い地盤まで杭を打ち込んで、柔らかい軟弱地盤の上でも安定した家を建てられるようにします。

杭打ち工事をすることで地震が発生した際にも倒壊しにくい家にすることができるのです。

 

札幌市内でいうと、地盤が良い地域もあれば悪い地域もありますが、深いところで20m以上の杭打ちが必要な土地もあります。

 

杭打ち工事に使われる杭の種類や工法は、建築する建物の重さや地盤の柔らかさ、固い地盤がある深さなどによって違ってきます。

次で詳しくご説明しましょう。

 

 

戸建ての杭打ちの杭や工法の種類

杭打ち工事で使用される杭の種類や工法の種類について見ていきましょう。

 

杭の種類

工事に使われる杭の種類には、木杭、鋼杭、コンクリート杭などがあります。

 

木杭

木材でできており、使われてきた歴史が長い杭です。

 

木材は腐食に弱く腐りやすい印象があるかもしれませんが、適切な木材を適切な場所に使えばすぐに腐ってしまうことはありません。

 

中には木材に防腐処理をしてから木杭として使用することもあります。

 

鋼杭

鋼製の杭は鋼管杭とも呼ばれ、その土地の地盤が固い地点まで、H型の鋼を埋めます。

 

鋼杭は鉛直方向や水平方向への耐性が強く、高層ビルなど比較的重い建物や、地滑りのリスクがある地盤などで多く用いられます。

 

コンクリート杭

コンクリートの杭は柔らかい地盤での杭打ち工事でよく用いられます。

コンクリート杭の中に鉄筋があるものを「鉄筋コンクリート杭」、ないものを「無筋コンクリート杭」と呼びます。

 

杭打ちの工法の種類

杭打ち工事に用いられる既成杭工法の種類には、大きく分けて「既成杭工法」と「場所打ち杭工法」の2つがあります。

詳しく見ていきましょう。

 

既成杭工法

「既成杭工法」はあらかじめ作られた杭を地盤に打ち込む工法です。

杭を打ち込む方法によって、さらにいくつかの種類に分かれます。

 

埋め込み工法は、杭を埋め込むのに必要な分だけ地面を掘ったり削ったりしてから、既成杭を建て込んで地盤を補強する工法です。

打ち込み工法では既成杭をハンマーや回転圧入式などによって打撃で打ち込みます。

鋼管回転圧入工法は、鋼管の先端に羽をつけた杭を、回転させながら地面に埋め込んで地盤を補強する工法です。

 

場所打ち杭工法

「場所打ち杭工法」は地面を掘った場所にコンクリートを流し込んで杭とする工法です。

地面を掘削するときに機械で掘るか人力で掘るかによって、アースドリル工法やオールケーシング工法、リバースサーキュレーションドリル工法などに分けられます。

 

その他に地盤を補強する工事として、砕石を転圧し地盤を固める方法を採用することもあります。

どちらがいいということはないので、プロに判断を任せることをおすすめします。

 

 

戸建てに杭打ちは必要?まずは地盤調査から

中には杭打ちを必要としない固い地盤を持つ土地もありますが、日本で戸建てを建築するなら、ほとんどの場合杭打ちが必要と言われています。

地震大国でもあること、軟弱な地盤が多いことなどが理由です。

 

地盤の固さの調査は「地盤調査」で行います。

多くの住宅メーカーでは、土地の購入後に家の配置に合わせて「地盤調査」を行い、そのデータに基づいて杭打ち工事の詳細(深さや金額)が決まります。

地盤調査とはその土地の土質が分かるデータで、砂質土は固い地盤、泥炭や粘性土は軟らかい地盤であることを示します。

 

下記の土地のデータですと、杭は10~11mの深さまで打つことになります。

(※杭の本数は、土地条件や建築面積によって決められます。)

杭打ち 表

 

こうして事前に地盤調査を行い、その土地に適した地盤補強工事を行うことで一戸建ての地盤は保たれています。

ちなみに今の建築基準法では、全ての住宅が下記のレベルの地震に対応できる耐震性は備えています。

 

・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない

・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度

 

地震が起きると不安になりますが、自分の家がどのような地盤補強工事が行われているのかを知っておくことで、安心してお家作りを進めることができますよ。

 

 

杭打ちで地震に強い戸建ての基礎を固めよう

杭打ち工事は、軟弱な地盤の上に安定して家を建てられるようにする基礎工事です。

地震が多く、軟弱な地盤が多い日本では、建物を建てる時はほとんどの場合で杭打ちをすることになります。

 

地盤の状態や建物の重量などによって用いる杭や工法には種類があります。

 

戸建てを建てる前にはしっかりと地盤調査をして、必要な工事を行うことで、安心して住み続けられる家になりますよ。

 

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記事を書いた人
はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ

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