【2024年最新】大規模改修工事を三鷹で対応できる会社6選!

大規模改修工事 三鷹

マンションで快適にかつ安全に暮らしていくためには、定期的な修繕や改修が必要です。手入れをしていくことで老朽化や不具合を防ぎ、建物の価値を保っていくことができるためです。

定期的な大規模改修工事は、マンションごとに必要な時期が異なりますがおおよそ12年おきに必要といわれています。

そのため、所有するマンションの大規模改修工事が迫っている場合、「どのような会社が対応してくれるのか?」「どうやって選んだらよいの?」と悩んでしまうこともあるでしょう。

本記事では、三鷹市内のマンションに絞って大規模改修工事に対応できる会社を紹介します。選び方のポイントなども合わせて解説するので、よりよい大規模改修工事会社を選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。

三鷹で対応できる大規模改修工事会社のおすすめ6社を比較

会社名  株式会社新東亜工業 ベストウイングテクノ株式会社 株式会社サトコー 三和建装株式会社 株式会社カタヤマ 株式会社日装
所在地 東京都墨田区向島3-22-12 栗原ビル2F 東京都墨田区横川3-7-10 JU KINSHICHO NORTH TOWER2階 東京都三鷹市野崎2-1-13 東京都西東京市田無町1-12-6 神奈川県大和市つきみ野2-1-9 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル5F
資本金 1,000万円 5,000万円 2,300万円 1億円 1億円 1億円
事業概要 総合建設業 ・建築事業
・リフォーム事業
・不動産事業
・環境事業
・デザイン設計
・総合防水工事
・大規模修繕工事一式
施行/管理/請負
・建築一式工事 / 塗装工事 / 吹付工事 /
・防水工事 / 仮設工事 / 注入工事 / 内装工事 / その他工事
・大規模修繕工事
・塗装工事
・防水工事
・リフォーム工事
・ビルマンションの内外部改修工事
・給水管管内更新工事
・造園工事
・空調・給排水設備工事
・トータルインテリアのプランニング・施工
・カラープランニング
建築業許可No. 東京都都知事許可
(般-4)第142885号
特定建設業許可 東京都知事(特-30) 第895 号一般建設業許可 東京都知事(般-30) 第895号 東京都知事許可(特-1)第129557号 国土交通大臣(特-1)第14253号 国土交通大臣許可(特)第20715号 国土交通大臣 許可(特-2)第26087号
詳細

三鷹で対応できる大規模改修工事会社のおすすめ6選

ここでは三鷹で対応できるおすすめの大規模改修工事会社を詳しく紹介します。それぞれ特徴や強みを紹介するので、気になる会社があれば見出しに飛んでみてください。

株式会社新東亜工業


画像引用元:新東亜工業公式HP

新東亜工業がおすすめな人
  • 中間マージンのない自社施工会社に依頼したい人
  • 保証期間が長い会社を利用したい人
  • LINEで手軽に見積もりしたい人

株式会社新東亜工業は、大規模改修工事以外にも、解体工事・塗装工事・防水工事などさまざまな工事を請け負っている企業です。各種工事はすべて新東亜工業の職人が施工しており、高い技術力や丁寧な仕上がりを期待できます。

足場材はレンタル会社を利用するケースが多いですが、新東亜工業は自社所有のため、レンタル代金はかかりません。そのため中間マージンが不要で大幅なコスト削減が可能な点も特徴です。

大規模改修工事完了後に不具合が生じた場合は、10年の長期保証を利用できます。万が一不具合が起きた場合も、長期的なアフターフォローがあるため、安心して依頼できます。(ペンキの剥がれなど通常の経年劣化は対象外です)

また、電話やメールでの見積もり・相談は24時間対応です。LINEでも無料見積りをおこなっているため、日中の連絡が難しい人や休日にしか連絡できない人にメリットといえるでしょう。

会社名 新東亜工業
設立日 2012年1月
所在地 東京都墨田区向島3-22-12 栗原ビル2F
資本金 1,000万円
事業概要 総合建設業
建築業許可No. 東京都都知事許可
(般-4)第142885号

ベストウイングテクノ株式会社


画像引用元:ベストウイングテクノ株式会社公式HP

ベストウイングテクノ株式会社がおすすめな人
  • 施工実績が豊富な会社に依頼したい人
  • 費用を抑えて改修工事をしたい人
  • 綿密な打ち合わせをして計画を立てたい人

ベストウイングテクノ株式会社は創業60年以上、大規模改修工事や防水・塗装工事を含めて1万件の実績を積む会社です。

大手ゼネコンの下請けとして、マンション・アパートの大規模改修工事に携わってきたことで、厳格な施工基準を守ったまま高品質な自社施工が可能となっています。

また、一級建築士・一級建築施工管理技士など、修繕工事の資格を持つ職人が施工をおこなっているのも特徴です。修繕範囲や予算、希望工期なども綿密に打ち合わせできるため、満足度の高い工事を期待できるでしょう。

会社名 ベストウイングテクノ株式会社
設立日 1961年2月
所在地 東京都墨田区横川3-7-10 JU KINSHICHO NORTH TOWER2階
資本金 5,000万円
事業概要 ・建築事業
・リフォーム事業
・不動産事業
・環境事業
・デザイン設計
建築業許可No. 特定建設業許可 東京都知事(特-30) 第895 号一般建設業許可 東京都知事(般-30) 第895号

株式会社サトコー

画像引用元:株式会社サトコー公式HP

株式会社サトコーはこんな人におすすめ!
  • 三鷹市内の業者に依頼したい人
  • 工事数が豊富で実績のある会社に依頼したい人
  • 防水工事を得意とする会社を選びたい人

株式会社サトコーは三鷹市が本社を構え、東京のほか、神奈川県・埼玉県・千葉県をはじめとした関東を対応エリアとしている会社です。

年間の防水・大規模改修工事などの年間工事数は500件を超え、高い技術力や柔軟な対応力が期待できます。

また、トータルセキュリティアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しているため、大規模改修の診断と合わせて、防犯対策を含めた提案をしてもらうことも可能です。

株式会社サトコーのホームページでは、過去におこなった工事の実績を写真つきで掲載しているため、どのような工事をしているのかイメージが湧きやすいでしょう。(大規模改修工事の実績は今後追加される見込みです)

会社名 株式会社サトコー
設立日 2002年5月
所在地 東京都三鷹市野崎2-1-13
資本金 2,300万円
事業概要 ・総合防水工事
・大規模修繕工事一式 施行/管理/請負
建築業許可No. 東京都知事許可(特-1)第129557号

三和建装株式会社

画像引用元:三和建装株式会社公式HP

三和建装株式会社がおすすめな人
  • 幅広い要望ができる改修工事業者に依頼したい人
  • 建物全体の資産価値を上げる工事を依頼したい人
  • ビル・工場施設の改修工事をしたい人

三和建装株式会社は、1978年創業より大規模改修工事をメインとして実績を積んできた会社です。マンション以外にも、公共施設やビルの大規模改修工事など幅広く手がけています。

複数の補助金を活用した工事や耐震改修工事、外断熱改修工事、塗装防水工事など幅広い対応ができるのが特徴の1つとなるため、多数の工事が必要となる場合でも、対応してもらえる可能性が高いでしょう。

また、お客さまの細かい要望を取り入れる以外にも、建物の資産価値向上のための提案をおこなっているのも大きな特徴です。公式サイトには、大規模改修の豆知識も用意されているため、事前知識を身につけることもできます。

会社名 三和建装株式会社
設立日 1978年4月
所在地 東京都西東京市田無町1-12-6
資本金 1億円
事業概要 ・建築一式工事
・防水工事
建築業許可No. 国土交通大臣(特-1)第14253号

株式会社カタヤマ

画像引用元:株式会社カタヤマ公式HP

株式会社カタヤマがおすすめな人
  • 安全性を重視した改修依頼をしたい人
  • マンション改修専門の会社に依頼したい人
  • 実績豊富な会社へ依頼したい人

株式会社カタヤマは、マンションの改修工事をメインの事業として創業より38年おこなっています。

工事をおこなう際の従業員の安全はもちろん、改修工事対象に住んでいる入居者や近隣住民の安全を守ることを重要視しているのが特徴です。小さな子供でもわかりやすいような看板の設置をするなど、入居者目線で安全対策をおこない、事故のない工事を目指しています。

実際に、過去600棟の修繕工事の実績のうち、1件の労災事故も起こしておらず、安全性の高い工事をおこなっていることが大きな特徴といえるでしょう。

外壁工事や防水工事も得意としており、豊富な実績を持つからこそ、施工からアフターフォローまで安心して任せることができます。

会社名 株式会社カタヤマ
設立日 1985年4月
所在地 神奈川県大和市つきみ野2-1-9
資本金 1億円
事業概要 ・大規模修繕工事
・塗装工事
・防水工事
・リフォーム工事
建築業許可No. 国土交通大臣許可(特)第20715号

株式会社日装

画像引用元:株式会社日装公式HP

株式会社日装がおすすめな人
  • 居住者目線での修繕工事を依頼したい人
  • 創業60年を超える実績豊富な会社に依頼したい人
  • バリアフリーの知識がある会社に依頼したい人

株式会社日装は創業より60年以上の大規模改修工事の実績がある会社です。首都圏を中心に3,000件以上の実績があり、長年積み上げてきたノウハウや技術を用いて工事をおこなっています。

株式会社日装は、「すべての社員がサービス介助士」である大規模改修工事会社を目指しています。サービス介助士とは介助が必要な人へのもてなしの気持ちや、介助技術を身に着けたものが取得できる資格です。

建物とともに高齢化していく居住者がより快適に住めることが重要となるため、何が不自由で、何が必要なのかを考えたうえで、設計や施工している点が大きな特徴といえるでしょう。

会社名 株式会社日装
設立日 1961年7月
所在地 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル5F
資本金 1億円
事業概要 ・ビルマンションの内外部改修工事
・給水管管内更新工事
・造園工事
・空調・給排水設備工事
・トータルインテリアのプランニング・施工
・カラープランニング
建築業許可No. 国土交通大臣 許可(特-2)第26087号

大規模修繕工事の施工業者の種類

大規模修繕工事の施工業者の種類は、主に以下の3種類です。

  • マンション施工会社・管理会社
  • ゼネコン
  • 大規模修繕工事専門業者

それぞれの施工業者の特徴やメリット・デメリットについて解説します。

マンション施工会社・管理会社

マンション施工会社とは、マンション建築を請け負った施工会社のことです。大規模修繕工事に対応していれば、マンションの管理会社にも大規模修繕工事を依頼することができます。

マンション施工会社や管理会社は、工事を依頼したいマンションの構造や状況をよく把握している場合が多く、依頼しやすいでしょう。

マンションの管理会社は、修繕部門を持っている会社や関係会社に修繕・改善ができる部門・専門の改修工事会社と連携している場合があります。

管理会社のほうから、大規模改修工事を任せて欲しいと連絡が来たり、業者を紹介させて欲しいと提案される場合もあるでしょう。管理会社以外にも、区分所有者や管理組合の理事からも同様に声をかけられるケースもあります。

ゼネコン(総合建設業者)

ゼネコンは、設計・施工・研究を自社でおこない、マンションやビルの建築からリフォーム、大規模改修工事まで請け負う総合建設業者です。大手のゼネコンといえば、大林組、鹿島建設、大成建設などがあげられます。

知名度が高く実績が豊富で、高い技術力・人材力を持っているため安心感があります。ただし、工事は下請けに任せる場合もあるため注意が必要です。

大規模修繕工事専門業者と比較すると、工事費用は高くなる傾向にあります。

大規模修繕工事専門業者

大規模修繕工事専門業者とは、大規模修繕工事に特化している施工業者のことです。大規模修繕工事に関する知識や実績が豊富で、技術力も高いといえるでしょう。

自社施工になるため現場まで要望が伝わりやすく、きめ細かい対応も期待できます。また、下請けへの中間マージンといったコストがかからないのも大きなメリットといえるでしょう。

ただし、全国対応ではなく工事対応エリアが限られている場合がほとんどのため、あらかじめ対応エリアをチェックして依頼するようにしましょう。

大規模改修工事会社の選び方

大規模改修工事会社を選ぶうえで欠かせないのは、今までの実績です。ただし、実績以外にも見ておくべきポイントがいくつかあるため、ここでは実績やその他のポイントについて詳しく解説します。

今までの実績

一番見るべきポイントは今までの施工実績でしょう。社歴の長さや施工実績の件数も重要ですが、大規模改修工事の実績件数を見るのがおすすめです。

特に、扱ったマンションの件数や規模、工事の内容に注目して見てください。ビルやマンションなど大規模の建物の改修工事は、居住者がいるなかで工事をおこなっていきます。安全に工事を進める方法や住民との接しかたなど、気をつけるべきポイントが複数あるため実績が重要です。

このポイントを抑えず工事を進めていくと、トラブルやクレームにつながりかねません。大規模改修工事を成功させるためには、きちんと確認をしておく必要があります。

プレゼンテーション能力をチェックする

依頼したいと考える会社が複数絞り込めたら、次は提案をおこなってもらいます。その際、重要なのは、それぞれの会社の工事に対する姿勢や、コミュニケーション能力です。

住民に対して工事のスケジュール告知や、工事中におこる騒音や振動・臭いに対する対策やセキュリティなど、会社の姿勢はそれぞれ異なります。どのような方法を取るのか聞いておくことで住民に前もって伝えておくこともできるでしょう。

定期的に進捗状況などをきちんとおこなってくれるのかも確認しましょう。コミュニケーションがきちんと取れない会社の場合、工事中のトラブルやクレームが発生した場合、うまく対応できない可能性があります

アフターサービスの内容を確認する

大規模改修工事は多額の費用をかけておこないます。工事をおこなった範囲内に問題が起きた場合は、施工会社にできるだけ速やかに対応してもらわなければなりません。

施工会社によっては保証内容やアフターサービスが異なります。アフターサービスの内容や保証によっては、不具合がおきた場合、マンションの管理組合が有償で対応するケースもあるため、積立てた修繕費が減ることになります。

今後の大規模改修工事に大きな影響が出てしまうため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

マンション施工会社や管理会社だけで検討しない

大規模改修工事に限らず、マンションで不具合が起きた場合などは、マンション施工会社や管理会社に工事を依頼をしようと考えることは珍しくありません。

しかし、比較せずに依頼を決めてしまうと、相場よりも工事費用が高くなってしまう可能性があるため注意が必要です。

また、相場や実績がわからない状態で管理会社に紹介されたとおりにお任せすると、リベート(*)や工事内容などについて後々トラブルにつながることもあるでしょう。

マンション施工会社や管理会社でなくても改修工事はできます。複数の会社から見積もりや提案を受けて、比較して選ぶようにしましょう。

※リベート:割り戻し金のこと。大規模改修工事を依頼することで、管理会社が施工会社から手数料や賄賂を受け取り問題となることがある。

大規模改修工事までの流れ

大規模改修工事は、発注候補企業の決定まで、以下のような流れで進みます。

  1. 工事仕様書・見積り明細項目の作成
  2. 業者選定条件の作成
  3. 見積り依頼
  4. 候補者を絞る
  5. ヒアリング・プレゼンテーション
  6. 発注候補企業決定

まずは管理組合や理事会で改修工事のための委員会を発足させます。委員会を発足せずにおこなうことも可能ですが、通常の業務と合わせると膨大な作業が発生するため、別に立ち上げておくケースが一般的です。委員会内では、建物の調査をおこないどのような工事が必要か、マンション住民の意見を聞きまとめます。

工事仕様書や見積り明細項目作成後は、工事を依頼する業者選定条件を作り、見積りを依頼します。候補をいくつか決めたあと、候補社全社出席のプレゼンテーションの場を設けましょう。プレゼンテーションの結果を踏まえ委員会の総会を開き、工事の内容やかかる費用・期間など、工事計画の内容を説明し決議を取ります。

総会で住民の決議を取り合意が得られたら、発注先企業へ依頼し契約を締結します。着工の1ヵ月程度前には、工事説明会を開き工事期間内の注意点や、工事内容の説明を丁寧におこないましょう。住民が住んだまま工事はおこなうので住民の理解をえる必要があります。説明会で住民から出た疑問や意見は、施工をおこなう会社にも共有しましょう。

大規模改修工事会社の選定方式と発注方式

マンションの改修工事をするための体制が整ったあとは、どの会社に依頼するのか・どのように発注するのかを決めていきます。

選定方式と発注方式にはいくつかの種類があるため、それぞれの特徴やメリットを説明します。

選定方式

大規模改修工事を依頼する際は会社の選定が必要となりますが、その方式として、見積り合わせ方式・特命随意契約方式・入札方式の3パターンがあります。

見積り合わせ方式とは、発注先となる複数の会社へ見積りを依頼する方法です。見積り書の金額や仕様・内容・技術水準を総合的に比較して決められるメリットがあります。

特命随意契約方式は、特定の会社を指名し契約を結ぶ方式で、信頼の置ける発注先を知っている場合は安心して契約を結べるでしょう。

3つ目の入札方式は、工事を請け負いたい複数の会社の中から、入札をしてもらい契約する業者を選ぶ方式のことです。入札価格で選ぶ方式のため価格を抑えることができるのがメリットです。

発注方式

大規模改修工事会社に発注する際は、おもに責任施工方式・管理会社施工方式・設計監理方式の3パターンがあります。

責任施工方式とは、発注先企業である大規模改修工事会社に、調査から施工まですべてを任せる方式です。要所要所でチェックしなければならない点はありますが、打ち合わせの手間を省くことができます。

マンションの管理会社に施工を依頼する方式のことを、管理会社施工方式と呼び、マンションの状態をよく知っているため、安心して任せられます。

設計監理方式は、施工する会社と設計および監理する会社を分けて契約する方式です。それぞれの業務を有資格者がおこなうため、発注者側の要望や希望を取り入れ適切な工事をおこなうことができます。

大規模改修工事会社に関するよくある質問

最後に大規模改修工事に関するよくある疑問について答えていきます。

大規模改修工事に携わる機会はそう多くないため、疑問点や不安点を持ってしまうことも少なくありません。同様の不明点を持つ場合は、しっかり解消したうえで工事に望みましょう。

大規模改修工事はどのくらい費用がかかる?

国土交通省が発表している、令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査によると、1戸あたり100万円から125万円かかっているケースが最も多く、次に75万円から100万円が多くなっています。

建物の規模やおこなう工事の内容・依頼する業者によっても費用は異なるため、参考程度にしておくのがおすすめです。

“参考:国土交通省「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」”

工事期間はどのくらいかかる?

大規模改修工事は、計画を立てる準備段階を含めるとおよそ2年から5年程度の期間が必要です。費用と同じように、期間もマンションの規模やおこなう工事内容によって期間は変わります。築年数がたったマンションのほうが修繕箇所も増える傾向にあるため、期間も長くなります。

工事期間だけを考えると30戸程度の小規模マンションであれば3ヵ月程度、60戸程度の中規模マンションになると5ヵ月程度、100戸の大規模マンションになると6ヵ月から1年かかると想定しておくとよいでしょう。

作業をおこなう曜日と時間は?

工事を実施できる時間や曜日は、騒音規制法によって定められています。東京都の場合は、住宅地工事をおこなう際の規制条件は以下のとおりです。

  • 作業時間帯は7時から19時まで
  • 1日あたり10時間まで作業可能
  • 同一場所では連続して6日まで作業可能
  • 作業日は日曜・祝日でないこと

上記の規定があるため、日祝祭日をのぞく月曜から金曜までの8:30~18:00を作業できる時間と定めていることが多いです。資材搬入などのためにトラックが出入りする場合は、安全確保のため近隣住民の通学通勤が終わる時間をトラックの出入り時間と決めていることが多くなります。

まとめ

三鷹エリアで大規模改修工事の対応ができる会社について6社紹介してきました。それぞれ特徴や強みは異なるため、自身のマンションにどの会社が適しているのかをきちんと見極めて選ぶのがおすすめです。

選ぶ際には実績の豊富さはもちろんですが、プレゼンテーション能力やアフターサービスの内容を確認することも重要です。のちのトラブルを防ぐという意味では、マンションの利害関係者からの紹介で選ぶのはおすすめしません。

マンション建築時の施工会社に依頼するケースが多いと考えられますが、他の工事会社でも十分対応できるため、複数の工事会社に目を向けて選ぶようにしましょう。

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