The JOHNSON STOREってどんなとこ?ジョンスト館長さんに聞いてみました。
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#アイテム#おでかけ#お土産#カフェ#ショップ#スイーツ#家具・雑貨
はれ暮らし編集部2018.12.04

「ライフ・ミーツ・ジョンソン」と札幌のライフスタイルシーンに突如現れたザ・ジョンソンストア。謎めいたCMや、概観からはわからない店内の様子など、「あそこって、どんな場所?」とわくわくさせてくれる一方で、ちょっぴり全貌がわかりにくいのも事実。
そこではれ暮らし編集部は、ジョンソンストアの館長・酒井さんを直撃。各店舗や、スペースについていろいろ語っていただきました。
The JOHNSON STORE
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西6丁目4-1
TEL:011-209-3919(代表)
営業時間:11:00-19:00(不定休)
あなただけの定番をみつける。
● inZONE with ACTUS(1階)
2019年11月17日にグランドオープンした「The JOHNSON STORE(ザ・ジョンソンストア)」は、南1条西6丁目の電車通り沿い、モノトーンのコントラストが美しいビルの1・2階にあります。札幌の方には「旧東急ハンズの跡地※」と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
※現在東急ハンズは札幌駅前の東急百貨店に移転しています。

1階は全フロア、inZONE with ACTUS(インゾーネウィズアクタス)の新店舗。暮らしのすべてを提案できる場所であるザ・ジョンソンストアの顔を務めます。
既存店で扱われていた商品に加え、ジョンソンストア店では「THE(ザ)」の取り扱いをスタート。「直営店以外では全国ではじめて」店頭で販売されるというこのブランド、どんな特徴があるのでしょう?
「中川政七商店の中川淳さんと、アートディレクターの水野学さん、デザイナーの鈴木啓太さん、この三人がつくったブランド。「ザ」と呼ばれるような新しい定番をテーマに、オリジナルアイテムを開発したり、日本の伝統企業とコラボレーションしています。僕自身ファンですが、本当にセンスのいいアイテムばかり。どうしてもとお願いして、今回お店に置けることになりました」


ぱっとみるとひかえめな商品たちですが、じっくり眺めれば定番を意識した堅実なつくりのものばかり。解説を眺めるだけでもわくわくしますね。
これは「THE」だけじゃなく、インゾーネのほかのアイテムでも同様です。ヨーロッパのブランド家具や、アクタスオリジナルの「SLOW HOUSE(スロウハウス)」も、長く使われ続けている商品だからこそ備えた魅力がたっぷり。

日本茶で、ほっと一息つきませんか。
●JOHNSON’S TEA LOUNGE(2階)

2階へあがってすぐ目の前に現れるのが、「JOHNSON’S TEA LONGE(ジョンソンズ ティーラウンジ)」。
電車通りを眺めながら、のんびり日本茶を召し上がっていただけます。
お茶請けのお菓子には、カヌレやスコーンなど洋風なものが勢ぞろい。和と洋の組み合わせが意外とマッチしますよ。
季節限定メニューもあり。冬場は「ほうじ茶チョコラテ」、夏場は「和三盆レモネード」など四季折々の雰囲気を味わえます。

なぜ、あえて日本茶?その理由を館長さんに尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「コーヒー屋さんはもうたくさんありますし、僕たちがやらなくても、誰かが素敵なお店を出してくれるだろうなと思いました。だったら、今の札幌に溢れてないもの、たとえばお茶の新しい提案ができるお店はどうだろうという話になったんですね。お茶の香りってどこかほっとしませんか。ほうじ茶なんかはカフェインも少なく、ヘルシーな飲み物として注目されてますしね」
来店されるお客さまは、若いカップルだったり、ご年配の方だったり、ビジネスマンや、女子会っぽい雰囲気の方など、ほんとうにさまざま。
「おしゃれなカフェって感じに見えると思いますが、お一人でも、お連れ様同士でも、気軽に使っていただけたらうれしいです。ちょっとしたお仕事にも使えるようにフリーwifiや電源が取れる席もご用意しています。ぜひ一度、ご来店ください」
JOHNSON’S TEA LOUNGE
トレンドを取り入れた、メンズライクな最新ショップ。
●Naturie Studio Supply(2階)

1階のインゾーネとはちょっと違う趣のインテリアショップが、ティーラウンジのすぐ横にあります。こちらが「Naturie Studio Supply(ナチュリエスタジオ サプライ)」。
南郷の「Naturie Studio(ナチュリエスタジオ)」のアイテムから、「インダストリアル」「メンズライク」なものをぎゅっと集めたお店です。
「このお店はトレンドをかなり意識しています」という酒井さん。お店の一角にはアウトドアブランド「Snow Peak URBAN OUTDOOR(スノーピーク アーバンアウトドア)」も。

「スノーピークさんは社員にもファンが多くて。サプライではとにかくメンズライクを
意識しました。ここのアイテムを揃えていけばお部屋がかっこよく、センスアップするように」
併設のグリーンショップでは、インテリアのアクセントになるグリーンを提案しています。育てるのが難しそうにみえるグリーンですが、手のかからない品種もありますので、気になるものがあったらぜひスタッフさんに尋ねてみてください。

Naturie Studio
新しい発見を毎月発信。
●ROOM CURATION(2階)

ワークショップルームの手前にあるのが、キュレーションスペース。
ギャラリー、ポップアップショップ、ローカルカルチャーの展示、プレゼンテーションなど。The JOHNSON STOREがさまざまなジャンルからセレクトした、暮らしを彩るトレンドをいち早く発信します。
「おもしろいモノやコトって、アンテナ感度が高い人だけのものじゃないと思っていて。もっといろいろな人に、このエリアのことや札幌のこと、日本のことを知ってもらって、毎日を楽しむヒントにしてもらいたいです」
このときは「GO ODORI WEST」と題し、ジョンソンストア周辺のちょっと珍しい・おもしろいお店を紹介していました。今後は企業とのコラボや展示会、個展などを予定しているそう。思わず立ち寄ってしまうスペースになりそうですね。
現在開催しているイベントはこちらから
https://www.johnsonstore.jp/curation/
ワークショップで体験を楽しむ。
●ROOM WORK A&B(2階)

奥のほうへ進むと、ガラス張りのかっこいい空間が。こちらでは暮らしを楽しむきっかけになるワークショップを開催。30~40名入れる広々としたスペースです。
グリーン、フラワーアレンジメント、お酒、料理、掃除、子供向け etc…多様なワークショップが用意されていました。これなら、必ず「やってみたい!」が見つかるはず。

「皆さんの暮らしがもっと楽しく、もっと自分らしく、輝くための場所です。ワークショップは参加して終わりではありません。学んだ知識を活かしたり、作ったものをお部屋に飾ったり、きっと新しい発見がありますよ。ご参加はもちろん、ワークショップを開催したい!という方も大歓迎です。」
こちらはレンタルスペースとしてもご利用いただけます。
現在開催中のワークショップはこちらから。
子どもの感性を刺激する。
●ROOM KIDS(2階)

空間も玩具もあえてモノトーンを意識した、The JOHNSON STOREらしいクリエイティブなキッズルーム。コンセプト「暮らしは遊び」にぴったりな、のびのび遊べるスペースです。
「大人っぽくしているので床がフワフワだったりはしていません。そんなところも大人社会の勉強と思って、どんどん使って頂きたいと思っています」
スペース横にはベンチ・テーブルも完備されているので、子供たちが遊ぶ姿を眺めながら、パパとママはジョンソンズティーラウンジのお茶をテイクアウトしてゆっくり過ごす…なんて使い方もできますよ。
●ザ・ジョンソンストアの伝えたいこと

最後に、来店される方に伝えたいこと、ありますか?と尋ねてみました。すると、
「僕たちがやっていることって、究極は暮らしの提案だと思うんですね。」
という酒井さん。どういうことか、もう少し詳しくお願いします!
「ここの母体となるジョンソンホームズはもともと住宅会社だったけど、インテリアショップを始めました。なぜって、家は外側だけじゃなく、内側もあって初めて完成するって考えているから。もっというと、それは家具や雑貨っていうアイテムを通して、暮らしそのものをつくっていくってこと。
でも、インテリアの販売だけで暮らし提案と言えるのだろうか?と疑問がわいて、社員達のアイデアをもとに、ジョンソンホームズの暮らし提案に時間軸と学びと体験をまとめた場所を作ったら楽しいのでは?と。
ティーラウンジでゆったりくつろぐ時間、ワークショップスペースで楽しむ時間。キュレーションスペースでいろんな発見をしてもらうこと。
さらには住宅づくりやリノベーション、リフォームを通じて、こういう空間で暮らしたいとか、かっこいい、おしゃれな空間に住みたい!っていうお客様の、理想の暮らしづくりのお手伝いをできればと考えています」
酒井館長、お忙しい中ありがとうございました!

The JOHNSON STORE
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西6丁目4-1
TEL:011-209-3919(代表)
営業時間:11:00-19:00(不定休)
立体駐車場(建物南・裏口側)
一時間300円(3,000円以上お買い上げのお客様は一時間無料となります)
ハイルーフ7台、ロールーフ38台。
※中通りは一方通行です。西からの進入ができませんので、お気をつけください。
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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