FMノースウェーブがジョンソンホームズのグループ会社に!ラジオの魅力に迫る!
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白崎 貴子2024.10.05
2024年8月に(株)FM NORTH WAVE(以下ノースウエーブ)が山地ユナイテッド(株)の子会社となり、FMラジオ局がジョンソンホームズのグループ会社となりました。
住宅会社とラジオ局?!と突拍子もない組み合わせに見えるかもしれません。
しかし、私たちは音楽の魅力を発信し、好きな音楽と出会えたり、音楽を通じて繋がることのできる【FMラジオ】というメディアを持つことで、インテリアショップ・飲食店と同じように、様々なシーンでよりたくさんの方々に関わることができ、幸せのお手伝いができると考えています。
今回はノースウエーブの編成部長・畠さんに、ノースウエーブの魅力や世の中に新しい価値を提案し続けるラジオの楽しさについてインタビューしました!
FMノースウェーブの魅力とは?編成部長 畠さんにインタビュー
—-ノースウエーブが私たちのグループ会社に…!大変嬉しいです。北海道第二のFM局として始まったノースウエーブはどのように支持されていったのでしょうか。
「1993年に開局しましたが、当時はJ-POP全盛期。北海道では洋楽を楽しめる機会がなかなか無い時代でした。
【ONE GROOVE ONE NATION】を掲げ、時代も人種も国境も越えて、一つの音楽で一つになることをコンセプトにし、”Groove(グルーヴ)”をキーワードに選曲を行うミュージックステーションとして開局しました。」
「ノースウェーブがプロデュースする最先端のクラブイベントスペースclub one-eightyを誕生させたり、当時はまだ珍しかった外車のアストロにラッピングを施し、中継車「GROOVE BUS」と名付けて、札幌市内を中心に各地を巡っていたりと様々な取り組みも行ってきました。
その中で、「まだ世に出ていないけれどカッコいい」。そんな一線を画したアーティスト発掘し応援してきたことが支持されている理由だと思います。
例えば、まだ無名だった宇多田ヒカル初のレギュラー番組『WARNING:HIKKI ATTACK!!』という番組を始めたのは実はノースウェーブなんです。他にも、JUJU、ゴスペラーズ、スガシカオ、BONNIE PINKなどノースウェーブと縁の深いアーティストの活躍はとても嬉しく、誇らしいですね。
そんな音楽をセレクトしているというところがノースらしいのではと思っています。」
オフィス内に飾られている大量のアーティストサイン入りポスター
—-ノースウェーブはアーティストさんもですが、ヒロ福地さんや、森ルナさんなどのレジェンドDJを輩出している局という印象です。影響力のあるファンの多い局として大切にしていることを教えてください。
「それで言うと、音楽や情報に真摯に向き合う姿勢を大切にしていることかなと思います。
ラジオは“音”で伝えるメディア。情報を発信するDJには大切な内容を声のみで伝えてもらうので、まじめに向き合って発信してもらうようにお願いしています。
また、音楽を届けるラジオ局として、アーティストとの近さも大切にしてきました。
Skoop On Somebodyは、自分の番組を担当していた当時のディレクターを尊敬し、今でもその教えを守りながら活動を続けているようです。また、 デビュー当時番組を持っていたJUJUがなかなか売れず最後のシングルになるかも・・・という『奇跡が望むなら』の大ヒットを、ラジオ番組を続けながら見ることが出来たというのは思い出の一つですね。
放送は止まることが無いので、24時間365日局には誰かがいるような状態。
毎日のことだからこそ、まじめに向き合い続けたいです。」
—-素敵な姿勢ですね。そんなノースウェーブは2023年、開局30周年を迎えましたよね!アニバーサリーイヤーの印象的な出来事はありましたか?
「色々ありましたが、一番は記念ソングを作ったことですね。
楽曲をつくるというのが新しい試みだったのと、クラウドファンディングでリスナーと一緒に作れたのが印象深いです。
その楽曲のお披露目イベントをサッポロファクトリーで行ったのですが、普段はラジオ越しで会えない多くのリスナーの顔が見ることができて嬉しかったです。」
ラジオの魅力とは?
—-ラジオは「リアルタイム性」と「リスナーのつながり」という魅力があると考えています。ラジオの温かみを感じた出来事があれば教えてください。
「ラジオって一対一で聞いている感覚になり、DJに対して親近感を持ってくれるリスナーがとても多いんです。
メッセージを送ってくださる方、送らないでいつも聞いてくださる方と様々ですが、こんな事がありましたという日常をDJのトークや音楽を通じて寄り添えるように、季節に合う音楽や情報をセレクトして発信しています。
ラジオは匿名性が担保されているメディアなので、安心感を持ちながらやり取りができて、誰かの心のよりどころになっていたら嬉しいなと思って仕事をしています。」
大量のCDに囲まれるディレクターデスク
—-音楽に特化したラジオ局としてリスナーに新しい価値を発信し続けるために、どのように音楽を発掘していくのでしょうか?
「日々の番組の中でディレクターの方でチョイスすることもあれば、レコード会社さんから楽曲をオススメされて「これは!」と発掘できる場合もあります。
ディレクターは日々楽曲を聴いていて、1時間番組だとだいたい8曲以上はセレクトしています。ディレクターによって、ジャンルへの精通度は変わりますがかなりの数を聞いてストックを増やし、毎日聞いてくださるリスナーが楽しんでくれるように音楽を届けています。」
ラジオの楽しさと日常での取り入れ方
—-音楽に特化したラジオ局として、音楽が生活の中でどのような役割を果たすと考えていますか?
「音楽には様々な要素があって、メロディだけではなく、歌詞も重要な役割を果たしますよね。
例えば失恋のお便りが来たのに選曲でハッピーな歌詞の曲を流されたら失望させてしまう。リスナーに寄り添う選曲をすることをディレクターは考えています。
寄り添い方はいただいたメッセージだけではありません。
晴れの日には晴れの選曲、土砂降りの日には雨の選曲。時期とか暑さ寒さとか生活に密着したチョイスの仕方をしています。
「あの時に、この音楽聞いたな…」、「この時期になったらコレかかるよね。」というシチュエーションを作りだすことを意識して季節を感じ、時間を共有するものという役割だと思っています。」
ノースウェーブのこれから
—-これからのノースウェーブで畠さんがやりたいことはありますか?
「いい音楽は人によって違うけど、「ノースウェーブがお勧めするからいいよね。」と思ってもらえるかっこいい音楽をどんどん世に出していきたいです。
例えば、今は隣あわせの番組で同じ曲をかけないようにやっているNORTH WAVE独自の常識を「かっこいいからオンエアしたい!」という曲ならば同時にかけてもいいじゃない!といった、常識とは異なるけれど、アーティストを盛り上げることのできる仕掛けを試していきたいですね。」
「ラジオの良さはたくさんのリスナーと時間を共有できること。
しかも、新聞だったら「購読」という形になりますが、リスナーは無料で情報を受け取れる。
誰かが伝える情報ではなく、耳馴染みのあるDJからの情報なら同じ内容でもリスナーに届きやすい。そんなメディアだと思うんです。
これからも北海道のみなさんに音楽のある幸せな時間を届けると同時に、一緒にGrooveを楽しめるメディアであり続けたいです。」
ラジオを通じて広がる新しいライフスタイル
圧倒的な情熱をラジオと音楽に注ぎ続けたノースウエーブだからこそ、たくさんの人に影響を与え続けているんだなと感じた時間。
グループ会社として誇らしく思うと同時に、ジョンソンホームズのお客様を含め、リスナーさんが住んでからの暮らしがより豊かになるような発信をしていきたいと強く思いました。
ラジオに馴染みが無かった人も、ヘビ―リスナーも、radikoでいつでもどこでも聞ける今、ノースウエーブの音楽でGrooveに浸ってみませんか?
話を聞いた人
畠 賢司 さん
株式会社 FM NORTH WAVE執行役員編成部長
2001年にノースウエーブへ入社。
現在は編成部長としてタイムテーブル作成やリスナーのニーズに沿った番組を組み立てるなどラジオ局の中核を担う。
82.5 FM NORTH WAVE HP:https://www.fmnorth.co.jp/
- 記事を書いた人
- 白崎 貴子 ジョンソンホームズ マーケティング室
衣食住を自分好みにアレンジするのが好きです。
特にお家で好きなラジオをかけながらゆっくりご飯を作ったり、お花や緑が目線に入ったりすると心が落ち着きます。