小さなアトリエから生まれた大きな変化
お花の仕事をしているすずなりさん。
京都で活け花の学校に通い、関西のお花屋さんで働いていたこともあるそうです。
6年前、札幌で中古の戸建てを購入しリノベーションする際、自宅に小さなお花のアトリエをつくりました。
当時は2歳と0歳のお子さんの子育て中。すでに「すずなり」という屋号を決めてインスタグラムをはじめ、お花の作品をネットで販売していました。
「落ち着いたら自宅のアトリエでワークショップができたらいいなと思っていたんです。それが、近くのカフェにお花を置かせてもらうようになって、別のカフェを紹介され、お花を売るイベントやワークショップに誘ってもらって、いつの間にか仕事の幅が広がりました」
卒園式の花束やお店のディスプレイのオーダーに丁寧に応じるうち、ウエディングのブーケや、イベントの装飾など、さまざまな仕事が舞い込むようになりました。いまアトリエは主にお花の受け取り場所として活用されています。
「すずなりの屋号は、実が連なってたわわにみのるように、どんどんつながっていく意味を込めたので、その通りになって自分でもビックリしています」
ジョンソンホームズとの出会い
以前は賃貸のマンションでしたが、お子さんが2人になってマイホームを考えるようになりました。お花を扱うスペースがほしいから一戸建て、無理のない予算内でつくりたいから中古がいいかな、と、最初から絞っていたそうです。
「COZYの中古住宅専門店を訪ねたとき、担当してくれたのが営業の石黒くん。
『すごくいい物件があるから、見に行きませんか』と最初に案内されたのがここでした。転居予定のご夫婦がまだお住まいで、家の中を見せてくれて…。玄関横の和室をお花のアトリエにしたらどうかと石黒くんが提案してくれたんです」
今ある家のかたちを活かしつつ、自分たちらしいカスタマイズを考えるのは、すごく楽しい作業だったそうです。
「私たちの要望をかなえてくれたのは設計の草刈さんです。アトリエに外から直接出入りできる階段も造ってくれました」
営業の石黒とは新居に引っ越してからも、ひんぱんにやりとり。今では個人ラインで連絡を取り合い、「お姉ちゃん」と呼ばれるほど仲良しに。「結婚式にも招待してくれました!」
ここに引っ越してきて良かった
「引っ越してきたときは誰も知り合いがいなかったのに、地域の方がいい方ばかりで…。近所の方が『おかえり』って声をかけてくれるし、仕事で遅れるときも子どもを見てくれる。本当に令和?昭和じゃないの?っていうくらい(笑)。ここだから、きっと仕事もうまくいったんじゃないかと思うくらい支えてもらって、本当に感謝しています」
そんなすずなりさんのご自宅には、あちこちにお花やグリーンが飾られています。
「首から折れたお花とか、生け込みで鮮度が下がってきたものを、もったいないから飾っているだけ」と言いますが、ガラスの器の水に花を浮かべたり、一輪挿しを並べたり、センスの良さが光ります。
小学生のお子さんは、ママの仕事をそばで見ているせいか、花器をくるくる回しながら上手にアレンジメントをつくるそうです。
すずなりさんのお客様にも「季節の花や枝ものを飾ると、家をきれいにしたくなる」と言う方が多いとか。確かに生花があると、気持ちが自然と明るく前向きになる気がします。
自分らしい働き方を探して
すずなりさんの末っ子ちゃんはいま1歳。活発に動くので、おんぶしながらお花をつくることもあったそうです。
「前は働き過ぎてしんどくなった時期もあったんですけど、去年3人目の子が生まれてからは、ワークライフバランスを意識しています。注文が入っていても夜はスマホをチェックしないで、あとから返事するようにしたりとか」
多忙な中でもジョンソンホームズの感謝祭に出店したり、ライフスタイル倶楽部でワークショップの講師を務めてくれたりもしています。
「忙しいからできないと諦めるんじゃなくて、忙しくても友達と遊んだり、スイーツを食べたり、自分の好きなことをするのが大事かな。私、下の子が生まれる前は、仕事をしながら週5でヨガに行ってたこともあるんですよ」
子どもたちが小さいのは今だけなので、家族との時間を楽しみながら、自分のできる範囲で働きたい、と考えているすずなりさん。今日も自然体で子どもたちとお花に向き合います。
この家を建てた、
ジョンソンホームズの住宅ブランド
住みたいエリアで賢く、
新築よりお得に理想の家を。