「家でも、プロの味を楽しみたい!」。札幌でお薦めのテイクアウト3選!
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#お土産#ごはん・食べ物#ショップ#テイクアウト#秋
はれ暮らし編集部2022.07.29
食欲の秋ももう終盤。皆さんはこの秋もう美味しいものを十分に満喫しましたか? 今回はザンギ、サンドイッチ、お弁当と、開店前から並ぶお客さんもいるテイクアウトのお店を紹介します。「いつもより美味しいものを食べたいけれど、小さい子がいるから外食には気兼ねがある」「体調上、外出が難しい両親にプロの味を食べさせたい」「忙しくて料理をする時間がない」など、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。
味の決め手は塩。元・和食職人が店主の「塩ザンギとお総菜 ひろちゃん」(南区澄川)
地下鉄南北線澄川駅から徒歩5分ほど、福住・桑園通沿いにある「ひろちゃん」。主婦や学生、会社帰りの男性など、性別・年齢を問わない幅広い層のお客さんが次から次へと訪れる人気店です。店名からも分かる通り、看板商品は塩ザンギ。店主の石崎裕司さんは元は和食職人で、約15年営んでいだ居酒屋で塩ザンギが評判となり、有名デパートや大手スーパーからも「そちらの塩ザンギを扱わせてほしい」と引き合いが絶えなかったことなどから、このお店を開きました。
塩ザンギの味の決め手は塩と揚げ方。石崎さんがこだわり抜いて選んだ自然塩を海外から取り寄せ、角のないまろやかな味で鶏肉の旨みを引き立てます。油は一日に2回は丸ごと交換して常にフレッシュな状態を維持。じっくりと時間をかけた特別な揚げ方で肉のなかの余分な水分を飛ばし、肉の旨みをギュッと閉じ込めたジューシーでパリッとした食感に仕上げています。すぐに持ち帰れるよう、揚げたザンギも常時用意するほか、事前予約または店頭で約10分待てば揚げたてを用意してもらえます。
ザンギと相性のよい総菜も、ほぼすべてが日替わりで20種類弱登場。肉、魚、野菜を組み合わせ、栄養や色どりのバランスにも配慮がなされます。商品が並ぶのはピカピカに磨き上げられたガラスの内側で、外のホコリがかからないよう衛生面にもしっかり配慮。ザンギは重さまたは個数を指定しての量り売り、総菜は大パックまたは小パック2つのサイズから選べ、商品ごとに値段が決まります。ご飯に特Aランクの道産ふっくりんこを使用し白米か玄米かを選べるお弁当は、ボリュームたっぷりで、男性にも人気です。
▲ザンギは写真の量で200g540円(税別)。ニンニクの香りと甘辛の味付けがたまらないナスのネギソース小280円、やさしい味付けで毎日でも食べたいごまあえ大440円。
店頭には「塩対応しかできません」というユニークな幕がかけられていますが、スタッフはみなさんフレンドリーで気持ちのよい接客が受けられます。毎年大好評のおせち(3段・3~4人前・18,000円)も予約受付中です。
塩ザンギとお総菜 ひろちゃん澄川本店
札幌市南区澄川5条3丁目1-20
TEL. 011-815-0326
営業時間/11:00~21:00
定休日/水曜日
※ひろちゃん北24条店:札幌市北区北24条西3丁目1-2 ツクモビル1階
開店前から行列。超厚切りパンにたっぷり具材が嬉しい「ことにサンド」(西区山の手)
地下鉄琴似駅から徒歩約10分、国道5号線沿い・マックスバリュ琴似3条店向かいに今年7月にオープンした「ことにサンド」。1つ400gにもなる厚切りのサンドイッチが人気をよび、平日でも開店前から並ぶお客さんが絶えず、閉店時間前に完売となる日も少なくありません。でもどうしてこんなに厚切りのサンドイッチを…? 店長のChicoさんに聞いてみました。
「当店のコンセプトは『日々に幸せを』。厚切りのサンドイッチを食べると、誰でも大きな口を開けますよね。そうしたら口角が上がって自然に笑顔になりませんか。笑顔で美味しいものを食べて、たくさんの方々に幸せになっていただけたら、というのが私たちの願いなんです」
厚切りパンでサンドイッチを作るために、パンの美味しさもとことん大切にします。主材料の小麦粉には、口溶けよく仕上がる十勝産・春よ恋と、もっちりとした食感が特徴の道産・ゆめちからをブレンド。小麦のおいしさを引き出すために低温熟成を行い、生地にしっかりと水分を含ませる湯種製法でパン作りを行います。系列店であるバルや居酒屋でのノウハウを生かし、具材も本格的な味わいのものばかり。ベーコンやザンギ、ローストビーフ、スパイシーチキンなどの食事系、フルーツやティラミスなどのスイーツ系合わせて10種類以上が用意されますが、人気の品は開店後1時間ほどで売り切れとなることも。どれも男性でも大満足のボリュームにもかかわらず、女性や子どもでもペロリと完食してしまいます。プレーン、コーヒー、抹茶の3味がある食パン(各1斤600円税別)、パンの耳も好評です。
▲上段左「ハーフ&ハーフ(夢見る!たまご&明太ポテト)」(500円)、上段右「普通のフルーツ」(500円)、下段「ことにサンド~BLTC~」(550円)
イートインコーナーもあり(1ドリンクオーダー必須)、ここでは店内限定・持ち帰り不可のフレンチトーストを楽しむこともできます。甘~い卵液がたっぷりとしみ込んだ自慢の食パンがクレープ生地に包まれて、道産生クリームとマスカルポーネのホイップクリームやメープルシロップとのハーモニーはまさに幸せな美味しさです♪
▲とろもちフレンチトースト(ドリンク付き1,200円)
ことにサンド
札幌市西区山の手5条1丁目1-1
TEL.011-699-5174
営業時間/11:00~18:00(17:30LO。売り切れ次第閉店)
定休日/火曜日
肉屋さん直営、上質のお肉の味わいを噛みしめる贅沢なお弁当「OBENTO29」(白石区白石)
JR白石駅から徒歩7分ほど、白石・中の島通り沿いにある「OBENTO29(オベントウニジュウキュウ)」。20年以上にわたる実績を持つ食肉加工会社「FOOD29 Inc.」が、今年4月にオープンした持ち帰り弁当専門店です。メインとなる食材はもちろんお肉。生産者との密接なコミュニケーションで培った信頼関係をもとに、高品質で本当に美味しい食材だけを扱い、手作りのソースや添加物・保存料無添加の調味料で素材の旨みを引き出します。
長年お肉を扱い培ってきた調理技術を生かしたOBENTO29の肉料理はどれも絶品揃いですが、なかでも人気が高いのが「レアとんかつ弁当」(1200円税込)。こちらのとんかつは、通常の豚肉より2倍、旨味成分のアミノ酸を含む余市町北島農場産ロイヤルストレートフラッシュポークをまずスチームコンベクションで低温調理して、最大限に甘みを引き出します。そのうえで厳選した生パン粉で包んで揚げるため、カラリとした衣にしっとりとレア感の残るお肉が飛びっきりの美味しさ。ソースではなく、スッキリとした自家製塩レモンを付けていただく新鮮な味わいにも驚かされます。豚肉だけでなく牛肉にも低温調理を施していて、レア感のある美味しさが楽しめます。南極料理人・西村淳さんとコラボした「南極料理人キーマカレー」(サラダ付き800円)、SAPPOROとろとろスペアリブ(1,100円)も人気です。
▲レアとんかつ弁当。お米は知り合いの農家が作る、東川町産ゆめぴりかを使用
ところでOBENTO29では容器やおかずの仕切り、調味料の入れ物、包装にも一切プラスチック製品を使っていないのにお気づきでしょうか。「MEAT&Ecology」を会社のスローガンに掲げ環境に配慮するとともに、食後にゴミを分別せず、すべて燃やせるゴミにできるようにと考えてのことだそう。やや高価に感じられるお弁当ですが、お肉の美味しさに加え、環境への配慮もされていることを考えれば、十分に納得いく価格だと言えるのではないでしょうか。ちなみに割り箸も「使い捨てにせず、そのまま家で使い続けています」というお客さんも多いほど、品質のよいものを使用。「せっかくの美味しいお弁当だから、割り箸もちょっといいものを使ってほしい」という思いが込められているそうです。
オーダーを受けてからの調理となるので、すぐに持ち帰りたい場合や大量注文の場合は事前に電話、FAXで予約を。予算に合わせたケータリング、オードブルの相談にも応じてもらえます。
OBENTO29
白石区本通3丁目北6-1
TEL.011-826-5129
FAX.011-827-0727
営業時間/10:00~21:00(20:45LO)
定休日/日曜日。ほかイベント参加などによる不定休あり
※Facebook、Twitterの@OBENTO29、Instagramのobento29に情報あり
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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