マンション査定はAI(自動)でできる?おすすめサイトやメリット・デメリットを解説

マンション査定はAI(自動)でできる?おすすめサイトやメリット・デメリットを解説

マンション査定を依頼するうえで「今すぐ査定価格を知りたい」「不動産会社に依頼せずにその場で査定額を知りたい」考えている人もいるのではないでしょうか。

売却の予定が決まっていない場合、不動産会社に依頼すると断る必要性が出てくるため、手間に感じる人もいるでしょう。

そこで本記事では、不動産会社に依頼することなくその場で査定価格を知れる、AIによるマンション査定について紹介します。基本的な仕組みから、メリット・デメリット、おすすめサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【2024年|最新】マンション査定サイトおすすめランキング徹底比較!

監修者紹介
宅地建物取引士
中野香菜 さん
株式会社ジョンソンホームズ

宅地建物取引士。2007年にジョンソンホームズ株式会社に入社し、初めの8年間は住宅営業として活躍。その後営業からマーケティングへとキャリアをシフト。現在に至るまでの8年間マーケティング部門での仕事に携わる。
詳しくはこちら
この記事のインタビュー協力者

名前 Mさん
職業 研究職員
物件所在地 埼玉県

※J-Nav不動産メディアでは、ユーザーの生の声をお届けするために、実際に不動産売却を経験された方に直接取材を行っています。

編集部:小原

本記事では、マンションのAI査定経験のある方にインタビューを実施しました。

インタビュー内容はこちら

AIによるマンション査定とは?仕組みを解説

マンションのAI(自動)査定とは、過去の取引データをAIに学習させて、蓄積したデータからマンションの査定価格を自動的に算出する方法です。

不動産査定の1つの方法である机上査定では、物件の面積や間取り、築年数、階数、過去の取引データから、不動産会社の担当者が査定額を算出します。この机上査定における、担当者の役割をAIが担っているのがAI査定です。

人間では覚えきれない量の取引データでもAIなら学習でき、アルゴリズムと学習した量によって査定額の精度は上がります。

マンションのAI査定を利用するメリット

マンションのAI査定を利用するメリットは次の4つです。

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

営業電話がかかってこない

AIによるマンション査定は、電話番号やメールアドレス不要でも依頼ができるため、営業電話がかかってきません。査定額だけを知りたい人でも利用しやすく、営業電話を断る手間がないのがメリットの1つです。

サイトで入力するのは、マンションの住所や部屋番号、面積、間取りといった情報だけです。メールアドレスの入力が必要な場合もありますが、抵抗を感じる人はフリーメールを利用して不要になったら削除するとよいでしょう。

マンションの相場価格を把握するため、不動産一括査定サイトなどで複数社へ査定依頼を出すと、営業電話は避けられません。そのため査定額のみ知りたい人にとって、AIによるマンション査定は便利なツールといえます。

瞬時に査定額が出る

マンション査定でAIを利用すると、依頼後すぐに査定額が出ます。インターネット経由で機械的に算出するため、24時間いつでも最新の査定額を把握可能です。

不動産会社に査定を依頼した場合は、担当が連絡を受け取ってから作業に取りかかります。早くて当日中、査定方法によっては1週間程度かかるケースもあるでしょう。査定結果の連絡手段が電話であれば、間が悪く出られないといつまでも結果がわかりません。

不動産の相場価格のデータが見られる

マンション査定でAIを採用しているサイトでは、データを蓄積しているため、査定額の推移をグラフで見ることができます。視覚化されると、マンション価格の変動を瞬時に判断でき、最適な売却タイミングを見極めが可能です。

サイトによっては、築年数による相場価格の推移など細かい分析結果もグラフで確認できます。基本的にマンションの価値は時間が経過するほど減少し続けるため、思い切った売却の決断が必要になるケースもあるでしょう。

客観的なマンション査定を受けられる

AIによるマンション査定であれば、客観的に妥当な査定額を出してくれます。人が関与する机上査定では、マンションのデータに担当の経験に基づく主観が入って査定額が算出されます。

また、顧客獲得のために、あえて高額な価格を提示するケースもあり、本当に相場にあっているか判断するのは困難です。

AIによる査定でも、アルゴリズムを構築した人の主観までは避けられませんが、一般的な机上査定と比べるとブレが少ないといえるでしょう。日を空けずにAI査定をすると、前回と似た結果になることが確認できます。

関連記事:【2024年|最新】マンション査定サイトおすすめランキング徹底比較!

マンションのAI査定を利用するデメリット

便利に見えるAIによるマンション査定ですが、次の4つのデメリットもあります。

それぞれ説明するので、デメリットを把握したうえで、AI査定を利用しましょう。

精度が低い可能性がある

AIによるマンション査定の精度は、利用するサイトによって低い可能性があります。精度はAIのアルゴリズム、蓄積されたデータの質やデータの量で決まります。次のようなケースだと、精度は低くなる可能性が高いです。

  • サービスがリリースされたばかりで学習量が他サイトより不十分
  • データに売り出し価格を使用
  • AIのアルゴリズムに問題

自動的に査定額を算出してくれても、利用者はそれが相場にあった額か判断できません。利用するサイトによって結果に差はあるため、複数社で平均をとったほうが精度は高まります。

そのため、リフォーム履歴や近所トラブルなどを含めた精度の高い査定依頼をしたい人は、不動産会社に依頼するのがおすすめです。

また、複数の不動産会社に査定依頼して、比較検討したい場合は、不動産一括査定サイトがおすすめです。机上査定で気になった会社があれば、訪問査定を依頼することで、より精度の高い査定依頼ができるでしょう。

おすすめの不動産一括査定サイトについては、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

関連記事:不動産一括査定サイトのおすすめランキング!不動産売却におすすめの人気16選を比較し選び方を紹介【2024年最新】

不動産に関する相談や質問ができない

AIによるマンション査定は、営業電話がない反面、不動産会社と直接話す機会がありません。そのため、マンションの査定や売却で気になる点があっても、相談や質問ができません。

AI査定のサイトによっては、問い合わせフォームや電話相談を受け付けているケースもあるため、相談事や不安な点がある人は利用してみるのもよいでしょう。相談には多少の手間と個人情報を知られてしまいますが、不安を抱えたままマンション売却に挑むほうがリスクです。

査定が売却にはつながらない

AI査定は匿名での利用となるため、査定が売却につながりません。仲介でマンション売却を進める場合、不動産会社とのコミュニケーションや契約書の締結が必須です。

不動産会社による机上査定を利用してれば、査定結果の連絡が来たときに契約の話まで進められますが、AIによる査定では、自身で不動産会社を選び媒介契約の依頼が必要です。

信頼できる優良な不動産会社は、次の基準で厳選できます。

  • マンションの査定額が相場にあっている
  • マンション売却の実績がある
  • レスポンスが早い
  • マンション売却に関する的確なアドバイスがある
  • 不動産会社の担当と相性があう

すでに売却を決意している場合は、担当との相性までみるためAIを使わずに査定依頼をしたほうがよいです。

関連記事:【2024年】不動産仲介の売買実績ランキングTOP10!信頼できる大手不動産会社の特徴を徹底比較

レインズの利用ができない

AI査定では、学習させるデータにレインズの情報が使えない点もデメリットです。レインズは全国の不動産会社だけが利用できるデータベースで、国土交通大臣から指定を受けた機関が運営しています。

過去の売買価格が蓄積され、机上査定の判断では利用されることの多いサイトです。レインズのデータは加工していても公開することを禁止されており、AI査定で使えなくなっています。

AI査定で使われているデータは、基本的に自社の実績です。全国規模の不動産会社でも、自社の実績だけでは分析できるデータ量に限りがあります。複数不動産会社に査定依頼して得た結果に比べると精度が低いという前提で利用してください。

関連記事:レインズは個人で閲覧はできる?利用できるケースとレインズの概要

おすすめのマンションAI査定ツール5選

AIによるマンション査定に対応しているおすすめサイトを、5つ紹介します。各社の特徴を表でまとめました。

サイト名 HowMa IESHIL(イエシル) 三井のリハウス SRE不動産 10秒でDo!
AI査定の対象物件 ・マンション
・戸建て
マンション ・マンション
マンション ・マンション
・戸建て
・土地
AI査定の対象地域 全国 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 北海道・宮城県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・岡山県・広島県・福岡県 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 全国
会員登録 必要 不要(登録で詳細まで把握可能) 必要 不要 不要
特徴 ・近隣物件の販売情報も提供
・登録物件に提携不動産会社からオファー
・約9,000万件のデータを使い査定
・部屋番号まで指定して価格の変動チェックが可能
・査定額の精度が高い
・マンションが登録されている場合に利用可能
・ソニーグループのAIを利用
・マンションの近隣情報まで紹介
・無料アプリでの利用
・10秒で査定可能
公式サイト

各サービスの詳細やおすすめの人についても紹介していきます。

HowMa

画像出典元:HowMa公式HP

HowMaがおすすめな人!
  • 近隣の相場も一緒に調べたい人
  • オンラインで完結する売却に興味がある人
  • 専門家に売却のアドバイスをしてもらいたい人

HowMaは、会員登録をしてサイト内で査定結果をチェックできるツールです。メールアドレスの入力が必要となってしまいますが、先週からどれだけ査定額が変動したかや、近隣物件の販売状況も報せてくれます。

登録物件には提携している30社の中からオファーが届きますが、全てサイト内で完結し、自身のメールや電話に直接連絡が来ることはありません。

地域限定ですが、オンライン売却にも対応しています売り出すまで直接不動産会社の担当に会わなくても手続きを進められ、HowMaによる物件確認に1度対応するだけです。東京23区と神奈川県一部エリアにあるマンションを売却予定の人は利用可能です。

実際のマンション売却中や売却後は、コンシェルジュがサポートも用意されています。査定サイトのなかではサポートが手厚く初心者の人も安心して利用できるでしょう。

運営会社 株式会社コラビット
AI査定の対象物件 ・マンション
・戸建て
AI査定の対象地域 全国
会員登録  必要

IESHIL

画像出典元:IESHIL(イエシル)公式HP

IESHILがおすすめな人!
  • 精度の高いAIのマンション査定を受けたい人
  • 首都圏マンションの相場を自身で調べたい人
  • オンラインでマンション売却の相談をしたい人

IESHIL(イエシル)でのAI査定は、ビックデータをもとにマンションの部屋ごとの価値を割り出すことが可能です。分析には売買履歴や賃貸情報から約9,000万件が使われ、精度の比較的高いAI査定であるといえます。

対象地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県のため、地域内に物件がある人は利用を検討してみてください。

会員登録など個人情報を入力することなく、住所や駅名、学区から該当マンションを探すことができ、部屋番号まで指定すると、価格の変動をグラフでチェック可能です。

IESHILではオンライン面談も開催しており、公式サイトから予約できます。1日5組限定ですが無料で利用でき、面談後のアンケートに答えると最大3,000円相当のAmazonギフト券をもらえます。

運営会社 株式会社リブセンス
AI査定の対象物件 マンション
AI査定の対象地域 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
会員登録  なし

関連記事:IESHIL(イエシル)の評判を徹底調査!実際の口コミやメリット・デメリットを紹介

三井のリハウス

画像出典元:三井のリハウス公式HP

三井のリハウスがおすすめな人
  • 実績の豊富な業者で相場価格を知りたい人
  • 最新の不動産価格を追いたい人
  • 都市部周辺にマンションを所有する人

三井のリハウスでのAI査定は、業界でトップクラスの売買実績を裏付けとして、精度の高い査定額を期待できます。価格推移の上限と下限をグラフにより簡単に確認でき、売却タイミングの見極めの参考になります。

対象地域は、2022年9月時点で18都道府県です。登録されているマンションのみ査定が可能なため、まずは公式サイトからマンション名を入力して確認してみましょう。

査定額に納得できたら、そのまま三井のリハウスでの売却を検討することもできます。累計で100万件の取扱いがあり、75%が3ヵ月以内に売却成立している実績があります。不動産仲介業者のなかでもトップクラスの実績を誇り、サポートも充実しているのが特徴です。

運営会社 三井不動産リアルティ株式会社
AI査定の対象物件 マンション
AI査定の対象地域 北海道・宮城県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・岡山県・広島県・福岡県
会員登録  必要

関連記事:三井のリハウスの不動産売却の口コミ・評判は?特徴やメリット・デメリットを紹介

SRE不動産

画像出典元:SRE不動産公式HP

SRE不動産がおすすめな人!
  • ソニーグループ開発の信頼できるAIを利用したい人
  • 似た物件の相場も知りたい人
  • 売却したいマンションのアピールポイントを増やしたい人

SRE不動産でのAI査定は、ソニーグループによるAI技術を使い、一都三県の最新相場を算出してくれます。AIによる客観的な評価も示されており、予測と直近での成約価格との誤差は5.56%と精度が高いことが特徴です。

公式サイト内では、相場のランキングが毎月更新されています。査定依頼を出さなくても間取りや築年数から、おおよその額がわかります。2022年8月の東京都のランキングでは、港区のマンションが1億円越えでした。

また査定額以外に、マンション近隣の情報も紹介してくれます。実際の売却でアピールポイントの参考となるため、少しでも高額で売却したい人は、SRE不動産のAI査定を利用するとよいでしょう。

運営会社 SREホールディングス株式会社
AI査定の対象物件 マンション
AI査定の対象地域 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
会員登録  無

関連記事:SRE不動産(旧ソニー不動産)の口コミ評判は?査定・売却サービスの特徴やメリット・デメリットを解説

10秒でDo!

 

画像出典元:HOSEDO公式HP

10秒でDo!がおすすめな人
  • スマホアプリでマンション査定をしたい人
  • 最寄りの不動産会社を探したい人
  • 買取価格も合わせて知りたい人

10秒でDo!は、不動産ポータルサイトのHOUSEDOが提供している、無料の査定アプリです。

利用には名前やメールアドレス、電話番号の入力が必要となっているため、匿名査定を希望する人には向いていないものの、情報を入力することで、売却や買取の相場を調べられます。結果は3件まで保存でき、そのまま詳しい査定の依頼も可能です。

iOSとAndroidの両方に対応しているため、利用したい人はそれぞれのストアからダウンロードしてみるとよいでしょう。Web上でもお試し版として利用することは可能です。

HOUSEDO自体は、全国に店舗を構え不動産売買をサポートしてくれます。販売方法は、情報完全公開型と限定公開型が用意されており、限定公開型であれば、広告は出さずひっそりとマンションを売却できます。

マンションの現金化を急いでいる人向けに、買取やリースバックも可能です。気になる人は最寄りの店舗で相談してみてください。

運営会社 株式会社And Doホールディングス
AI査定の対象物件 ・マンション
・戸建て
・土地
AI査定の対象地域 全国
会員登録  無(お客様情報の入力は必須)

マンション査定におけるAIの使い方

ここまでマンション査定でAIを利用するメリット・デメリットや、おすすめサイトを紹介してきましたが、実際に査定依頼をする場合はどのような流れになるのでしょうか。手順は次の2つのステップです。

  1. 公式サイトにアクセスし情報を入力
  2. 査定結果のチェック

2つの手順について詳しく解説します。

1:公式サイトにアクセスして情報の入力

所有する物件の種別やエリアが対応していることを確認したら、各公式サイトにアクセスして、専用フォームで次の情報を入力します。

  • マンション名or住所
  • 専有面積
  • 間取り
  • 所在階
  • 総階数
  • 方角

専有面積に関してはおおよその数字でも、査定は可能です。会員登録が必要な場合は、追加で名前やメールアドレスの入力が必要となります。

2:査定結果のチェック

査定依頼が完了したら、すぐに結果が表示されます。あくまで推定のため数十万円の幅があり、マンション全体で劣化や傷が目立つ場合は、さらに売却価格は下がる可能性があります。

利用するサイトによっては、毎週の価格更新や物件周辺の情報も知らせてくれます。どのサイトも無料で利用できるため、どれがよいか迷った人は一通り試してみるとよいでしょう。査定額を比較するとさらに相場の精度は高まり、売却に役立つ情報も集まります。

AIでマンション査定利用の注意点

マンション査定でAIは、結果がすぐにわかり便利なサービスですが、注意点も複数あります。今後の売却に確実に活かすためにも、あらかじめ押さえておきましょう。

ニーズを想定した価格を反映していない

どれだけ優秀なAIが採用されていても、ニーズまで想定された査定額とはなりません。AIが学習に利用するデータは、過去の実績や現在の売り出し価格です。つまり、特定の物件の値上がりが予想されていても、データがなければ査定額に反映されないということです。

今後、ニーズまで想定したAIが登場する可能性はありますが、2022年時点では難しいのが現状です。ニーズまで想定した査定額は早く知りたい場合は、一手間かかりますが不動産会社による机上査定を利用するとよいでしょう。

以下の記事では、おすすめのマンション査定サイトを紹介しているので参考にしてください。

関連記事:マンション査定サイトおすすめランキング12選を徹底比較!サイトの選び方や注意点も紹介

地域によっては対応していない

AIによるマンション査定は、サイトやツールによって対象地域が決まっています。さらに登録されている物件しか対応していないケースもあり、一般的な査定に比べ利用できる人は限定的です。

首都圏や人口の多い地域であれば、利用できる可能性は高いですが、いつくか試してみて査定できない人は、机上査定を依頼したほうが、早いケースもあるでしょう。

マンションの現状は反映されない

マンションは現状で傷みが激しくとも、AIによる査定では入力する項目がないため、査定額に反映されません。実際に売却するときは、査定額より減額される可能性が高いと想定しておきましょう。

マンションの現状を反映した査定をしてほしい人は、不動産会社に訪問査定を依頼する必要があります。担当がマンションの状態を目視して、机上査定で使ったデータとあわせて査定をしてくれます。

日程調整や訪問査定の実施を考慮すると、お問い合わせしてから結果が出るまでに1週間以上かかる可能性が高い点も覚えておきましょう。

関連記事:マンション売却について相談したい!悩み別に8つの相談先を紹介

関連記事:マンション売却で失敗をしない!8つの事例と対策を徹底解説

【マンションのAI査定経験者にインタビュー】

マイページに仮登録するためにどのような情報を入力しましたか?

  • Mさん
    マンション名を記載した際に、今の住居番号までプルダウン形式で選択するのが、すごくわかりやすかったです。迷った点も特にありません。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    そうなんですね。マイページの仮登録をしてから、査定価格を知るまでの流れを具体的に教えてください。
  • Mさん
    仮登録をして、マンションの詳細な情報等を記入した後、すぐに査定価格が出てきました。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    AIの査定結果の価格を教えてください。
  • Mさん
    査定価格は4818万~5300万円、月額は16万~18万円でした。また、マイページからログインして見られる認識で相違ございません。
  • 査定価格に対する納得度はいかがでしょうか?

  • Mさん
    元々考えていた査定価格が5000万前後だったので、申し分ございません。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    マイページでの画面では、査定結果以外にも見れるページがありますか?
  • Mさん
    マイページでは、査定価格、マンション名、所在地、最寄り駅、間取り、専有面積、築年等が記載されています。
  • 住友不動産販売のAI査定を利用してみてよかった点・悪かった点を教えてください。

  • Mさん
    良かった点は、実際のリアルな査定価格を、すぐに反映された点です。購入後から今の段階でどの程度動いているか気に合っていたのでちょうどよかったです。 悪い点は、特にないのですが、しいて言うなら、価格の推移が示されているグラフをもう少し年代を広く見たいなと感じました。その方が、全体の動きが見れて売るタイミングの判断もしやすいです。
  • J-Nav不動産メディア編集部
    実際に住友不動産販売のAI査定を利用してみて、 今後の利用者にどのようなアドバイスができますか?
  • Mさん
    簡単かつ価格推移まですぐにみられるので、かなりオススメです。
  • まとめ

    AIによるマンション査定は、手軽に素早く相場価格が知れる便利なサービスです。物件の専有面積や間取りなど必須項目を入力するだけで、24時間いつでも最新の査定額がわかります。何度利用しても無料で、営業電話もかかっていきません。

    サイトやツールによって精度や対象地域は変わり、売却に進むには改めて不動産会社への連絡が必要というデメリットはありますが、瞬時に査定額だけを知りたい人には非常に便利なサービスです。

    本記事で紹介したデメリットや注意点も理解したうえで、ぜひAI査定を利用してみてください。

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